めっちゃ泳げる

⭐️⭐️
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初対面の人や
まだあまり仲良くなっていない人と
話す時、
スポーツの話題になる事がよくある。

僕が人生の中で最もやってきたスポーツは
水泳だ。

「なんのスポーツやってたん?」

「水泳です」

と言うと

相手を少し困らせてしまう事がある。

水泳は
一度もやった事ない人こそ
滅多にいないが
本格的にやった事がある人は
意外に少ないスポーツだからだ。

メジャースポーツの中で
比較的マイナーというか。


そもそも
部活動の中でも
野球やサッカーなどとは違い
陸上競技や水泳は
練習と試合でやっている事が
変わらない。



競技性がないので

「楽しい」

と感じる機会が
極端に少ないのだ。

なので部活動中のエピソードなども特にない。


その後に聞かれるのが
大抵
「え、どのくらい泳げんの?」




(少し話を僕の過去に戻す)

僕は1歳半から水泳をやってきた。

水泳と言っていいのかわからないが

1歳半の段階で
母が喘息持ちだった事もあり
スイミングスクールの
親子でプールに入れるコースに
入会したのだ。

物心つく前から
水には浸かっており、
そこから小6まで
週に1回
スイミングスクールに
通い続けた。


中1になる時
一旦長きにわたって
通い続けたそのスクールを
辞めた。


中学校では部活動がはじまる。


僕は野球部に入る事を
決めていた。

中2の中盤、
僕の心境に変化が訪れた。


「水泳がしたい」


あんなにやっていたのに

あんなに泳いできたのに

まだ泳ぎたいという
気持ちになった。


そして
野球部を辞め、
スイミングスクールに
戻った。


そこからまた
週3回通う事になる
(ちょっと増えた。)


その時の練習メニューは
軽めの選手コースというか
小学生の時通っていたコースよりも
少し練習内容がキツめに組まれた。


この辺りから
本当に少しだけ
徐々に速く泳げるようになり
徐々に長く泳げるようになってきた。

高校に入学すると
僕は当たり前のように
水泳部に所属した。

そこからは練習量が何倍にもなる。

僕の高校の水泳部は
元々、強豪校だった。

僕が入学した年度の
4年前まで
体育科水泳部というものが存在しており
それが廃止されてから弱くなった。

そんな部活

それでも顧問の先生が
熱心な方で
僕はべらぼうに泳いだ。

くる日も来る日も泳いだ。

そして高校卒業と同時に僕は
水泳をやめた。
 



最終結果

僕はインターハイ
には全く手が届かなかった。

というか部員全員届かなかった。

そして
この時の高校水泳界の
1つの基準とされていた
中央大会というものの
基準タイムにも
わずかに及ばなかった。

0.01秒を競う世界である。

わずかにでも及ばなかったら
全く意味がない。


話を戻す。



ここまで
僕の水泳人生について長々と書いてきた。

人に言える結果こそ残っていないが

その辺の人たちと比べれば
僕は正直、相当泳げる。

ただ伝え方が難しい。

こういう時は大抵具体例を求められているからだ。


最近、
人に
「どのくらい泳げんの?」

と聞かれた時
僕は迷った末こう答えた。


「めっちゃ泳げる」



自分で言っていて後から思った。

めっちゃ泳げるってなんやねん

抽象的すぎるやろ

もっと言い方あったやろ。



「めっちゃ泳げるってなんやねん!」

相手が代弁してくれた。


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