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きもちいい思考のすすめ

人は考える葦(アシ)であるという。

考えすぎてよくわからなくなると、動物を見て、
君たちはいいなあ、何も考えてなくても許される。
とそんなことを思ったりする。

そんな煩わしい『思考』こそ、ヒト科に与えてもらったギフトだとも思う。

ただし、注意したいことは、『感情』と『思考』は違う。
感情は一瞬で消える。
よくあるのは感情が沸いた後、その感情をいつまでも引きずってしまうことだ。
その引きづりは『記憶』や『本能』が担当している。

ガーン、イラっ、モヤっ、わーい!、え!!なんとーー!
その後、脳内記憶から様々な情報が溢れ出す。

特にネガティブな感情は、ストローングなので
様々な嫌な記憶を引っ張り出してくる
自分の頭の中で、悪い『記憶』が再上映されたり、嫌な未来を妄想する。

そして自分を守りたい『本能』によって防御がおきる。
心が固まってしまったり、誰かを攻撃したくなったり、
自分は悪くないのだと思い込もうとする。

これらは思考ではない。
ドラッグでもキメてるようなものだ。
中毒性が高い。ついでに、目の前の事情は何も変わらない。

じゃあ『思考』ってなんだ?
私は『思考』も中毒性が高いと思っている。

例えばこんな時、
・今まで考えつかなかったことを思いつき、それをどう実現するかを
考えるとき。

・欲しかった情報が入ってきて、どうモノにするか考えるとき。

・ピンチになった。だけど腹を決めて乗り切ることを決めたとき。

・いきたかった旅行が決まった、その行先について調べるとき。

目の前にまだ現れていないものを、具体化しようとするときに
『思考』が大活躍するのだ。

そう『思考』とは、まだ現れていないものを実現させるための
クリエイティビティなのだ。

悩みを解決する、現状を打開する、アイデアをサービスにする、
全ては今見ている世界から新しい世界へと移動すること。

『思考』は私たちを生きたい未来へ運ぶ乗り物なのだ。

気持ちいい思考してる?


読んでくださってありがとうございます。 みなさんのお役に立てる記事を心がけていきたいと思います。