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2024/6/3(月) 何者にもなれない諦めについて腹落ちしたい

日記だかエッセイだかつぶやきだか、よくわからないネガティブな雑文を書き連ねているが、そのネガティブのいちばん根っこの部分に言及する勇気があんまりない。

かつて勇気を出して書いてみたのがこの記事で、「恵まれてるのにつらいし頑張れない」「高学歴なのに仕事ができないし稼げない」という部分が根幹だなと最近とみに思う。

私も同じですってコメントくださったお二方には本当に感謝です。ふっと安心します。


で、最近この本を再読した。

素敵な男性と結婚して2人の子供を作った美人でちょっとプライドが高い梨々子。
しかし夫がメンタルを病んで、東京から彼の田舎に引っ込むことに。
何者かでありたいけどなれない、主役でいたいけどいられない。現実とプライドを行ったり来たりしながら、結局私は私でしかなくて、家族や周りの人と関りながら生きていくんだなと腹落ちする10年を描いた話。

すごく共感しました泣きましたという感想をこのあと書こうと思ってたんだけど、上記のリンクを貼るためにAmazonに行ったらレビューがそんなに高くなく「全然共感できない」の声も多数。
万人が受け入れるコンテンツなんてないのだから当たり前だけど、そっか、共感しない人も大勢いるんだなと目から鱗。私のネガティブの根幹と梨々子の言動はとても共鳴した。


何者にもなれない(≒みんなに評価されたいという願望からの離脱?)ことについて、早く腹落ちしたい。頭ではとっくの昔から分かってるのに、何年経っても腹落ちレベルに持っていけない。ことあるごとに誰かと比べたり自己卑下したり、無駄に悶々とするのはこれのせいと自覚はあるのだけど。

早く諦めて、楽になりたい。身軽になりたい。大らかでしなやかで健やかでありたい。
そんなことを思いながら雷鳴を聞く週始めです。

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