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#107 名前を覚えることは「信頼関係」を気づく第一歩

いよいよ2024年度が始まります。

日本では4月は始まりの合図。

新任の先生方にとっては

楽しみや不安が入り混じっていることでしょう。

そんな中、新任の先生に是非やって欲しいことがあります。

それは初めて担当する児童・生徒の名前を、始業式までに覚えることです。

人と人との関係性は、「信頼」で成り立っています。

「信頼」とは、その人の能力や資質によって形成されるのではなく

その人自身の存在を認めること(コーチングの言葉を借りればアクノレッジメント)から始まります。

今、新たに教育現場に就こうとしている新任の先生方は

授業、学級運営、部活運営に関する様々な知識やスキルを身につけたいと思っているかもしれません。

確かに、そのようなスキルは今後必要になってきます。

しかし、結局は

教師と児童・生徒の関係性があるからこそ、そのようなスキルが活きてきます。
またスキルには得意・不得意もあるし、経験値が大切な側面もありますから、いきなり経験豊かな先輩教員のようにはいきません。

だからこそ、児童・生徒一人ひとりの名前を覚えてください。

名前を覚えることは相手の存在に気づいているというメッセージの第一歩。

児童・生徒との信頼関係を大切に

長い教員生活の始まりを心から応援します!


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