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お引っ越し 3

⭐️⭐️⭐️⭐️
(星の数でこの記事のオススメ度を
5段階で評価しています)


皆さんこんばんは
フリックフラックの髙橋壱歩です。

いつも僕の記事を
お読みいただきありがとうございます。


さて、今回は
1ヶ月ほど前に書いた記事というか
企画の第3弾


ちなみに前回、前々回の記事がこちら


まだこれらの記事を
読んでいない方のために
これまでの内容を
さらっと説明しておく。

4月から活動拠点を東京に移す事になった
僕たちフリックフラック


色々と決める事はあるが
その中でも特に厄介なのが
部屋探し

さて、無事に家は決まるのか!

   ↑↑↑

ここまでが前回の内容



さて、家は無事決まったのか





今から1ヶ月ほど前、
東京で住むための物件を
ネットで色々と検索していた僕


正直、途方に暮れていた。


どう考えても
高すぎるし
狭すぎるし
駅遠すぎるし
汚すぎるのだ


何重苦???

こうなったら
誰でも良いから相談するしかないと
思った僕は
とにかく色々な人にコンタクトを
とりまくった。


まず連絡を取ったのが
今東京で社会人をしている学生時代の友人


同じ年齢だし、
どの区域にいい物件があるかなどを
把握していると
思ったからだ。


しかし、甘かった


僕が聞いた友人は全員
社会人1年目


それもそのはず
僕が今現在、大学5回生で
留年していなくて
就職していれば
この1年はもう普通に働いていたはずだからである。

友人たちの回答はほとんどこれだった。

「俺は今、社宅住んでるからなぁ。
〇〇円くらいで間取りは〇〇やなぁ」


社宅!?


そんな意見聞いても参考になる訳など無く、
程なくして僕は同級生への連絡をやめた。


そして次に連絡をしたのが
前まで大阪で一緒に活動をしていて
今は東京に行っている
芸人仲間たちだ。


同じ状況なので
話をわかってくれるだろう
と思ったのだ。

僕のnoteには
何度か出てきたかもしれないが

結構はやい段階で
ある人物にLINEをした。


それがキイロイゾウサンの
SIZUKU
という男である。


川原礼楓と言ったほうが
聞き馴染みがあるかもしれない


今はSIZUKUというよくわからない
名前になっている。


彼は大阪にいた時に
仲良くしており、
東京に行ってからも
おそらく仲良くするだろうと
踏んでいたのだ。


しばらく近況報告などをして
本題の物件の話になった時、
彼がふとこんな事を言った。


「一緒に住みます?」



一緒に住む???


それを聞いた瞬間
色々な考えが
頭の中を駆け巡った。


一緒に住むかぁ


僕は小さい頃から、
両親が共働きで一人っ子

小学校から私立で
友達は皆家が遠かったため、
1人の時間を過ごすことが多かった。

大学に入ってからもずっと一人暮らし
同棲などもしたことがない。

大丈夫なのか?

ここまで迷うのも
少し不思議な気持ちだった。


僕はルームシェアなど
絶対に無理な人間だと
勝手に思い込んでいたからだ。


1人の時間が一番大事だし


大丈夫なのか?


昔、修学旅行の夜
みんなでいる空間に耐えれなくなって
外に散歩をしに行ったことがあった。

あの時は普通に30分くらいで戻ってきて
その後どこに行っていたか
聞かれたりもしたが
特に支障は出なかった。


じゃあ大丈夫なのか?


でも、


そういえば何年か前
彼女と旅行に行った時、
夜中彼女が寝たのを確認して
旅館の外を歩き回ったことがあったっけ

あの時は戻った時に彼女が起きてしまい
何をしていたのか問い詰められたが


という事は僕は夜中に散歩さえすれば
誰かと住んでも何とかなる人間なのか?


それでリフレッシュすれば
誰かと一緒に住んでも
問題ないのだろうか


「ええやんええやん!一緒に住もう!」



気づいたら返信していた。


そこから物件探しがはじまる。


探し始めてすぐに気がついた。


あれ?

なんか2人でもあんまいい物件ないなぁ


まあ2人やったら
支え合える部分もあるから
プラスは出てるのか?


物件は探しているだけで
楽しかったが
不安はまだまだ残っていた。


自分たちで
ネットで探すだけでは
さすがに限界がある


結局、


キイロイゾウサンは
同じ不動産屋のお兄さんに
何度かお世話になっているらしく、
その人にまた物件探しをお願いする事になった。


SIZUKUと不動産に行く日や
内見の日だけをとりあえず決め
その日の話し合いは終わった。

(SIZUKUって呼ぶ事への違和感エグすぎるよね)


そして数日後

ライブかバイトだったか
よく覚えていないが
夜家に帰ってきた時、
SIZUKUから電話がかかってきた。
SIZUKUって毎回打つの面倒くさいよね)



「もしもし?
あの提案なんですけど、
黒木くんも入れて3人で住みません?」


黒木くん

とはSIZUKUの相方のことであり、
僕の大学時代の落語研究会の他大学の同期
(「の」多いね)

簡単にいうと
SIZUKUと黒木でキイロイゾウサン

ちなみに黒木の事は
このnoteで書いている



「別にええよ」


何が起こったん?


正直、何が起こったのか
よく理解できなかった。

あれだけルームシェアを
嫌っていた男が

3人で住むという提案を
すぐに飲み込んだ。


成長?

成長やとしたら
どういうジャンルの成長?

その後、少し話して
わかった事は
キイロイゾウサンは2人とも
引っ越しを考えていて
どうしようかと迷っていたが

僕というちょうどいい存在を見つけ
声をかけてきた訳だ。

他にも色々話した気がするが
よく覚えていない。


電話を切った後、
頭がフワフワとしていた。



3人で住むのか


子供の頃
父母僕の3人が家の中に揃う時間など
ほとんどなかった。

3人でルームシェアしてもそうなるのだろうか


2人とも僕と仲が良いので
まあ楽しいとは思うが

もし2人がネタのことなどで
喧嘩をしたら
やっぱり僕が止めに入らないと
いけないのだろうか

風呂とかどういう順番で入るんやろ


誰かが女の子とか
連れて帰ってきたらどうしよ

部屋こもったほうがええんか?

でも、ちょっと見にいきたいしなぁ


あれ?

なんかちょっと楽しなってきた


ていうか俺、

最初あんなに
ルームシェア無理やと思ってたのに

もう完全にルームシェアする方向で
考えてない?



しかし、その後すぐ
驚くべき事実が発覚した。


「僕らね、YouTubeの企画で
3月からハーレーで日本一周するんで
7月までは壱歩さん決まった部屋で一人暮らしです

家賃はちゃんと払いますんで!
安心してください」


マジか


今の僕のワクワク一体何やったんや

序盤は一人暮らしかい!



そしてそれから1週間後
いよいよ直接、不動産に行く事になった。


僕らを担当してくれたのは
少しチャラめの日焼けをした
非常に親身になってくれる良いお兄さんだった。


結婚指輪がキラリと光っている


僕は誰の影響なのかわからないが
結婚指輪をしている人は
なぜか信用できるような気がするのだ。


いくつかの物件を紹介される。

この段階まできて
少し安心していた僕だったが
部屋探しはそこまで甘くはなかった。


問題点がいくつかあったのだ。


以下に並べていきたいと思う

①この時期は物件の取り合いになるので
賃料の発生が
入居日よりも早くなる事はほぼ確実

②ルームシェアは基本的に嫌がられる。
ましてや売れてない芸人3人
金が無くてうるさい3人など
オッケーしてくれる大家は少ない

③3部屋分かれている物件はたくさんあるが
部屋の大きさがバラバラの場合が多い


大まかに書くとこんな感じだろうか


そりゃそうだと納得させられてしまった。

僕がもし大家なら
お金の無いやかましい若者3人に
家など貸さないだろう

売れていない若手芸人3人が
住むことを想定して
建てられた家など無いだろうし




それから結局各々の条件を出し合って
絞られた物件は5個ほどしかなかった。


「これね、一応5個出たけど
電話して確認したら
ルームシェアはダメとかも多いんよ」

なるほど


そして結局
僕たちの条件にあって
尚且つルームシェアを許される物件は
1つしかなかった。



他は全て断られてしまったのだ。

逆に何でオッケーしてくれたん?


3人の意見はズレるし
少し揉めたが
何とか決まったその1つ



そこを実際に見にいくことにした。



新宿駅から電車に乗り、
割とすぐに最寄り駅につき
歩いてすぐ目的地


この間にも結構書きたい事はあったのだが
2人から場所はバレないようにと
釘を刺されているため
割愛させていただく。


部屋に入った時、
不動産屋のお兄さんが
こんな事を教えてくれた。


「ここね、まあ3DKで部屋全部分かれてるんですけど

元々は大家さんの会社の
社宅兼事務所みたいな感じだったんですよ。

で、まあその事業が成功してもっと広くて良い場所に
引っ越されたんですね。

だからすごく縁起もいいですし

夢を追いかけてる若い人に是非頑張ってほしい
という事で今回ルームシェアもオッケーしてくれたんですよ」


こんないい話あるだろうか

大阪から東京へ行った人たちがよく言っている

東京は冷たい街だ

大阪は温かい街だ

果たして本当にそうだろうか

こんなどこの馬の骨かもわからない男たちに

こんな事を言ってくれる大家さんがいるなんて


僕たちはその場で契約を済ませた。




というわけで
無事に家が決定いたしました!

ご心配おかけしました!

まあ家決まるって気持ちいいですねホンマ

まあとりあえず次回は
今の家を引き払う時や
実際の引っ越しの様子などを書きたいと思います。




最後に

物件が決まった後、
近くに一軒でもいいお店見つけとこうぜ
みたいな感じで
SIZUKUと2人で
近くのラーメン屋に入ったんですけど
普通に不味かったんで二度と行かないです。


ではまた明日!


今後もどんどん楽しく面白い記事書けるよう頑張ります! よければサポートお願いします😊