昨日、年度はじめ恒例の『家庭訪問』がありました。
ウチの子は、3人が小学校に通っていますが、始業式前に、誰が担任の先生になっていただくか、わくわくして話していました。
結果的に、3人ともの担任の先生が、以前に担当していただいたとか、兄弟の担任の先生だったとかで、ぼくたち親からしたら、繋がりのある先生になりました。
しかも、3人のいずれの先生も、子ども達もぼくたち夫婦も、大好きな先生で、ガッツポーズです!
イマドキの家庭訪問は、玄関先まで来られるものの、絶対に家には上がりません(笑)
プライバシーのことや、感染症対策のようですね。先生たちも気を遣ってくださいます。
そこで、我が家では恒例の、立ち話では何なんで、いつも、車を停めているところをのけて、椅子を出して、お待ちしています。
昨日は、3人ともの先生が、
『はぁ~!またここに座りました!』っていうような感じで、お馴染みです(笑)
先生によっては、「家に帰ってきたような気分です!」っておっしゃってくださって、嬉しかったです。
途中から小雨降るなかで、肌寒くもありましたが、カーポートの下で、まさに腰を据えて、色んな話をさせていただきました。
ぼくたち夫婦の決め事として、
子ども達の前では、先生の悪口を絶対に言わないこと。
どんなことがあろうとも、それだけは守るようにしています。
先生という仕事も、とても大変だろうと認識していますし、先生にとってはもとより、子ども達にとっても良くないと思っています。
でも・・・
先生にも色んな人がいますから、
正直言って、当たりハズレはあります。
先生しだいで、子どもの様子が大きく変わることもあります。
良いようにも、悪いようにも・・・。
お世辞抜きで、
新年度で担任になっていただいた3人の先生たちは、とっても好きな先生で信頼しています。
ましてや、悪口なんて陰でも一度も言ったことがありません。
『先生』という職業のなかでも、経験値や、いろんなスキルがあるんだろうと思います。
授業の進め方、教え方、言葉のチョイスから、
子ども達の目線の合わせ方、気持ちの惹きつけ方、モチベーションの上げ方・・・。
そんな技術は、ぼくたちにはあまり分かりませんが、
3人の先生たちが好きな理由として、共通していることがあることを昨日感じました。
まず、ウチの子をよく見てくれていることです。
ちょっとした変化や成長をよく見てくださっています。
言葉として繕っているわけでなく、本当に見てくださっているから、出てくる言葉を多く耳にします。
そして、褒めてくださることです。
良い点を、良かったこととして褒めてくださっています。
そして、ぼくたちにも、それを伝えてくださいます。
「今日、こんな良い行動をしてくれたので、褒めてあげました」って言ってくださいます。
子ども達にもそれを聴くと、嬉しそうに話してくれます。
叱られることも大切ですが、やっぱり子ども達は、褒められて伸びていきます。
最後に、信頼してくださっていることです。
今日の本題は、これを書きたかったのです。
ウチの次男坊なんて、わんぱく盛りで元気いっぱい。
いろんな事件を起こしてくれて(笑)
昨年度なんて、学校に何度、頭を下げに行ったか・・・。
3年生のときに担任をしてくださった、とてもとても信頼する先生が、6年生で再び担任になってくださいました。
色んな話を笑顔で話してくださいます。
何だかんだ言ったって、見てほしい、知ってほしい想いの裏返しだったりすることもあります。
いつも、結局、可愛いですよねって結語になります。
今年は学校に頭を下げに行かないことが目標ですって、先生に冗談交じりにお伝えしたところ、
『大丈夫です。私は、彼のことは、信じてますから!』
って言ってくださったんです。
この言葉がとても強くって、素敵で。
ぼくの胸にぐさっと刺さっています。
まだまだ幼い子ども。
何考えてるか分からないような小学生。
過敏な時期に差し掛かり、どう成長していくか分からないときです。
それでも、
『信じてる』っていう言葉。
盲目的でなくって、心の底から信じてるっていう先生の言葉や表情をうかがいました。
もちろん、生徒によっては裏切られるようなこともあるでしょう。落胆するようなこともあるでしょう。
スッと出た、その一言に全てが凝縮されていたように思います。
「『私は』『彼のことは』信じています」
っておっしゃってくださいました。
他の先生のことは知らんけど、少なくとも私だけでも信じていますよって。
他の子も色々いるけど、彼のことは、信じている対象ですよって。
たった一言のそのフレーズで、ぼくたち夫婦も頭を下げる想いです。
校長先生が配慮してくださったのか(笑)
ウチの子たちは3人とも、とても信頼する大好きな先生たちに担任になっていただきました。
ありがたいかぎりです。
今日も感謝の気持ちをもって、学校に送り出してあげようと思います。
今日もご覧いただきありがとうございます。
冒頭の先生のイラストは、ガンT/小学校教師|noteさんの作品を使用させていただいています。いつもありがとうございます。
<1年前の”今日”の記事★>
『自分の言葉にしてもらう』
これはとっても大切なキーワードです。
協働でも、ファシリテーションでも、ワークショップでも。
子育てでもそうなんだろうと思います。(絶賛勉強中(笑))
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