散文【おむすびの具】90文字


君とは疎遠になっていたね。

流行病で弱っていたぼくに、娘が買ってきてくれたおむすび屋の梅干しおにぎり。

やっぱり君は違う。

こんな時でもおいしい。

君を超えるおむすびの具は存在しないよ。

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