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子ども扱いしない。

子どもが小さいうちから、基本的には、家で赤ちゃん言葉を比較的使わなかったのですが、実家に帰るといつも
「そんなに難しい言い方したって、分かるはずないだろう」
って、・・・言われてたなぁ、特に私の父親に。
むしろ、私は、子どものこと、ナメるなよ、ってずっと思っていたから。
普通に、大人の言葉で、本当に、2,3歳から話していたのです。
ある程度、年端が行けば、分からなかったら、向こうから、意味を聞けるようになるしね。

で、先日、家で夕飯のときに、公立中高一貫の過去問の話になり。
小石川の問題、別次元で分からなかった、と、上の子が。
それで、ちょこっとその後、ネットで調べたら、なぜ色鉛筆は消しゴムで消えにくいか、という問題があって。
これ、一人で、むふー、夕飯のときに、話題にしよー、と、敢えて私も答えを探さず。
・・・そう、脱線しますが、コロナ禍で良かったことの大きな一つ。
平日、パパと夕飯を食べる機会が夢のように増えたこと。
それまでは、平日、パパが子供たちが起きているときに帰ってくることなんて、120%無かった。
それが、少なくとも、週の半分ぐらいはリモートワークしてて、夕飯を一緒に食べられるようになった。
(その後、また、仕事には戻るのですが、、)
そして、子どもたちは、正直、私より優しいパパが大好きなのです笑

・・・脱線しました。
で、です。
公立中高一貫の、こういう問うのって、論理的であれば、正しくなくても良くて。
どう、仮説を立てるのか、どうその仮説を支えるのか、そこ勝負(多分)
で、まぁ、パパと中二の娘、もちろん私も、当然、何かしらの仮説を出すのですが、小3の娘も、蚊帳の外ではありません。
もちろん、それまでの大人の仮説を聞いた上でだと思うのですが(紙の凸凹に対して、色鉛筆の方が粒子が小さくて、消しゴムにつかないんじゃないか、とか)、どう思うか聞いたら
「普通の鉛筆と色鉛筆では、素材が違うから」
小3にしては、上出来だと思うのですが笑(もちろん、親バカ)

小石川の適性検査の問題を、小3にも聞くし、逆に、娘からすれば、「分からない」「興味ない」って言えない家の文化、ってことなのかな、とも。
あともう一つ、やっぱり否定しないこと。
だから、分からないなりに自分の意見が言える。
チームワークの心理的安全性、ってやつですね。何言っても大丈夫っていう。
私が子供のころ、徹底的になかったなー、、、すぐに、お前はバカだから、って、枕詞のように言われた…
それは良いんです。
まー、こういう、ちょっと考えて仮説を出して、みたいなの、そもそも好きなので、だから、この前のTHE グレート・アンサー、めちゃくちゃ面白かったし。

小石川の適性Ⅲの過去問をさらっと見てみようかな、と、思いました笑

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