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 先日、ある学校の教員の方とお話をする機会がありました。

 その時のテーマは

 「学び続けること」

 この「続ける」というのが難しい。

 学歴社会の日本では、いわゆる学校での「お勉強」がより偏差値の高い大学に入るツールとしてみられる傾向がある。

 すると、何かを学ぶという行為が、大学入試が終わった時点で止まってしまうという錯覚に陥りやすい。

 これは生徒が、教員の出身大学を聞いて、その人の教科の学力を判断することにも現れています。

 22歳で大学を卒業して10年教師として働けば、その間に教科能力も教科指導能力も確実に「成長」するわけですが、生徒が気にするのは10年前の自分の学力なのだから、ある意味興味深い。

 だからこそ、教員自身が児童・生徒に対して、自分自身の「学びが続いている」という、現在進行形を見せる必要がある。

 それは別に教科・科目だけのことではなく、趣味でもなんでも良い。

 自分のより良い変化が年齢を重ねても起こっていることが

  学び続けること

を伝えるリアルになるのだと思います。

 

 

 

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