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自分を罵倒する効果について話したい

自称・プロ自分探シストのぼくが、最近発見したライフハック(?)をご紹介したい。

毎日5秒に1回「自分を変えたい」「行動しなきゃ」と自分に言い聞かせ、それが数年続くとさすがに自分にうんざりしてくる。
こんな経験はないだろうか?
プロ自分探シストあるあるである。

それがイライラになって、無意識に周りの人たちが自分を責めているような感覚におちいる。
こうなると最悪の場合鬱になり、どんどん悪循環が続いてしまう。

こうならないために、状況をなんとか打開しなければならない。
ではどうするか。

そこでご紹介したいのが、「自分を罵倒する」である。

自分を罵倒する


たぶん自分探シストの皆さんは、自分を罵倒したことがあると思う。
ただ、状況は変わらなかっただろう。

できれば、罵倒して自分に刺激を与えた結果、行動につなげていきたい。
そのためにはもっと効果的に自分を罵倒しなければならない。

まず大前提として、前向きに罵倒しなければならない。
否定ばかりだとさすがに何も前進しない。
叱咤激励に近いが、限界まで自分をディスって鼓舞するので、あえて罵倒という強い言葉を選んだ。

そしてその上で、その罵倒を声に出す。

頭の中で『お前全然行動してねぇな!』などと罵っても、たぶん効果は薄い。きちんと声に出すことがコツだ。

家で声を出しづらいときは、家族が寝た後でウィスパーボイス(ただし語気は荒く)で。場所がないときはカラオケボックスでもどこでもいい。
とにかく声に出す。罵倒の言葉をしっかり自分に浴びせる。

ぼくの罵倒一部始終


例えば、こんな感じだ。
裏のぼくの言葉遣いがちょっと荒いため、裏のぼくを🍓、表のぼくを🍈と表記して和らげてみた。

🍓『おい、お前さぁ。いつになったらビジネス立ち上げんの?
ずっと仕事中も考えてんじゃん。いい加減にしねぇと本業のメンバーにも迷惑かかるぞ?』


🍈「考えてんだけど、もっといい方法とかいいビジネスがあるかもって思って、まだ決められてないんだよ」

🍓『お前、ずっとそんなんばっかじゃん。
何年経ってんだよ。考えてる考えてるってさ、考えることなんか誰だってできんだよ。考えてたって状況何も変わらねぇよ?
しかもお前家族もいるんだから、いつまでもダラダラ考えてんじゃねぇよ。飯食わさなきゃいけねぇんだろ?
いい加減覚悟決めてアクション起こせよ!』


🍈「分かってるって。でも決めて行動した結果、お金無駄になるの嫌じゃん?家族にも迷惑かけられないし。そりゃ真剣になるよ。」

🍓『ダラダラ考えて無収入でいられる方が迷惑だよ!
お前には時間的にそんなに余裕ないんだからもっと焦ろよ!
自分が社会に貢献できそうなことを片っ端から考えてどんどん世に出してみるんだよ!
やってみなきゃ分かんねぇだろ!?』

🍈「まぁね…」

🍓『まぁね…って(笑)なんでやらねぇんだよ、アホか!』

🍈「今自分が”できそうなこと”が本当に自分が”やりたいこと”なのか分かんないし、”やりたいこと”考える時間がほしいから”できそうなこと”をやってる暇がないっていうか…」

🍓『いやいや、お前ずっと何年も”やりたいこと”探してきて見つかってないんだろ?
その間自分に”できそうなこと”で救えた人や会社がどれだけあると思う?
アホみたいにダラダラ考えてた時間や頭のリソースをもっと本業に割けてたら、もっとお金もらえてたかもしれねぇだろ?
もっと感謝してもらえてたかもしれねぇだろ?
もうお前はずっと迷惑かけてんだよ。自覚あんのか?』

🍈「それも分かってるって。いい加減腹くくってチャレンジしないとダメだってことは分かってるんだけど、失敗して家族に迷惑もかけられない。」

🍓『そもそもさ、失敗したところで家族に迷惑かかんのか?
ただお前が落ち込んで終わりだろ?言い訳にしてねぇか?
チャレンジできないのを家族のせいにしてんだろ?最悪だなお前』

🍈「確かに、家族がいるからってのは都合のいい言い訳かもしれない」

🍓『その家族だってさ、長女はもう小学校に行って立派に勉強頑張ってるぜ?
勉強だけじゃねぇ。しっかり生活指導もしてもらって立ち振る舞いも立派になったもんだ。
自分の成長が嬉しくて、家に帰ったらいつもお前に教えてくれるだろ?あんな活き活きした娘を見て何とも思わねぇのか!?
次女も三女も、同い年の子と一緒に習い事頑張ってるだろ?
楽しかったことを絵に描いてお前に話してくれるだろ?
必死に前に進んでるんだよ。子どもが頑張ってんだ。お前はずっと悩み続けて一歩も動かねぇのか?
考えてることに酔いしれて満足してんじゃねぇよ!!
お前が変わらねぇと。変わって活き活きした人生歩んでるところを家族に、子どもに示せよ!
いつまで悩んで不機嫌でいるつもりなんだよ。迷惑なんだよ!!』

🍈「そうだよなぁ。こうやって悩んでても誰もいい思いはしないし、こんな姿を子どもに見せ続けるわけにもいかないよなぁ。腹くくってチャレンジして、失敗しても前に前に進む様を見せないとな」

🍓『チャレンジするのは当たり前。チャレンジした結果自分が納得する人生をつかみ取って、人生を楽しんでいる様を子どもに見せる。
そこがゴールなんだよ!!
そうしないとお前の子どもたちは、生きることが楽しいって心から思えなくなっちまう。お前が示すんだよ!!』

裏の自分が答えを知っているのかもしれない


実際はこの3倍くらい、強く自分を罵倒する。
強ければ強いほど効果的だ。
こうやって書いていても自分が奮い立っているのが分かる。

「声に出す」のがコツと言ったが、noterの皆さんはnoteに書きなぐっていくのも良いかもしれない。
自分と裏の自分が会話している様子を思うがまま書く。

たぶん、裏の自分が思ったよりも良いアドバイスをくれることに気づくと思う(笑)
これはつまり、もう自分の中に答えがある可能性が高いのだ。
それを心のどこかでブロックしている。メンタルブロックしているだけなのかもしれない。そのことに気づけるだけでも効果は大きいと思う。

この「自分を罵倒する」方法、就活・転職活動中の人にもおススメしたい。

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