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鹿と桜と。《奈良公園の絵本の中のような景色》


先に別の場所の記事を書き始めてたんですが、
ふと開花状況を見てみると、ソメイヨシノに
限っての話ではありますが、こちらのほうが
満開間近そうだったのでこちらを先に書いた方が
良いかもしれない、と慌てて書いています。笑

今日の桜写真は奈良公園なのですが、
奈良公園は、ソメイヨシノだけでなく、
たくさんの種類の桜が、順番に咲いていくので
実はソメイヨシノの時期を逃しても、
奈良固有品種の八重桜が咲いていたりして、
長く桜を楽しむことができる場所です。

ナラココノエザクラ、ナラノヤエザクラ
というふたつの桜が奈良の固有品種です。
ちなみに今回のわたしの写真の中に出てくるのは
(見出し画にも使用している桜)
ナラココノエザクラのほうです。


去年の4月頭に奈良公園に行った時の写真なので、
ソメイヨシノがちょうど満開を過ぎたくらいで、
(桜吹雪が最高に綺麗だった)
ナラココノエザクラ(奈良九重桜)が咲いていました。
ナラノヤエザクラ(奈良八重桜)は、
それらよりもう少し後で、4月下旬とか
そのあたりからでしょうか。

ところどころ、キャプションに
説明を書きながら進めていきます。
(写真クリックしていただくと画質が良くなります)


早速、小さな桜の木と一緒にお出迎え。
この日は春日野園地から若草山の麓辺りをメインに
散歩することに決めていました。
この写真は春日野園地、奈良公園の中で1番広い…
原っぱです。笑
若草山の麓、ソメイヨシノが満開を越え散り際で、
風が吹くたびに幻想的な桜吹雪が。
桜はピークを迎える前よりも、ピークを過ぎたあたりが
個人的には1番好きです。
お鼻に桜の花びらを沢山くっつけてます。
お鼻に花びらくっつけたまま、舌がぺろっと。
あっかんべーしてるみたい。
身体中花びらが。
お鼻の花びらかわいいね。
見せてくれてます。笑



ここでクイズです。
鹿さんたち、どうしてお鼻に
花びらをつけてると思いますか?

実は鹿さんたちは…


桜の花びらを
食べてるんです!
草よりも柔らかくてとっても美味しいらしい。
食べてる時に濡れてるお鼻にくっつくんですね。


何時間でもここでぼんやりしていたいくらい。
でも確かこの日は結構暑かったんですよね。


おっと、
ソメイヨシノばっかりで、今回のメイン、
ナラココノエザクラ(奈良九重桜)がまだでしたね。

これが ナラココノエザクラ です。
ふりふりのフリルがかわいい。
わたしはお花は一重が好きなのですが
八重桜は華やかで可愛くて人気がありますよね。
大阪で有名な造幣局の桜の通り抜けも
八重桜ばかりですが毎年すごい人です。
青空に赤い葉が映える。
山桜はこの赤い葉が何よりの魅力だと思う。
花よりも魅力的だとさえ。
奈良九重桜の木陰で鹿さんがお休み中ですね。



ここは二月堂の前。

木がたったのこれだけしか残っていなくて
もう枯れていると思うくらいなのに、
それでもこんなふうに咲くんですね、生命力凄まじい。
この日は暑かったので、賢い鹿さんたちは木陰で休憩中。


かわいい鹿さんが
だんだんと…
近づいてきてくれました。
かわいいっ。
あのー…
鹿せんべい持ってませんか?
とおっしゃってるようなので
持ってきてますよ。
はい、どーぞ。
もぐもぐかわいい。


奈良公園に行くと毎回、
鹿せんべいを沢山買って配ります。笑

ぺろり。
絵本の中みたいな景色。


写真沢山ありすぎて、これでも結構
絞り込んだ方なのですが、多かったですね。笑

まだもう少し、おまけの写真があります。


近鉄奈良駅へ行く電車、
外側から中までものすごく可愛かったので
それも紹介したいと思います。

荷物を置く網棚で寝てるみたいな絵まで。
細かいところまでかわいい。
床もお花が咲いた芝生柄。
吊り革には鹿さんが。
か、かわいい。


奈良公園のソメイヨシノは
この週末あたりが満開になりそうですね。
固有品種の奈良九重桜も見られるかと思います。
この週末は、桜と鹿さんが織りなす
絵本の中のような景色を見に行きませんか。



それでは今日はこの辺で。


最後まで読んでくださってありがとう。

また気が向いたら、来てくださいね。









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