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いろうたの小説「あっとほーむ~幸せに続く道~」

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2022年10月連載開始の小説「あっとほーむ~幸せに続く道~」をまとめたマガジンです。友人公認とは言え、彼らの娘との結婚に「イエス」というべきか? それ以前に、彼女を幸せにするこ…
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#年の差恋愛

【一気読み・長編小説】 「あっとほーむ ~幸せに続く道~」第一部・第二部

これまで投稿した「あっとほーむ~幸せに続く道~」の第一部・第二部を再編したものです。大幅…

【連載小説】第二部 #11「あっとほーむ ~幸せに続く道~」想いの伝え方、それぞれ…

前回のお話(#10)はこちら <めぐ> 十一 「……何だか二人きりでこうしていると、ずぅー…

【連載小説】第二部 #10「あっとほーむ ~幸せに続く道~」叶えたい願いと譲れない…

前回のお話(#9)はこちら <翼> 十  めぐちゃんの誕生日ケーキで当たりくじを引いた時…

【連載小説】第二部 #9「あっとほーむ ~幸せに続く道~」それぞれの想い、重なる

前回のお話(#8)はこちら <悠斗> 九  結局、当初の予定より二日遅れで家路についた。…

【連載小説】第二部 #8「あっとほーむ ~幸せに続く道~」めぐの決断

前回のお話(#7)はこちら <めぐ> 八  アルバイト先から帰るのが遅くなってしまったが…

【連載小説】第二部 #7「あっとほーむ ~幸せに続く道~」それぞれの愛を語る女たち

前回のお話(#6)はこちら <めぐ> 七 「まさか、あの『野上センパイ』にこんなかわいい…

【連載小説】第二部 #5「あっとほーむ ~幸せに続く道~」自分探しの旅

前回のお話(#4)はこちら <悠斗> 五  めぐが突然アルバイトを始めると言い出した。一度決めたら意志を曲げないめぐ。まずは近所の小さな食堂で短期間雇ってもらい、社会勉強を兼ねて料理の修業をするのだという。 「わたし、もっともっと二人の役に立ちたい。そのためにも自分を成長させたいの」  このままでは三人暮らしも破綻する。めぐもそれに気づいたからこそのアルバイトなのだろう。  前向きなめぐの言葉を受けて、おれも何か行動を起こさなければという気持ちになる。この、穏やかだ

【連載小説】第二部 #4「あっとほーむ ~幸せに続く道~」幸せの弊害

前回のお話(#3)はこちら <めぐ> 四  夏休みの間は二人のために料理をすると決めた。…

【連載小説】第二部 #3「あっとほーむ ~幸せに続く道~」真夏の夜の夢

前回のお話(#2)はこちら <翼> 三  俺と目を合わせた悠斗は「困った子だよな」と言い…

【連載小説】第二部 #2「あっとほーむ ~幸せに続く道~」三人暮らしのはじまり

前回のお話(#1)はこちら <悠斗> 二  一度は保留になった三人暮らし。だけどあの時と…

【連載小説】第二部 #1「あっとほーむ ~幸せに続く道~」恋心、再び

「あっとほーむ ~幸せに続く道~」第二部、スタートです! 物語は第一部から一年半が経過し…

【第一部・完結】「あっとほーむ ~幸せに続く道~」

第一部が完結したので、通しで読めるようまとめました。連載中の作品を見直し、加筆修正してい…

【連載小説】#15「あっとほーむ ~幸せに続く道~」大人の男の、長い長い夜

前回のお話(#14)はこちら 十五1  翌朝目覚めてみると、隣にはまだ悠斗がいた。どうりで…

【連載小説】#14「あっとほーむ ~幸せに続く道~」優しいキス~彼氏編~

前回のお話(#13)はこちら 十四   上目遣いで見つめられて断れる俺たちではなかった。 「それはいいけど、どっちが先って話になると争いが起きるぜ? めぐはそこまで考えてるのか?」  悠斗が指摘すると、めぐちゃんは「いい方法があるよ」と言って立ち上がった。そして、さっき空けたチョコの小箱に掛けてあったリボンを持ってくるなり四等分にし、二本に「♡」、もう二本に「☆」を描いた。 「同じマークを引いた人同士がハグするの。くじなら、私が指名するよりずっと公平でしょ?」 「