なぜ僕の周りの経営者が次々V字回復できたのか?コロナや有事に強い商売の共通点。
大小、規模は様々ですが、僕のところには「業績が回復しました」「コロナ前に戻りました」という報告が届きます。
僕自身もコロナの影響で売り上げが3割ほどダウンしましたがどうにか押し戻しました。
僕は一歩塾という地元の経営者を集めた勉強会を開催しています。
その中で学びのベースになってるのが、日本の流通の神様と呼ばれる故渥美俊一氏が60年近く前にアメリカから日本に持ち込んだ経営原則の学びです。
イオン、イトーヨーカドー、ニトリ、ユニクロ、しまむら、などなど日本を代表するリーダー達がそれぞれまだ会社が小さい頃にこの渥美氏に出会いこの原則を学び実践し伸びました。
今でも大手企業の25%はこの渥美先生の学びを継承し続けています。
ここで大切なのは、これらの大企業、今でこそ大企業ですが、この学びを開始した時期はまだまだいつ吹き飛んでも可笑しくない弱小企業だったことです。
僕らと同じように非力でいつも社員や資金繰りの問題に頭を抱えていたんです。
日本の中小企業の割合は全企業数の99%です。
残り1%は大企業ですが、この大企業も元々は若き経営者が率いた中小企業だったわけです。
じゃあなぜ1%と99%の比率に分かれてしまったのか?
答えはシンプルです。
1%の経営者は渥美俊一氏に出会い学び伸びたというだけです。
99%の中のほとんどの経営者は渥美俊一氏の教えに出会えなかったか、出会ったとしても自分には関係ないとスルーしたかです。
と書くとかなり偏った考え方に聞こえるかもしれませんが、実際には概ね当たってるかと思います。
なぜなら、僕もこの原則の学びは商売の基本となる素晴らしいものだから一緒にやらないかい?と尋ねても耳を傾けてくれるのは100人に1人だからです。
その100人に1人が実践して成果を出す確率が抜群に高いから僕も胸を張って推薦できるわけです。
このコロナ騒動の中でも僕と一緒に勉強している人達が業績を押し戻せている理由は、この経営の原理原則という基礎を学んでいるから安易に気合や根性だけでどうにかしようとはしません。
売上を上げれるロジックを学んでるから押し戻せます。
的を外さす力を注ぎこめるから時間と労力とわずかな手持ち資金でも対策を打てるわけです。
これが経営の基礎知識というものです。
どんな場面でもお客様を獲得し会社や店を維持していくためには、もちろん気合と根性は大事です。同時に「知識」と「技術」という武器も必要です。
そしてその武器はいつでもサッと取り出して使えるようにスキルとして身に着けておかなければなりません。
そのためには継続して学ぶ場が必要になります。
その役割を果たすために一歩塾を開催しています。
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