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アイリッジの「今と、これから」事業計画及び成長可能性に関する資料解説 その⑤

みなさんこんにちは。
アイリッジ IR担当です。

2024年6月28日に開示した「事業計画及び成長可能性に関する資料」では、事業の概要・その特徴・対象としている市場の環境・規模・成長性、中期的な成長戦略などの、「今と、これから」に関する説明を行っています。

IRnoteマガジンでは、今回の資料を5回に分けて解説しています。

事業計画及び成長可能性に関する資料(2024年6月28日)

第1回 アイリッジが今やっていること
第2回 アプリビジネス事業
第3回 ビジネスプロデュース事業
第4回 フィンテック事業
第5回 アイリッジのこれから【今回】

第5回、最後となる今回は「アイリッジのこれから」について解説していきたいと思います。

アイリッジのこれから

■中期経営計画2027の策定


アイリッジでは、2024年3月期までの取り組みを踏まえて、2025年3月期から2027年3月期までの3ヵ年の戦略を具体化した「中期経営計画2027」を策定しています。

アイリッジの強みである「開発力」と「ビジネス創出力」を活かした、
顧客企業のTech & Innovation Partnerへの成長」が中期経営計画のテーマとなっています。

※テーマの背景や、全体像、成長戦略については以前、解説していますので、こちらもご参照ください。


■アイリッジの対象・関連市場の規模と、潜在性(将来性)


アイリッジが対象としている市場の現在の規模は、ざっくり6,405億円。
これが2030年までに2兆3,262億円まで拡大していく見込みです。

CAGR(年間の平均成長率)換算で、約11%~16%程のスピード感で大きくなっていくことが見込まれる市場でアイリッジはビジネスを進めています。

【市場規模の参照先】
「2023 デジタルトランスフォーメーション市場の将来展望 市場編」(富士キメラ総研)


■2027年3月期までの業績目標


アイリッジは、そのように拡大していく市場の中で、「アプリビジネス事業」「ビジネスプロデュース事業」そして「フィンテック事業」のそれぞれの領域の強みを活かし・伸ばし・成長を目指していきます。

2024年3月期の連結売上高実績は、57億円でした。  

これに対して今後の業績目標は、
2027年3月期の業績目標は、82億円以上。
これをオーガニック成長(既存の取り組み)のみで達成することを目指しています。

ちなみに、CAGRだと約12.8%となりますので、前述の市場のCAGR約11%~16%と比較しても地に足の着いた計画となっています(個人的な見解ですが)。


■業績目標達成のための5つの成長戦略


今回掲げている5つの成長戦略は、先ほどのとおり、各事業の強みを活かし・伸ばし・成長させていくという内容となっています。

では、
「具体的にはどのような戦略をもってして業績目標の達成を目指すのか」
ですが、こちらについては、是非それぞれのリンク先をご参照ください。

各事業の強みや今後の取り組みについて取り纏めています。

成長戦略①
 「アプリビジネス事業の継続成長」
成長戦略②
 「アプリ関連領域以外のデジタル領域や新たなDXサービスの提供」
成長戦略③
 「ビジネスプロデュース事業領域への進出」
成長戦略④
 「新規事業の創出、成長加速」
成長戦略⑤
 「顧客企業との戦略的なパートナーシップの強化」

②と⑤についての取り組みは次パートにて。

■中期経営計画のテーマ「Tech & Innovation Partner」への成長に向けて


「顧客企業の Tech & Innovation Partner へ成長」が今回の中計のテーマ

足元では、成長戦略⑤「顧客企業との戦略的なパートナーシップの強化」を通じて、成長戦略②「アプリ関連領域以外のデジタル領域や新たなDXサービスの提供」に向けた取り組みが始まっています。

① 西日本旅客鉄道株式会社との業務提携
これまでもWESTERやtabiwa、KANSAI MaaSアプリなど、主にアプリ開発面での取り組みを進めてきた同社とともに更なるビジネス拡大を目指すもの。

② ディップ株式会社との資本業務提携
同社が持つ強固な顧客基盤(日本国内の中堅・中小企業15万社)に向けて、共同して新たなDXサービスの企画・開発を行い、2025年3月期より順次事業化することを目指すもの。

また、APPBOXパートナープログラムにおいても参画企業24社との連携が進んでいます。具体的な取り組みにつきましては、続報をお待ちください。


■最後に(アイリッジのIR情報の発信の在り方について)


全5回の解説記事を通じて、
「アイリッジとは何をやっている会社なのか」
「今、どういう状況にあるのか」
「今後、どうなっていくのか」
を私なりに噛み砕いて、分かりやすくしたつもりではありますが、
それでもまだまだ情報発信としては足りていないと感じています。

今でも、「アイリッジは取り組みに関するリリースが多い」とコメントいただくことはありますが、それでも全ての取り組みについてリリースが出せている訳ではありません。

これからも、日々の取り組みに関するリリースを通じて、1人でも多くの方に「アイリッジはこんなことをやっている会社なんだ」と知っていただく機会を増やしていければと考えています。

また、四半期毎の決算発表や決算説明・解説記事を通じて、今回の中期経営計画で掲げた成長戦略や業績目標に対する進捗状況のアップデートを行い、文末に置いた「続報」をもって「アイリッジのこれから」を補足していきたいと考えています。

「事業計画及び成長可能性に関する資料」に関する解説は以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。
引き続きどうぞよろしくお願いします。


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