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[黄金レシピ]人間用の餌を作る方法


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健康を目指そうとすると、自然と食材が限られてくる。多様な野菜と脂身の少ない肉・新鮮な魚を中心に採用し、ジャンキーな調味料や食材を省く必要がある。こうした「あっさりとした」食材を用いて美味しい料理を作るのは極めて難易度が高い。人間は油や甘みに対する感度が高いので、少ない食材で美味しさを演出するには、低温調理やスパイスといった手のかかる工夫が必要となるのだ。健康と満足感は手に入るが、多くの時間を失い、日々の調理には常にストレスが伴うことになるだろう。
このようなデメリットに気づいた際には、発想を転換すべきだ。そもそも食事の満足感と健康度を両立させる必要はない。日々の食事は大量の野菜と肉を良質なオリーブオイルで炒めて、プラス糖質として白米や芋をテキトー摂取しておく。そして、週に一、二回美味しい料理を食べに外食でもすればよいのだ。

失われたQOLを求めて〜現代生活の劣化対策講座〜

 上記の記事にもある通り、日々の食生活における最適解は存在する。

が、大抵の現代人は食事に大して無関心で、嗜好の赴くままにただ食材を食らっているのが現状だ。忙しい現代人には日頃の食を省みる時間もない!というわけではなく、これは現代社会が抱える様々なバグの一つである。

本来、人間の脳はとても優秀で、大抵の問題は無意識のうちに解決してくれるのだが、食事となると途端にポンコツ化する。というのも、「美味しい」という概念は、人間が生きるためにカロリーを探し求めていた時代に役立っていたもので、現代のような糖質や油がそこかしこに溢れている時代では完全に機能不全に陥っているのだ。今では簡単にカロリー源が手に入るので、感情の赴くままに食事をしているとぶくぶくと肥満や炎症が進行する。

そこでこれより、本記事では、「万人のための人間の餌」として健康的な食事のレシピを提供し、食生活の改善案を提供する。

このレシピさえ守っていれば、本来享受すべき食の恩恵に預かることができるだろう。


黄金レシピ-食材選び

レシピと言うと、”いかに美味しく調理するか”という部分に注目しがちだが、全くのナンセンスだ。戦いは、食材選びから始まっている。今回選定した食材は以下の通りだ。

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それぞれ解説していく。

・白米

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言わずとしれた日本人の心。重要な糖質源。野菜や油からカロリーを摂取するのは意外と難しいため、カロリー源として採用した。最近の健康法では、「白米やパンのような白い食べ物より、玄米や全粒粉パンのような茶色の食べ物がいい」みたいな話があるが、これは暴論だ。そもそも玄米は消化が悪いため胃腸に負荷がかかりやすく、また大して栄養価が高いわけでもない。白米も食べすぎるのは良くないが、適切に制限していればなんの問題もなし。

・鶏むね肉(皮なし)

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タンパク質源として選定。タンパク質は肉や魚やその他の食べ物にも多く含まれているが、やはりなんといっても鶏むねこそが王様。グラムあたりに含まれるタンパク質量が段違い。革を剥げば無駄な脂質の摂取も抑えられるので、so good

・卵

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卵は最強の食材。タンパク質含有量も良好で、その他の栄養素も兼ね備えた完全栄養食の一つ。これはなにがなんでも、絶対に!料理に入れよう。

・ブロッコリー

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あまり知られてないが、ブロッコリーは野菜の王様。栄養素が高いのはもちろん、注目すべきは「ファイトケミカル」の多さ。簡単に言えば、ファイトケミカルとは抗酸化作用、つまりアンチエイジング効果を持つ物質。とにかく「ブロッコリーは最強」。

・ほうれん草

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野菜界のクイーン。ほうれん草もブロッコリーと同じような機能を持つが、今回のレシピで不足しがちな鉄分を補ってくれている。その他栄養価も高く、ブロッコリー並ぶスーパーフード。

・人参

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彩りの意味も込めての選定。βカロテンの含有量が多く、顔色が良くなる。顔色の改善でより魅力度が上がって、モテるかも?みたいな研究もあるらしい。(R)

・キャベツ

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とにかくコスパが良いし、一日の野菜摂取量を底上げしてくれる食材。キャベツが善玉菌が豊富なので、腸や微生物にかなり良い影響を与えるはず。

・納豆

これも同じく腸内環境の観点から、レシピに挿入。発酵食品は正義。

・ナッツ

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パック分けになっていて食べやすい。ナッツってのはおもいのほかすごい食材で、様々な病気のリスクをさげるのに役立つらしい。小腹がすいたときに一日一パックくらい食べておくと良いだろう。

・ブルーベリー

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なんでもブルーベリーは最強のフルーツらしく、抗炎症作用やアンチエイジング効果が高いとのこと。味気ない健康食にフルーツは必須。

・オリーブオイル

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僕が買ってるのはいつもこれ。ドレッシングとしてサラダにかけてもよし。調理に使ってもよし。

・スパイス

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スパイスは調味料としてかなり優秀で、マヨネーズやソースなんか目じゃない。特に肉と一緒につかえばタンパク質の酸化を防止してくれる。このS&Bのカレー粉はコスパも良いので一つ持ってると料理が捗る。

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とまぁ、食材選びに関してはこんなところだ。これは自分用にカスタマイズしたものなので、このレシピをベースに個人個人で最適な組み合わせを模索してほしい。

ちなみに一日の分量はこんな感じ↓

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体重や体脂肪率で必要な量は変わるが、基本的に炭水化物を白米で調整、タンパク質をむね肉で調整、脂質をオリーブオイルで調整してカスタマイズすれば良いので、野菜の分量などはこのままでokのはず。

黄金レシピ-調理方法

ここまできたら調理法にもこだわりたい。日々の生活に馴染むよう時短することはもちろん、いろいろな手間を省きまくる。

step1:鶏むね肉の低温調理ーーーーーーーーーー

まず、鶏むね肉と塩・スパイス等の調味料をこいつにぶちこむ

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そして、低温調理器に稼働。放置。終わり。

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step2:野菜をチンーーーーーーーーーー

残りの野菜を適当に一口サイズにテキトーに切ってこいつにぶちこむ

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700Wで6~7分くらいでしっかり蒸されたしんなり野菜の完成。

step3:もりつけーーーーーーーーーー

できた野菜をタッパーに入れ、鶏肉ができ次第スライスしてトッピング。

たったこれだけで完成。手間を削ぎ落とした料理ならぬ工業製品。餌なのだから、情緒を挟む必要などない。

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見栄えが悪いのは重々承知。優先すべきは健康と時短。これぞ漢の料理。

おそらくこれだけでは味気ないだろうから、これにオリーブオイルや塩をお好みでかけると良い。温かいごはんと合わせれば思ったより食べごたえはあるはずだ。

おわりに

おそらく今回紹介したレシピをいきなり実生活に加えるのはかなりの苦痛が伴う。昼食にだけ導入するか、一週間に食べる回数を徐々に増やしていくかして漸進的に導入してほしい。

最終的には、週6日健康的な食事を続け、一日だけ好きなものを好きなだけ食べるというのが理想的だが、まぁ、好みに合わせて調整してほしい。

最後に一つだけ注意点だが、鶏むね肉の低温調理はネットの情報や説明書をよく読んで注意深く行ってほしい。しっかり火が通ってないと、僕のようにカンピロバクター食中毒でしばらく寝込むことになる。

では。

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