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わたし的、我が家の猫さんのためのフード考察。


本日の記事は、今現在猫を飼っている方や
これから猫を飼う(飼いたい)方にとっては
多少なりとも参考にしていただける
記事になる"かも"しれませんが、
そうでない方にとっては、
かなり長い上に何のことかさっぱりだ!
という記事になるかもしれないことを
事前に記載しておきます。笑

結構頑張って書きましたので、
ほんの少しでも参考になりますように。


まずはじめに


今回の我が家の猫さんのための
キャットフード考察は、ドライフード、
いわるゆカリカリに限定した内容になっています。

今年の4月下旬に7歳になったうちの猫さん。

大手のフードは基本1〜6歳が成猫、
7歳〜シニア、という設定が多い。
その後はさらに細かく分かれて
11歳〜14歳〜、最近では18歳〜なども。
(ドイツなどは1〜7歳が成猫、8歳〜シニア)

うちの猫さんのドライフードはこれまで
サイエンスダイエットの減量サポートと
アダルトライトをメインにしていました。
(ローテーションや味変要員に時々他のフードも)
減量サポートは年齢制限なし、
アダルトライトは1〜6歳までです。

これまでメインにしていた2種類。


ということで、アダルトライトは
サイエンスダイエットの場合だと
シニアライトという7歳〜用の
フードに切り替わる仕組みになっているので、
これを機にこのアダルトライト枠を、
全く別のフードに変えてみよう!
と去年からずっと考えていました。

そこで、うちの猫さんには
どんなものが合いそうだろうか…と
数ヶ月かけて色々調べたり勉強していました。

そんなわけで本日は、
わたし的、うちの猫さんのためのフード考察と
いくつかのフードを試した結果、
今回新しくレギュラーに選んだ
フードなどを紹介したいと思います。


あくまでわたし個人的な意見ですので、
その点を踏まえた上で読んでくださいね。


基本的なこと


わたしが猫さんのフードとして
「絶対に選ばないもの」の条件は一応あります。
厳しい条件というわけではないですが。
ひとつは着色料が使われていないこと、
それからBHTやBHAなどが使われていないこと、
です。
BHTやBHAなどは発がん性があると
言われている酸化防止剤ですが、
(安全だと書かれていたりもしますが)
個人的には他の酸化防止剤が使われているものが
良いかなと思っています。

プラス、うちの猫さんは太りやすい体質なので
脂質が高すぎるフード、なども避けています。

グレインフリーのフードについて


それからよく目にするようになった
フードと言えば「グレインフリー」ですが…

わたしはグレインフリーにはこだわっていなくて
個人的には穀物アレルギーのある子でない限り
グレインフリーのフードをあげる必要性は
全く感じていませんし、
グレインフリーのフードは脂質や
タンパク質などが高すぎることが多く、
タンパク質を分解する腎臓や肝臓に
負担が大きくかかるという話もよく目にします。

猫は歳をとると腎臓肝臓の病気になる子が多いので
負担になる可能性を考えると
どうなのかなと思ったりもして、
グレインフリーのフードが
犬や猫にとって良いものかどうかは、
少し疑問が残るなと個人的には思いました。

なので、穀物にアレルギーがある場合を除き
穀物を含むフードで良いかなというのが
わたしの今現在の結論です。

飼い主的な特殊条件


もうひとつ今回は我が家特有の条件というか
飼い主的こうであればいいなという条件に、
「400g以下の小袋があるもの」
または大袋の中で小分けになっているもの。
という条件がありました。

我が家はこれまでもいくつかのご飯を
ローテーションしているのですが、
まだ引き続きうちの猫さんの
レギュラーフードとして使用する
サイエンスダイエットのフードが
1.25kgの大袋しかないため、
(シニアライトに変更した場合は1.4kg〜に)

アルミの遮光袋と脱酸素剤を購入して、
2週間分ずつの小分けにし、食べ終わるまで
鮮度を保てるように工夫して保管しているので、
合わせて使う他のフードは絶対に
400g以下の小袋が良かったのです。

フード選び


とまあ色んなことや条件を考えつつ、
わたしの考える、うちの猫さんのための
フードはどんなものがいいかと何週間も何ヶ月も
成分表などと睨めっこして絞り込み、
先日から試していたところであります。

最終的に候補として選んだものは、
ドイツ産3種類、国産2種類、になりました。

その後最有力候補として残したのは合計3つですが、
そのうち2種類をレギュラーフードに、
残りの1つは飽き防止の味変用サブ要員として
選びました。

ちなみに今回選んだものは
全てドイツ産になりました。


却下した理由など


国産の2種類を却下した理由に
少しだけ触れておこうと思います。

まずひとつ目のものは、マグネシウムなどの
一部の大切な成分量が非公開だったこと。
公開されている情報は多ければ多いほど
安心材料になります。

もうひとつのものは、グレインフリーのもので
うちの猫さんには脂質などが少し高すぎたことと
わたしがグレインフリーにこだわらないため、
というのが主な却下理由になっています。

ちなみに脂質が高めで却下したのは
メディファスのグレインフリーの
チキン&フィッシュ味なのですが、
価格もかなりお手頃で買いやすく、
穀物アレルギーがある子などの場合は
良いフードではないかな、とも思いますし、
痩せ型で太りにくい体質の子が、
穀物入りの他のフードなどと組み合わせて
ローテーションにするなどしても、
比較的バランスが良いのかもしれません。
ということを、感じたことのひとつとして
一応記載しておきます。


我が家の猫さんにわたしが選んだもの


では、
我が家の猫さん用のフードに話を戻します。

ドイツはペットフードの基準が厳しいからか
個人的に良さそうだと感じるフードが
多かったなと思います。


まず飽き防止のサブ要員に選んだものはこちら、

ハッピーキャット1〜7歳避妊去勢猫用のステアライズド。

1歳〜7歳用なので、我が家の猫さんは
ひとまずこの1年間が対象になるので、
1年間の味変用としてサポートしてもらい、
8歳以降は同ブランドの
シニアタイプを視野に入れています。


そしてそして、
メインのレギュラーフードに選んだ
2種類のうちのひとつ目がこちら、

ハッピーキャット1歳〜シニア猫用のローファット。
こちらは300gの小袋があります。


先ほどのサブ要員に選んだハッピーキャットの
シニアまでOKなローファットタイプ。


そしてもうひとつが、
今回の最有力候補として選んでいたこちら、

ザナベレ 12ヶ月以降の室内飼育用猫、ライトタイプ。
こちらは400gの小袋があります。


食べてくれるかどうかだけが問題でしたが、
今の所気に入ってくれたようです。

ザナベレと、ミールについて


ザナベレの材料は少し不思議な表記なんです。
例えば、新鮮な鶏肉、新鮮なレバーなどという
日本のペットフードでは見ない表記です。

どういうことかというと、基本的にペットフードは
"ミール"と言われるものが使われています。

ミールとは、

家畜や魚などを食肉に加工する際に出る、
人間用の可食部の肉を取り除いた残りを集め、
加熱して脂肪分を取り除いてから
乾燥させたものを指します。
具体的にチキンを例に解説すると、
肉の端や脂身、皮、筋、軟骨などから
脂肪分を除いて乾燥させたものです。


というもので、乾燥チキンや乾燥フィッシュと
表記される場合もあるようです。
これらは悪いものだと言われがちですが
ペットフードの大半がこのミールが主成分です。
そして、わたしが勉強して自分で出した結論は
悪いものではない、品質を安定させやすい材料、
コストを抑えて安価にできる材料、
ということです。

ザナベレなどは比較的高価なフードです。
(400gで1400円ほどします)
サイエンスダイエットやピュリナワンなどの
フードに比べるとかなり割高です。

我が家でずっと購入している
サイエンスダイエット減量サポートは
1.25kgで1900〜2000円。
その価格差はもちろん材料などによるもので、
安価で安定した品質のフードは、
主成分にミールを使用しているから、
ということです。

サイエンスダイエットなども、
昔我が家の猫さんが食べていたピュリナワンなどの
有名フードも全て、このミールが主成分です。


ドイツのペットフードの基準


そこでザナベレに表記されている
「新鮮な」という表記ですが、

元々ドイツは動物愛護意識の高い国で、
民法第90a条に「動物は物ではない」
示されているだけあって、
ペットフードの基準も、
人間が口にできる品質(ヒューマングレード)
に定められているそうです。
(残念ながら日本では動物は物という扱いで、
例え虐待し殺しても、日本の法律では
器物破損にしかなりません。)


その中でも、ザナベレの場合は
乾燥肉などではなく、新鮮な肉や魚が
使われているということのようです。
(もちろんヒューマングレード)

今回わたしが購入したライトタイプの場合

こんなふうになっています。

新鮮な鶏肉20%、などというふうに
一部の材料は割合まで細かく記載されています。
酸化防止剤は天然aトコフェロールのみ。
使用されている原材料は、人間が食する
安全性が認められた自然素材を使用しています。
という記載もあります。

正直、全てのフードがこれくらい
安心できる材料で、細かな表記がしてあると
良いなぁと思います。


思いますが、全てのフードがこの価格帯に
なってしまうとなると…とも思います。


フード選びについて


そもそもフード選びはそれぞれのお家、
それぞれの猫さんたちの中で、
10猫10色の条件があると思います。

フードにかけられるお金ももちろん
それぞれのおうちのお財布事情があります。
高いプレミアムフードが良いとも全く思いません。

「本人が美味しそうにもりもり食べてくれる」
これが1番大事なことだとわたしは思います。

そもそも、猫さんたちはそれぞれ
思っている以上にフードの好みがあり、
食べてほしいと思うフードを食べてくれない
なんてことは日常茶飯です。笑

そして、猫も歳を重ねてくると、
だんだんと好みやこだわりが強くなり、
選り好みも激しくなり、わがままになり、
病気や体質なども含んでくると、
フード選びは大変な作業になります。


最後に


それでも、
かけがえのない大切な大切な存在ですから、
どれだけの時間をかけても、
美味しく食べてくれるごはんを
探してあげたいと思うのです。

猫にとっての食事は、
人間にとってのそれよりも、
ずっとずっと、毎日の楽しみの大半を
占めていると言っても過言でないと思うからです。

これまでも色んなフードを試しては来ましたが
今回、うちの猫さんがシニア期に
つま先を踏み入れたことで、
改めて色んなことを勉強して、
猫飼い先輩さんたちにも相談したり
かなりの時間を費やしました。

今のところ、我が家の猫さんは
ザナベレもハッピーキャットも
とっても気に入ってくれているので
このまま好んで食べてくれることを願いつつ、
あとは今後のうんちの様子なども
しっかりチェックして、
うちの猫さんの身体に合っているかどうか
見ていきたいと思います。

この長い長い記事を読んでくださった
猫飼いさん方の中に、
猫さんのフード変えたいとか、
今後のフード選びで迷っているとか、
何かあれば少しでも相談に乗れたらいいなって
そんなふうにも思っています。

お気に入りの美味しいごはん、
これからも一緒に見つけていこうね。




それでは今日はこの辺で。


最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。



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