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Vol.1 - あした[IDM風ポップ・ロック] 『生き地獄復帰リーマンが自己セラピー兼ね楽曲制作』

お疲れ様です。IRAKAです。

初めましての方へ、“Vol.0 - 自己紹介”からお読みいただけると、楽曲をよりお楽しみいただけると思いますので、もしお時間がございましたらお目通しください。
(能書きは良いからさっさと曲を聴かせろ、と言う奇特な方は、目次から一番下の“楽曲リンク”へどうぞ)

Vol.0から続けて読んでくださっている方へ、まずはお礼申し上げます。本当にありがとうございます!
今回から私の作った楽曲をご紹介させていただきます。誰に頼まれた訳でもないですが、簡単なセルフ解説も以下に投稿させていただきますので、よろしければ曲と合わせてお楽しみいただけると幸いです。(技術的な話はできるレベルではないので、主に着想に関する話のみですが)
読んでから曲を聴いていただいても、先に聴いてからお読みいただいても、もちろん読まなくても、ご自由にお楽しみください。

願わくば、この曲が必要な人へ届きますように。

詞について

この曲は、Vol.0でお話ししたことを、ほぼそのまま歌詞にしたような内容になっております。生き地獄の始まりから立ち直るまでの私の心境をメインに、ところどころ実体験も織り交ぜ、歌詞に落とし込みました。
と、この曲についてはこれ以上お話しできることが特に無いのですが、初回からこのボリュームではあんまりだと思うので、私が歌詞を書くうえで気を付けているポイントを3点、恥ずかしげもなく披露させていただきます。(模索中&特に目新しいTipsでもないので、素人の戯言と読み流してください…)

1.なるべく難しい言葉は使わない
 難解な単語や小洒落た慣用句などは、自分自身むず痒くて耐えられないので、なるべく平易な言葉遣い(小学生高学年レベルくらいをイメージ)をするよう意識しています。

2.なるべく韻を踏む
 韻を踏むと歌詞にリズム感が出る気がするので、なるべく盛り込むようにしています。ただ、言葉の意味や語感の方が優先だと思うので、あくまでなるべくです。

3.字余り、字足らずは避ける
 音符に対して字数の収まりが悪いとリズム感を損ねる(曲調やジャンルによってはアリですが)ので、類語での置き換えや倒置法での入れ替えなどをしてもどうにもならない場合は、休符を入れたり言葉を抜いたり(意味が通じる範囲で)しています。

曲について

この曲はボーカルのメロディラインから作っていきました。生き地獄時期の私にとっての総集編的な歌詞がどんどん湧き出てきて、収拾がつかない様相を呈してきたので、淡々と同じメロディを繰り返す、ずっとAメロのようなずっとサビのような構成にしてまとめてしまおう、と決めました。
そうなると、歌詞とメロディが暗い感じなので、曲調は明るく勢いのある雰囲気が良いと考え、インディーロックやギターポップのようなディストーションギターのストロークで押し通すアレンジを、当初は思い描いていました。

が、全くアイデアが膨らまず、曲自体に対するテンションが下がってきてしまったので、曲調を無理に明るくしない方向に舵を切ることにしました。
制作当時、Harry StylesとJames Blakeを好んで聴いていたので、音数少なめで体温は低いけど感情は感じられる曲調、を目指しました。そしてアレンジもギター中心ではなく、打ち込み中心の内容に路線変更しました。
メロディがずっと同じなので、コード進行も一本槍にして、ドラムも同じビートを刻む形にしました。とはいえ曲全体の流れには起伏をつけたいので、ベースを抜いたり上物を足していったり、ヒップホップ的なアプローチを試みてみました。

あとは個人的なポイント(人様にはどうでも良い類の)ですが、イントロ/間奏のリードのメロディにギターを重ねています。打ち込み一辺倒では味気なく感じたのと、一応私のメイン楽器がギターなので、ギターが入っていないと寂しく感じたためです。(でもあくまで脇役なので、ブリッジミュートして音色を抑えています)

歌詞

夜の帳が下りて更けた頃
僕は恐れ慄き泣きました
それでも朝は心こじ開けて
苦しい日々が無理に回り出す

生きていればどこかで転ぶもの
そこで何も学ばぬ愚か者
そうはなりたくないと食いしばる
地べた這いずり回り今を見る

もう今 くだらない事なんか無いさ
思えば 抱えきれなくなっていたのか
もう嫌 声を押し殺してたかもね
歩けば いつか辿り着けると信じてる

あの日かけられかなかった言葉を
二度と取りに行けない忘れ物
取り返しのつかない過ちも
歩ける道は前しか無いもの

気づけば 何かを変えることができた?
ぼくなら 果たしてそんなことがあるものか
いつでも あの時に戻れたらいいな
まだまだ 見えていない「ほんとう」を探してる

僕の心は粉々に散って
割れた鏡を朝日が照らして
月並みな言葉しか無いけれど
きっと新たな世界が
その先にあるさ あるんだ

君に与えてしまった痛みを
間違いを恐れない人生を

楽曲リンク

※ご注意:iPhoneなどapple製品で試聴される方へ
「ステレオを空間化」の機能は”オフ”にしていただくことを推奨しております。
原因が分からないのですが、リバーブが過剰にかかったようなこもった感じになり、曲によってはミックスのバランスが極端に崩れてしまうことを確認しております。 

また、YouTube動画はデフォルトで字幕が表示されるよう設定していますが、万が一表示されない場合、大変お手数ですが手動で表示設定をお願いいたします。(右上の歯車マーク⇨字幕:オン)

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IRAKA

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