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話し合いの場で、皆さんに主体的に参加してもらうには?

様々な場面で行わなれる会議や話し合い。

よくある例で、「参加しているだけ」「話を聞くだけの人」「やる気のない人」っていますし、仕方のないことのようにも思えます。

問題なのは『主体性』であって
会議の主催者や意見表明している人と、
『参加しているようでしていない人』の温度差は大きなものになってしまっています。

会議の場では一言も発しなかったのに、その後にガンガン働く人なんて、まずいません。

『会議』『打合せ』『話し合い』『ミーティング』という名のもとの、
一方的な『説明会』になってませんか?
一生懸命に説明している人には申し訳ないんですが、参加者は思った以上に主体性はないですよ汗

では、会議や話し合いの場で、皆さんに、主体的に参加していただく方法について考えていきます。


(冒頭の温かみのあるイラストは、朱夏さんの描かれたものを使用させていただいています。ありがとうございます!)


①なにより『発言』してもらうこと

結論から書きます!

出席者に主体的に参加してもらうには、
『発言』してもらうことが何より重要で、かつ効果的です。

皆さんの経験でもありますよね。
自分が発言しながら関わった会議や打合せでは、その後もしっかり関わりや思い入れが持てたりするものです。

たとえ大人数であっても、
声に出してもらう、
口を開いてもらうことが重要です。


②発言しやすくするためには?

会議の雰囲気や人数によっては、発言しにくいという時があると思います。

そういう際には、小グループに分けましょう!

理想の人数は3~5人です。

「グループディスカッション」なんて言いますよね。

全体の進行者からすると、グループでの議論なんて意味あるのだろうか、と思うかもしれませんが、これがとてもとても意味があります。

「自分はこう思う」
「ここが少し分からない」

少人数で発言していただくことで、
グッと前のめりに参画していただくことができます。

時間に余裕があるなら、各グループでどんな話題だったかを少しずつ発表してもらいましょう。代表者にて自分の声が反映されていると、『参画している感』が増します!

ただ、注意はグループ数が多いときですね。発表時間×グループ数をよく考えておきましょう。

どのグループも似たような意見だという場合は代表として数グループ聞いた後に、「他のグループも似たような意見ですか?」「他のアイデアがあったグループはありますか?」など手挙げ式の問いをたててみましょう。

会場のレイアウトをわざわざグループ形式にしなくとも、
『両隣りの人と話してみてください』という感じで、
少人数のご近所さんと声に出す場面を作れると良いですね。


③全体討論の場では

とは言え、いつまでもグループディスカッションばかりでは、話し合いが進みませんので、全体討論に戻ってくる必要があります。

全体討論をしだすと、
また多く発言する人と、発言しない人に分かれていってしまいます。

話し合いの流れをみつつ、
『〇〇さん、今の件いかがですか?』と、なかなか発言できない人に、ご意見を聴いてみましょう。

このときの問い方なども大切ですが、発言しやすいように聞いてあげましょう。(この辺はまたまとめます)

「なかなか難しくて話題に入っていけないわ」っていう人も中にはいますよね。
そういう方には、全部終わった後に
『〇〇さん、全体を通してのご感想など聞かせてもらえますか?』といった、議題とは別のところで声にだしてもらえるようにしましょう。


④まとめ

皆さんに主体的に参加してもらうためには、
『発言』していただくことが何より重要です。

発言しやすくするために、
小グループで声に出してもらったり、
発言できていない人に意見を聴いたりと
進行者は工夫してあげましょう。

皆さんが、それぞれの声を発して議論ができたときには、グッと大きな強い力で、前に進んでいる雰囲気が出来ますよね。





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