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「本当にスキなこと」の見つけ方

適職を見つける上で大事なことは3つあります。

  • 本当に好きなこと

  • 得意なこと

  • 大事なこと

この3つを満たしていれば、モチベーション維持さらにはスキルアップをしながら長くその仕事を続けていくことができます。

逆に、この3つのうち1つでも欠けていれば、その仕事がだんだんとしんどくなってくることがほとんどです。


私はこれまでに(18~30歳の期間)、水商売・飲食業・ペット業・美容業・IT業・製造業などを経験し、10回以上転職をしています。

どこで働いてもすぐに飽きてしまったり、やる気が続かなくて「あぁそろそろ辞めたい…しんど」となってしまうのです。(性格の問題もあると思います)

300万の借金をして動物の専門学校にも行きましたが、いざ動物病院に就職しても数年で辞めてしまいます。

サラリーマンで続けられた仕事の最高記録は3年です。
3年でも本当に苦痛で、体調不良でよく欠勤していたし一時期は病気休暇をとっていました。

「スキなこと」を仕事にしても続かない・・・。
「スキじゃないこと」を仕事にするともっと続かない・・。

自分ってなんなの?
本当に意味わからん。。

そんなある日、旦那が私にこんなことを言ってきました。

旦那「しぃ(私)って、ほんとに自分のこと自分で分かってないよね」
旦那「自己理解の本でも読んでみたら?」

私「!!!!」
私「そ、、それだ!!」


自己理解の本を数冊買い、読み始めるとすごく面白くてページをめくる手が止まりませんでした(笑)

自分のことを一番知りたがっていたのは、やはり自分だったのですね。

自己理解を深めてからは、私は在宅ワークにシフトチェンジしました。
(ネットビジネスを複数かけもちしてます)

今までとは違い、本当に適職のようで数年間楽しく続けられています。
(たくさん失敗もしましたが)


前置きが長くなってしまいましたが、とりあえず今日は「本当にスキなこと」の定義や見つけ方について軽くお話しようと思います。

参考までにどうぞ(^^)





「本当にスキなこと」の定義

本当にスキなこととは
「興味・好奇心を持続的に持ち続けられる分野」のことです。

例えばプログラミングに興味のある人がいたとしましょう。
この人が本当にプログラミングへの興味が強ければ、プログラミングという分野に対しての「なぜ?なぜ?なぜ?」が止まりません。

「このシステムはどうなっているんだ?」
「どうしてこのエラーがでるんだ?」

好奇心が強く「知りたい!」と思っているので、分からないことをそのままにはしません。ナゾが解けるまで自発的に答えを追求します。

「知らない」を「知っている」に変えたくて仕方がありません。
その差を埋めたいと感じる気持ちこそが、本当にスキである証拠です。


これは「好きな人(恋人・パートナー)」との関係性と同じ原理です。
好きな相手のことは、隅々までよく知りたいですよね。

自分が知らない「裏の顔」とか「隠しごと」があったらイヤですよね。

「隠しごとなんてしないでよ!私に(ボクに)すべてさらけ出してよ!」
「本当のあなたを知りたい」

となるはずです。
本当にスキなこと(分野)というのも、これと全く同じです。

知らないままでいるのが気持ち悪い。
そう感じる分野こそが、本当にスキなことなのです。





「欲求を伴わない分野」はエネルギーを消耗するだけ

学生の頃、興味のある教科は積極的に勉強できたけど、興味のない教科の勉強は苦痛ではありませんでしたか?

「こんなん勉強して将来なんの役に立つの?」
「うわ~・・・全然やる気でない」
「ねっむ!こんなのやりたくないよ」

誰しも、こんなことを心の中でつぶやいたことがあると思います。
(もしくは声にだして)


これは仕事にも同じことが言えます。
興味や情熱を注げない仕事を長年していると、エネルギーを奪われます。

「本当はこんな仕事やりたくない」と考えることにも疲れ、次第に感覚が麻痺し脳が自動化されます。

何も考えなくても、毎日同じ仕事を体が勝手にやってくれる。
「嫌なこと」を「嫌なこと」と感じながら生きるのはしんどいので、身を守るために脳が思考停止するようになります。

エネルギーの消耗を節約しないと、精神を病んでしまうからです。


私は昔、工場で働いた経験があるのですが、それはもう本当に苦痛でした。
誰でもできる単純作業を、毎日9時間、10時間と繰り返すのです。

最初は「運動になるし、まぁ頑張ろう」と思っていましたが、数週間で大きなストレスを感じるようになり、顔つきが変わっていきました。

無表情で声も小さくなり、どんどん元気がなくなっていきました。
そして明らかに思考力も落ちていきました。

もしここで5年10年と働かなくちゃいけないのだとしたら、今すぐ死んだ方がマシ。と本気で考えました。


個人差はありますが、とにかく「本当はやりたくない仕事」を続けるというのは結構リスキーです。

これはお金を得るための手段!と割り切って頑張れる人はいいのですが、どうしても気持ちがついていかない場合、心身ともに健康を害したり、別人のように人格が変わってしまうことがあります。




まとめ

今日は「本当にスキなことの見つけ方」というテーマで書いてみました。

前置きでお話しましたが、自分に合った適職を見つけるには

  • 本当にスキなこと

  • 得意なこと

  • 大事なこと

この3つの条件を満たしている必要があります。

好きなこと、だけで仕事を選ぶと必ず失敗します。

実際「動物が好き!」という理由だけでペット業界に飛び込んだ私は、見事に失敗しています。(奨学金の返済だけが残った…)

「美容が好き!」という理由だけでエステティシャンの資格を取得し、美容業界にも飛び込みましたが数か月で辞めています。(ほんとバカ)


これは私だけでなく、多くの人が陥る罠です。

野球が好き!だけでプロ野球選手を目指してはいけませんし、ラーメンが好き!だけでラーメン屋さんをやろうと思ってはいけません。

それがどういうことか説明したいので・・・
次回は「本当に得意なことの見つけ方」について書こうと思います。

興味のある方は、ぜひお楽しみに!!

最後まで読んでくれてありがとうございます。
また近々更新します(^^)
ではでは!

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