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『女性参画推進講座』で学んだ、オヤジとしてもっと学びたくなったこと!

R4.10.29 北九州市小倉北区のムーブで、
『様々な分野での女性参画推進講座』が開催され、
「防災」をテーマにするとのことで、登壇させていただきました。

開催前の宣伝も兼ねた記事がこちらです。

メイン講師のネームバリューの弱さか?(笑)参加者の申し込みがあまり増えませんでしたが、
当日でのご来場も多く、
結果的には、定員満員のお客さんにご来場いただきました。

ぼくの後にご登壇された古川会長が、超重要人物でして、共催でもあります女性団体連絡会議の皆さんのネットワークの賜物だと感じました。


各地から、多彩な皆さんがご参加されていますので、幅広いテーマでお話をさせていただきました。

皆さん、とても熱心にお聴きいただき、話しやすかったです。
今さら聞けない!?シリーズで、勘違いしやすい防災の基本的な部分をいくつかお話しました。
とはいえ、知識ではなく、気持ちや心の動きが防災には重要であり、最後に、『心・技・体』で言えば、知識の技や、行動の体も重要ですが、やっぱり『心』が一番重要というお話をさせていただきました。

男女共同参画の視点からも、差別と区別というお話や、現代のジェンダーの感性などのお話もしました。
性別での役割を押し付けるのではなく、得意なことをそれぞれが活かし合うことが重要ということや、男性色になりがちな防災という分野において、女性ももっと活躍できる場面が多いことをお話しました。


会場出入り口のところに、ウチのメンバーの力作を展示させていただきました!!
好きっちゃはこんな活動してます!ってインパクトがあったと思います。
つくってくれた皆さん、ありがとうございました!!


ぼくの次に、古川会長がお話をされました。
女性の地域リーダーとしての、経験を順序立ててお話いただき、実例としての説得力がとてもありました。

古川会長は、女性がどんどん活躍してほしいというメッセージに合わせ、
『学ぶ場』、『学びを活かせる場』がもっともっとあれば良いというお話をしました。
これだけ経験豊富で、ご自身での実践も踏まえてきた方が『学び』ということを大切にされていたのが、とても胸に響きました。


さて、この記事のタイトルでもあります、本題に入ります。

その次に、産業医大の産婦人科の近藤先生がご講演されました。

女性の身体の話について、基礎的なところから詳しくお話してくださいました。
オトコばかりの世界で過ごしてきたぼくにとっては、恥ずかしながら、初めて聞くようなことばかりでした。

生理の話や、更年期障害のこと。
分かっているようで、全然分かっていないことばかり。

生理の前後での、体調や感情の変化など、その順序やタイミング、メカニズム。

夫婦や家族のなかでも理解しておきたいですし、仕事や活動のなかでも、当然知っておいた方が良いと思います。


ウチにも娘が2人いますが、男性も女性の身体のことをもっともっとちゃんと理解しないといけないなと猛省しました。

先生は、中学・高校生などへの性教育の活動もされているとのことでした。
ぼくが子どもの頃は、男子は男子、女子は女子で、別々に性教育があっていました。

例えば、生理があって、生理痛や体調が悪くなるのはどんな周期でしょう?
これに関連する感情の起伏などはどんなタイミングでどんな症状があるでしょう?

女性にとっては、こう問われても当たり前のようなことだと思います。
ホントに申し訳ないです。
ぼくも含めて、ほとんどの男性陣は全く理解していないと思います。

こんな女性の身体のことって、男性側から見ると、何だかベールの向こう側にあって、謎に近いです。
もっとオープンに、お互いの性を理解し合う社会になっていかないといけないと反省しました。

娘をもつ父として、
妻をもつ夫として、
また社会の中で多くの女性と仕事したり活動したりする一人として、
ちゃんと学び理解する必要があると思いました。

おやじの会や、PTAでの父親たちとで、こうした学びの場をつくっていくのも良いかもしれませんね。


防災をテーマとした講座でしたが、
ちょっと話が派生して、ぼくとしてはこの部分が一番強く感じた内容でした。

男性側のこうした理解がもっともっと進むことが
男女共同参画がもっと深まっていくことでもあると思いました。


今日もご覧いただきありがとうございます。


<1年前の”今日”の記事★>

とっても好きな記事です!!ぜひご覧ください。
よく、色んな活動などが重なって、頭こんがらがらないですか?って言われますが、これが大切です。『片付け』が重要です。

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