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カラフルとは悲喜こもごも

光と陰。とはよく言ったもので、強い光には濃い影ができるし
弱い光にはグラデーションのような影がぼんやりと現れる。
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中国に住んでると、感情を大爆発させている人をよく見かける。
怒ったり、泣いたり、笑ったり、忙しそうだ。
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私が会社員だったころ、仕事に感情を出してはならない!と
暗黙のルールを感じていたんだけど、今でもそうなのだろうか。
ほんの4年ほど前だから、多分まだあるんだろう。
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私はたいそう立派なエモコで(エモーションが強いひと)
しょっちゅう悔しくて泣きたくなるような気持ちになっては
感情を隠すことに必死であった。
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だけど嬉しいとか、楽しいとか、
明るい気持ちについては隠さなかったので
はたからみたら大分めでたい人だったのかもしれない。
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さて、さっきの光と影の話に戻るんだけど、
これをもし、感情に例えるなら
明るい気持ちは光、暗い気持ちは影のようにも思えてくる。
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光が強いほどまた影も濃くなる。
満月が美しい時は漆黒の闇の中に浮かんでいる時だ。
月光が美しい時、漆黒もまた美しいのだ。
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影に無意識に、ただ明るさだけを表に出していた時の私の存在感は
ぼんやりとあわ〜い感じだったのかもしれないな。
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無かったことにしていたその影を、自分で受け止めてあげていたら
きっともっと私は自由だっただろうに。
その影に気がつくのにとても時間がかかってしまった。
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私たちはネガティブな感情にも自覚的になったほうが
バランスよく生きていけるのかもしれない。
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例えば、改善の視点に変えたり。
心地よい関係をさぐるヒントにしたり。
楽しく仕事する以外に、大きなモチベーションに成り代わる可能性が高い。
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私がカラフルなクローゼットを通じて多様な魅せ方を推奨しているのは
光も影も、明るさも暗さも、清濁併せ持つ感じこそが
人の存在を浮かび上がらせてくれる気がして
世の中にインパクトを与えるということは
そのコントラストからくるんじゃないかと思うのでした。
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だから、今までの自分とは違う面を探し出してみたいと思ったら
たまには着たことのない色の服を着てみたらよいです。
色は簡単に自己表現をサポートしてくれますのだ。
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今日はここまで。
ではでは。


読んでくださってありがとうございます。 みなさんのお役に立てる記事を心がけていきたいと思います。