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【パパ道】自己肯定感

週末はなるべく今7歳の娘と遊ぶようにしている。

小学校2年生になったばかりなので
だんだんパパは要らなくなっていくだろうことを
寂しくも嬉しくも観ている。

昨日は新しく買った自転車で一緒に海沿いの森林公園へ行った。
海岸沿いに続く松の通りは芸術で、それだけで癒される。
その松の木が風の影響を受けて海岸線とは逆の方向に曲がっているのだが、
「あれ、なんで曲がってるんだろうね?」と訊くと
「何かを支えているんじゃない?」と娘が答える。

今日は一緒にダンボールで列車型の家を作り、
どでかい私は絶対に入るはずもない入り口から
するするっと身体を忍ばせていく。
気づいたら捨てるつもりで集めておいたゴミたちが
一つの基地というか作品になっていた。
マーブルチョコの丸い入れ物が目に変身。
ストローのぐねぐね曲がるところを二つ集めて列車の鼻に。
別に正解もないのでただ思いっきり作らせてみる。

子供の発想は止まらないが、
娘と遊ぶ際、私が決めている3段階がある。

1.一回受け入れる
2.肯定する
3.教えてもらう

1.一回受け入れる

やはり人は自分の存在を認めてくれる人に心を許す。
一回目で否定されると、次に話しかけるときに「勇気要」というチケットを握りしめて話しかけないといけなくなってしまう。
これはもったいない。
また、目の前で話しているのに遠くを観ている人には違和感があるし、
目の前で話しかけているのに携帯を観ている人には話は続けられない。

なので、一回受け入れる=あなたの存在を認めていますというメッセージは送るようにしている。
とはいえ完璧ではないので
「ちょっと~聴いてんの!パパ!」と言われることもよくあるw
(これが現実)

2.肯定する

パパというのは娘が話しかけてくれて何か発言してくれるだけで嬉しいものなので否定してそのチャンスを失うのはもったいない、という私の考え。
「すごいね」「よく考え付いたね」「え、誰も思いつかなくない?」「やばっ、新発見だ」・・・バリエーションはまあまあ豊富に持っているw
そして、私の頭で理解できなければ一回「新しいなぁ~」と返答しておくと、娘の世界は尊重していることになるので言われた本人も悪い気はしていなさそう。

慣れてくると大体の思考回路は観えてくるが、YouTubeやTVのCMから新たな音や言葉を仕入れてくるので、私の域を超えてくるときがあるのでそこは勉強中。。悔しいところ。

3.質問する

限られた経験の限られた思考回路しか持たない私が
柔軟な娘の発想に既存の色をつけたくないので、
なるべくなぜそう思ったのかは訊くようにしている。
私は純度の高いイメージが欲しい欲張り人間なので
当人がイデアを語る姿と一緒に内容を聴きたい派。

「えっ、なんでそう思ったの?教えて教えて」

7歳と言えども今ある自分のボキャブラリーを使って
一所懸命に伝えてくれる。

なんでの質問には、
相手を責める「なんで?」不思議がる「なんで?」の二種類があるが、
ここは必ず後者で。

でないと純度が落ちる。

娘の人生なので私は支えることしかできないが、
自己肯定感の生まれる環境づくりには徹したいなと思っている。
※パパとは真逆で自己否定型なのでw

これから紆余曲折あろう人生、できる限りのびのび育って欲しいと思う。

あの松の木のようにいろんな影響は受けようとも。。

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