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暇で、暇すぎて、暇。

暇だ。学校も、部活も休み。何もない生活。

タイトルだけでも、
「暇」という字のゲシュタルト崩壊を起こしそうだが、実際にそうだ。お腹いっぱい。

私はこの18年間、かなり忙しい生活を送ってきた。
子供の頃から、学校が終わったら、帰ってピアノ漬け、土日にはボーイスカウトをやって。
高校では吹奏楽の強豪校に入り、プライベートなどないに等しい生活を送ってきた。

特に高校での3年間は一瞬で、苦しくて苦しくて、でも楽しかった。誰でも限界を超えて忙しくなると、思考能力が低下して、脳が休もうと必死になるんだと言うことを知った。

その生活を自慢したいわけでは決してない。
自分で選んだ忙しい日常だった。
しかし、私は小さい頃からぼーっと何かについて考えたり文章にするのが好きだったので、
「自分がもっと暇だったら、たくさん色々なこと考えられるのになー」とどこかいつも思っていた。

そんな日常の終わりは、突然やってきた。

日本でもコロナウイルスが流行して、全国の学校が休校に。幸いにも、卒業式は短縮して行うことになったが、卒業式までの最後の授業もなし。
いくら強豪校とは言え部活もできないので、私達は急に部活も卒業、と言うことになった。

昨日まで1日のすべてを学校生活に費やし、少しの時間でも!と、必死にものを考える時間を作ろうと足掻いていた日々が急に無くなった。
やろうと思えば、24時間なにかを表現する時間にあてられるし、映画を見続けることも、本を読み続けることもできる。

混乱した。

もしかしたら、日本には私のような人も多いかもしれない。

そこで、とりあえず私はnoteで文章を書く練習をすることにした。
将来は文を書く仕事をしたいな、なんて漠然と思っていたんだけど、練習をしないと上手くならないのは当然だし、何より何もしなくて実現できるわけがない。

これについては、まだまだ修行中である。
noteを書いているライターさんたちが、みんなカッコよくて大人でエモい。
私も心にじーんとくるような、読後感爽快な文を書けるようになりたい。頑張る。

あと、暇になって変わったことと言えば、ラジオにメールを送る頻度が鬼のように上がった。

ラジオでは、パーソナリティが面白いなと思ったメールを送った人にステッカーなどのグッズをプレゼントする、と言う制度がある。

送りまくって分かった事は、「数撃ちゃ当たる」と言う言葉は本当だと言うことだ。学校がなくなってからの2週間でもう2つのグッズを手に入れている。
まあ、1つのメールにかける時間が増えたというのもあるが。

私が、ラジオが好きすぎる件については、また追ってお話しようと思う。

兎にも角にも、私は暇になって新しいことをやりまくっていると言うことだ。
色んな事をやって、経験して、表現しまくって、この休みを日本一有意義に使っている学生になろう。

あー。すぐ色んな事を詰め込もうとするのは、完全に私の癖みたいだ。笑

おわり

2020.03.07 鴨戸はる

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