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理学療法士/高校サッカー部フィジカルコーチ

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最近の記事

2023年を振り返って

【noteから始まった一年】今年は1ヶ月に一記事、子どもの成長に纏わる内容を投稿すると決意して始まった一年でした。 それを決意した大きな理由としては、4月から小学生向けのフィジカルクラスを任されたのが一番の理由です。 自分の浅はかな知識で可能性だらけの小学生の「今」の時間を奪ってはいけないなと。 その一心から「note」を書く事にしました。 自分のアップデータした知識を現場でアウトプットする事が大きな目的の一つでしたが、配信した内容が何らかの形で大人の目に止まり、その内

    • 小学生の睡眠が成長に大きく関わる!?

      少しでも興味がありこのページを開いて頂きありがとうございます。 前回は「運動と学業との関係性」について書きました。 今回は「小学生の睡眠が成長に大きく関わる!?」について書いていきたいと思います。 日本の子ども達の平均睡眠時間は先進国の中でも最も低いと言われています。 睡眠は子どもの成長にとってすごく重要であり、幼児期や児童期に起こる脳の発達(特に記憶、神経系の発達)や情緒の安定(ホルモンバランスの変化)を促し、また日中の活動の質が高まって身体の発達も促すことになりま

      • 運動と学業との関係性

        少しでも興味がありこのページを開いて頂きありがとうございます。 前回は、『子どもの成長と足の関係性』について書きました。 今回は、『運動と学業との関係性』について書いていきたいと思います。 私が子どもの頃は、「勉強がよくできるタイプ」と「運動がよくできるタイプ」と、タイプが分かれていた様に思えます。 稀に「あいつは勉強もできるし、運動もできる」と言われていた子がいたのを覚えています。 では一体、運動と学業はどう関係があるのでしょうか。 身体を動かす⇔集中力が高まる

        • 子どもの成長と足の関係性

          少しでも興味がありこのページを開いて頂いてありがとうございます。 前回は「小学校高学年(9〜12歳)の運動指導で意識して取り組んでいること」について書きました。 今回は、「子どもの成長と足の関係性」について書いていきたいと思います。 普段色んな子どもの足を観察していると、扁平足や外反母趾、浮き指など足や指に何かと問題のある子どもが多い印象です。 そこで、今回は子どもの成長と足の重要性について書いていきたいと思います。 足のメカノレセプターメカノレセプターとは"感覚受

        2023年を振り返って

          小学校高学年(9〜12歳)の運動指導で意識して取り組んでいること

          前回は『小学校低学年(6〜9歳)の運動指導で意識して取り組んでいること』について書きました。 今回は『小学校高学年(9〜12歳)の運動指導で意識して取り組んでいること』について書いていきたいと思います。 私が普段行っている運動教室では、ほとんどの子が習い事をしています。 運動教室の開催地が大阪の吹田市という事もあり、街の風潮が"ガンバ大阪一色"です。 あちらこちらにガンバ大阪のポスターや看板が見られます。 その影響もあってか、教室に来てくれている子のほとんどがサッカ

          小学校高学年(9〜12歳)の運動指導で意識して取り組んでいること

          小学校低学年(6〜9歳)の運動指導で意識して取り組んでいること

          まず、少しでもご興味を持ちこのページを開いて頂きありがとうございます。 前回は「子どもの内から猫背姿勢を癖付けるのは危険!?」について書いていきました。 今回は、「小学校低学年(6〜9歳)の運動指導で意識して取り組んでいること」について書いていきたいと思います。 早速、私が普段実施している小学校低学年の運動教室で意識的に取り組んでいる事をまとめていきたいと思います。 上記の内容について詳しく書いていきたいと思います。 全可動域を使用した全身運動小学生の時期はもともと

          小学校低学年(6〜9歳)の運動指導で意識して取り組んでいること

          子どもの内から猫背姿勢を癖付けるのは危険!?

          少しでも興味がありこのページを開いて頂きありがとうございます。 今回は「子どもの内から猫背姿勢を癖付けるのは危険!?」について書いていきたいと思います。 よく「姿勢を良くしなさい!」と親御さんが子どもに伝えている言葉を耳にしますが、なぜ猫背姿勢がいけないのでしょうか? 今回は猫背姿勢による弊害や姿勢を正す事へのメリットなどを書いていきたいと思います。 猫背姿勢による弊害猫背になると背骨が曲がり、骨盤が後ろへ傾き、そのバランスを取る為に首や頭を前に突き出す様な姿勢となり

          子どもの内から猫背姿勢を癖付けるのは危険!?

          "運動有能感"が子どもの自信や性格を作る!?

          少しでもご興味がありこのページを開いて頂きありがとうございます。 前回は、「"過度な運動や食事"は成長を妨げる!?」について書かせてもらいました。 今回は、「"運動有能感"が子どもの自信や性格を作る!?」について書いていきたいと思います。 まず、運動有能感とはどういう意味なのでしょうか? 子どもは「認めてもらいたい」という強い欲求があり、認めてもらう事で"やる気や自信"に繋がります。 私も子ども達の運動教室をしていると、ある運動が上手くできた子どもは「よっしゃ!でき

          "運動有能感"が子どもの自信や性格を作る!?

          "過度な運動や食事"は成長を妨げる!?

          少しでも興味がありこのページを開いて頂きありがとうございます。 前回は「子どもは身体センサーが大切!?」について書かせてもらいました。 今回は、「"過度な運動や食事"は成長を妨げる!?」について書いていきたいと思います。 まず、成長期における身体作りに大切な3つの要素をご紹介します。 ・運動 ・食事 ・休養(睡眠) この3つの要素は昔からよく聞くワードだと思います。 成長期において、この3つの要素が身体作りに大切なのですが、それぞれが"適度"である事が前提です。

          "過度な運動や食事"は成長を妨げる!?

          子どもは身体のセンサーが大切!?

          少しでもご興味がありこのページを開いて頂きありがとうございます。 前回は、幼児期のあそびの重要性について書かせてもらいました。 今回は「子どもは身体のセンサーが大切!?」について書いていきたいと思います。 では、身体のセンサーと一体何なのでしょうか? 言い換えると、"情報をキャッチする能力"とも言えます。 私達は普段、無意識のうちに「見たり」「聞いたり」「触れたり」と、あらゆる情報を目(視覚)や耳(聴覚)、手(触覚)などの感覚を通して情報をキャッチしています。 そ

          子どもは身体のセンサーが大切!?

          幼児期の"あそび"が未来の可能性を広げる!?

          前回の記事では、私のサッカー人生のエピソードについて書かせてもらいました。 今回も理学療法士としての視点で、読者の方が何かに繋がるメッセージを綴れたらと思っています。 今回のタイトルは、「幼児期の"あそび"が未来の可能性を広げる!?」です。 この記事を読んで頂いている方にも、お子さんの年齢が1歳前後(離乳食を卒業する時期)〜5・6歳(就学前)、いわゆる幼児期のお子さんを育児されている方もいらっしゃるかと思います。 実際、私も1歳半の息子がいます。 子どもを見てると"

          幼児期の"あそび"が未来の可能性を広げる!?

          皆さんのサッカー人生のピークっていつですか?

          まず、少しでも興味がありこのページを開いて頂きありがとうございます。 今回のタイトルは「皆さんのサッカー人生のピークっていつですか?」です。 小学校から高校まで続けた僕のサッカー人生。 そのピークが小学校高学年でした。なぜピークが小学校高学年なのか?それをエピソードにしてみました。 最後まで読んで頂けたら嬉しいです。 はじめに僕の自己紹介をさせて下さい。 自己紹介から今回のタイトルのあらすじを書き記していこうと思います。 僕は理学療法士になって11年目となります。 不

          皆さんのサッカー人生のピークっていつですか?

          闇雲に"ストレッチ"していいのか?

          前回の記事では、「姿勢と痛み」について書かせてもらいました。 https://note.com/irodori_20/n/n142596cffc4f 今日は昨日の続きとして、モーメントの話からストレッチの話まで繋げていきたいと思います。 よく現場で、、 選手:◯◯が痛いんですけどどうしたらいいですか? コーチ:そこの筋肉が硬いからしっかりストレッチしといて。 選手:わかりました。 …と言ったやり取りが多い印象ありませんか? 本当にそこは伸ばしていいの?と思う事がありま

          闇雲に"ストレッチ"していいのか?

          "腰 膝"が痛い選手はなぜ?

          よくクリニックに「腰が痛いんです」「膝が痛いんです」と言った中学〜高校生のサッカー選手が来ます。 そういった選手に共通して気になる点が"姿勢"です。 共通する姿勢とは?よく、世間一般でも猫背はダメ!!と言われていますが、それは一体なぜなのでしょうか? その説明を「身体重心」と「てこの原理」で説明していきたいと思います。 重力のバランスはこの"身体重心"を中心として保たれています。 身体重心と痛みの関係とは?まずはてこの原理から。 ・支点:板を下から支えている

          "腰 膝"が痛い選手はなぜ?

          "note"スタート!!

          はじめまして。 理学療法士の高階です。 本日から"note"始めます。 なぜnoteを始めようと思ったのか?日々、目の前の方(選手、クライアント、患者など)に起きている現象と、自分が得た情報(書籍や文献、またセミナーで得た知識)を照らし合わせ、同じ様な事に悩んでいる方へ届けたい一心で始めました。 ↓ 時間を割いて得た情報もあるので、その辺りは有料で載せていきます。 普段は何をしてるの?◯外来・訪問リハビリ ◯パーソナルトレーニング・グループレッスン ◯高校サッカー部フィ

          "note"スタート!!