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高専祭で感じた市民活動の原点〜表現するチカラ〜

毎年、この季節の楽しみのひとつ、『高専祭』です。

家が近いこともありますし、子ども達が無料で遊びたい放題!のとてもとても楽しいイベントです。

今年の高専祭は、講演会や小学校の運動会とかぶってしまい、土日開催のうち、日曜の午後のちょこっとだけしか行けませんでした。
でも、子ども達はとても楽しんでいました。


全部は回り切れませんでした。
来年こそはじっくり行くぞ!っていう決意です。

そして、もっともっと、とっても素晴らしい様子が、素晴らしすぎて、写真撮り損ねました汗


ぼくも、この高専祭で育ててもらった一人です。
後輩たちがこうして脈々と受け継いでくれていることが嬉しいです。


ぼくたちの頃より、
クラス展示などのお楽しみ企画は、技術的にレベルアップしていますし、
何より装飾がスゴイです!
空間づくりというか、雰囲気づくりというか。
大人も、子ども達も、来るだけでワクワクすっぞ〜!

とても素晴らしいです。


こんな、後輩たちの頑張りを見て、何だかじ〜んときました。

どのクラスも、いっぱいスタッフの学生がいて、一生懸命に取り組んでいる。
子ども達が遊びに来ては、盛り上げてくれています。

ちなみに、
他の高校などと違って、高専は、授業時間を割いて文化祭の時間を設けたりなど無いです。
この土日も、出欠の確認などありません。自由参加です。
みんな放課後や休日など、自分の時間で力を注ぎます。

この祭りへの想いをそれぞれが傾けてくれています。


ぼくは、そんな名前もノウハウも知らずに、この高専祭などで育っていきましたが、
『市民活動』の原点だったように思います。

こうして、通過してきた後に振り返るから、なおさら、じ〜んときます(笑)


得とか損とか、そんなんじゃなくて、
コストとかメリットとか、そんなんじゃなくて、

自分たちの想いを傾ける。
周りの人たちと協力して、目標に向かって励んでいく。

そんな大切なものを学ぶ場面でした。


今回の高専祭で、最も感じたことは、
『表現するチカラ』です。

自分たちの企画を楽しんでもらおうと、
色んな飾り物を作ったり、明るさを調整してみたり、ホワイトボードに絵を描いたり。
驚くような様々な手法で、世界観をつくっていたり、表現がされていました。

市民活動に限りませんが、とても大切なことです。

自分たちの想いを、表現していくこと。
これは、とても大切なことであり、難しいことです。


目一杯、両手一杯に自分を表現することは美しいです。
アートだと思います。

表現の仕方は様々です。

表情豊かに感性を伝えたり、
大きな声で叫んだり歌ったり、
両腕を広げて身体全体で表現したり、
こうして文字や文章で伝えたり、
絵や資料や作品として表現したり。

自分の想いを表現しようとすること。

それぞれの人から放つ表現のエネルギーは、熱を帯びて光になります。
そんな輝きを、受け止めてきました。


キラキラと輝く学生たちから
いっぱいエネルギーをもらった高専祭でした。

きっと本人たちは、今は分からないと思いますが、
後から振り返って、そんなエネルギーがあったことを思い出すでしょう。


みんなが想いを傾けて、実現しようとすること。

それぞれが、自分なりの表現をしていくこと。


自分はこうありたい。
自分はこんなことを実現したい。
自分はこういうことを表現したい。
そんな、市民活動の原点を改めて感じました。


北九州高専のみんな、ありがとう。お疲れ様!


今日もご覧いただきありがとうございます。


<1年前の”今日”の記事★>

わぁ!この記事がターニングポイントだったように感じます。
時間が無くって、短く書いた記事だったのですが、『教育』で初めてトロフィーをいただきました。
自分で言葉にしてみて、それ以降もとても大切にしていますし、各種講座でも多くの人に伝えていることです。ぜひご覧ください。

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