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可愛い可愛いオノマトペ

オノマトペをご存知だろうか。
「ふわふわ」や「もちもち」、「トゲトゲ」「うるうる」のように、色んな動きや状態を音で表したものだ。


このオノマトペ、あわよくばペットにしたいくらい可愛い。


入社して間もない頃、練習がてらにキャッチコピーを考えた。
なんの知識もないペーペーの私は、「語感が好きだから」という理由でオノマトペを用いることにした。

書き上げたキャッチコピーは会社のゴミ箱に貼り付ける予定だったので、「メラメラ、火曜日、金曜日。」というように、ゴミの種類をオノマトペで表現して(ここでは燃えるゴミ)、後ろにゴミの日を書いた。

完成して、気付く。
「オノマトペって可愛いかもしれない」

調べてみると、オノマトペは本来子どもが使う言葉らしい(日本が特殊なのだとか)。どうりで可愛いわけだ。
さらに、それは時代とともに増えたり減ったり、無常のものなのだそう。

ということは、自分でオノマトペを作ってもいいんじゃないか。
そう思って、早速、友達のオノマトペを考えてみた。

お話が上手で流行に敏感なMちゃんは「ターデターデ」
リスのように小柄でしっかり者のYちゃんは「さんととっ」
世渡り上手なTくんは「ロウロウ」だ。

私のオノマトペも考えてもらった。
Mちゃんは「ミョイン」
Yちゃんは「ポヌス」
Tくんは「テヤッ」だと教えてくれた。

私一人取っても、それぞれ表現の仕方が全然違くて、面白い。怒られている時に「聞いてんのか、ポヌス!」と言われたとしても、何にも怖くなくなってしまう。
こうして日常に今よりもたくさんオノマトペを浸透させていけば、世界はもっと丸くなるに違いない。
オノマトペは可愛いくて、可愛いは世界を救うから。

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