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#53 僕らは常に何かと戦っているような気がするけど、それはとってもしんどいよね。

先日

初めてテニスの大会に参加しました。

練習をする中で自分の技術が徐々に向上している実感があったので

多少なりとも自信はあったのですが、結果はなんと全敗。。。

世の中そんなに甘くはないことを実感しました。

やはり負けると悔しい。勝ちたいと思います。

これは自然な感情なのかもしれません。

しかし、ここでふと自分に問いかけます。

「誰かに勝つためにテニスをしているのか?」

「いやそうじゃない」と私は答えます。

「僕はただテニスがうまくなりたい」と。

現代の競争社会の中で、人は常に誰かと戦っています。

もちろん「勝つ」ことで見える世界があるのも事実でしょう。

しかし、私は「勝つ」ことが物事の本質ではない気がします。

ドラゴンボールの単行本最終巻でベジータが言っています。

…オレはオレの思いどおりにするために…楽しみのために…敵を殺すために…そしてプライドのために闘ってきた… だが……あいつはちがう…勝つために闘うんじゃない…ぜったい負けないために限界を極め続け闘うんだ…!…だから相手の命を絶つことにこだわりはしない… …あいつはついにこのオレを殺しはしなかった …まるで今のオレがほんのすこしだけ人の心を持つようになるのがわかっていたかのように… …アタマにくるぜ…! 闘いが大好きでやさしいサイヤ人なんてよ…! ………… がんばれカカロット… おまえがナンバー1だ!!

ドラゴンボール 鳥山明

戦うべきなのは他者ではなく自分自身

であると心に留めてまた練習に励みたいと思います。


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