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気象情報の入手方法!教えます!!

梅雨入りしたかと思えば、台風とセットになった梅雨前線の影響もあり、
昨日から、中国地方と四国地方に『線状降水帯の予測情報』が発表されています。

線状降水帯に関する情報は
『予測』と『発生』の2種類があります。
事前の情報と、事後の情報ということですね。

夜間での雨雲の動きをみると、上手く散ってくれたように思います。
前線は北側に逸れ、台風の雨雲は南側に逸れたような感じで、まとまった雨にならずに済みました。
でも、今後とも警戒が必要です。


よく、
『どこから気象情報をキャッチしてるんですか?』と聞かれることが多いので、アウトプットしてみます。


最近では、民間の気象会社の情報は、競って、とても精度が高まっております。月額数百円とかで有益な情報が得られたりします。

また、雨が降りそうなときにお知らせしてくれるアプリなどもありますね。

ぼくは、『気象庁』の一択で気象情報をキャッチしています。

誰でも、今からでも入手できる気象庁の情報について解説します。


①天気予報

天気予報も、各種ニュースや、ネットサイトなどで展開されていますが、気象庁のものを軸に、それぞれが独自予想を加えているような感じです。

気象庁|天気予報 (jma.go.jp)

天気予報は、毎日、5時、11時、17時に更新されます。
天気マークはもちろんのこと、
『いつ』『どれぐらい』雨が降るかに注目してみると良いと思います。

例えば、今日の天気なら、『昼前まで』です。
そして『激しく』降る、です。
この『激しく』が付いているときは、注意が必要です。

これからの季節、最高気温も要チェックですね!

天気予報に合わせて、天気図も、理屈は分からなくても、何となく見ていると良いですね。


②早期注意情報

開始して何年になるかな?5年ぐらい?

『警報級』になる可能性を示したものです。
警報は『赤』。
赤は止まれです。

避難情報の発令判断の基準になってきます。
ちなみに、手前の「注意報」は『黄色』です。
黄色で注意して、赤で要警戒。
分かりやすいですね。

この警報級になりそうな可能性を数日先まで示しているのが『早期注意情報』です。

今日は、『大雨』のところに『中』が付いています。
もっと可能性が高まれば『高』になります。

その下の『府県気象情報』というやつがある場合は、読んでおいた方が良いです。
要チェックです。
これが出されているときと、そうでないときは、ステージが違います。

このページまでの進み方をご案内します。

気象庁のトップ画面から

気象庁 Japan Meteorological Agency (jma.go.jp)

『防災情報』を選択します。

最初の『あなたの街の防災情報』っていうのがありますので、これをクリック!
一度、街を設定しておくと、いつもそれが確認できます。とても便利です。

そしてそして!
(ここが分かりにくいんですが)

ちょうど中段あたりの『今注目の防災情報』の欄に、4つの枠があります。
これの左下。
『大雨・台風』があります。
これをクリックして、ブックマークしておくと良いです。

そうすると、先ほどの早期注意情報や、
現在発令中の警報・注意報などを一気に確認できます。


さらに、このページには、こんなのもあります。
『気象台からのコメント』
昔は、予報官コメントなんて呼んでいました。
もう少し噛み砕いて教えていただけます。


③雨雲レーダーは2種類ある!

これもこれも、知る人ぞ知る、とっても便利な機能です。

雨雲レーダーは、実は2種類あるんです。

今、色が付いている『雨雲の動き』と
その下、『今後の雨』の2種類です。

最近、軽量版ができましたね。

『雨雲の動き』の方は、
いま!の情報をかなり鮮明に教えてくれるものです。
『ナウキャスト』とも呼ばれています。

雨雲のカタチがくっきりと、リアルです。
今から、傘持たずに出かけられるか?
など、今の情報を見たい時にオススメです。

今から、すぐに近づいていく雨雲をチェックするのに有効です。


もう一方の『今後の雨』は
「これから」を予測するものです。
『短時間予報』とも言われています。

前述の「雨雲の動き」は、今の雲や降雨量を観測してレーダー画像にしているもので、
後述の「今後の雨」は、『予測』を加えていくものです。

なので、分かりやすい例で言うと、
前述の「雨雲の動き」では、雲が通り過ぎる予想だったのに
後述の「今後の雨」は、湧いて来る雲が予測されていたりします。

ぼくは、『今後の雨』を特にチェックするようにしています。
そして、スクショを貼っているように、かなり引いた画像で見るようにしています。


災害に密接に関わる所と言えば、
『キキクル』もありますので、こちらもご確認ください。
土砂災害、河川洪水、都市型の浸水の、3テーマがありますので、それぞれのお住まいなどの状況に応じて、チェックしてもらえると良いと思います。



今回は、基礎編ということで
入口のご案内でした。

アメダスや、気象衛星、潮位、海水温度など、
もっともっと、見れたら価値あるところはありますので、
いずれ解説したいと思います。



今日もご覧いただきありがとうございます。

適切に情報を入手して、この出水期を乗り越えましょう!!


<1年前の”今日”の記事★>

おお!!
一年前!!!
とても素晴らしい活動でした。
今年も何かしらしたいです。

いただいたサポートは、NPO法人好きっちゃ北九州の活動費に、大切に活用させていただきます!!