地域活動センター

辞めた作業所と併設されている
地域活動センターがある。

行こうか迷いに迷って
どこか社会の集団に所属してみる
勇気が湧いてきて

見学の予約を取った。

作業所を辞めてから５ヶ月ぶりに
作業所の扉を開いた。

地域活動センター

地域活動支援センターとは、障害者総合支援法を根拠とする、障害によって働く事が困難な障害者の日中の活動をサポートする福祉施設である。略して地活と呼ばれている。その目的によってI型、II型、III型に分かれる。 設置は都道府県への届出制となっている。

ウィキペディアより

地域活動センターの存在を知ったのは
８年前くらいにハローワークで
障害者枠で働こうとしていた時に

当時の担当者から紹介されたのが
きっかけだった。

紹介されたところが
発達障害の地域活動センター。

自分も発達障害あるよね？
くらいなもんで通い出したところが
どうにも自分に合わなくて
しんどかった。

でもそこしかないと思ってて
何かと相談したり去年利用してたＢ型作業所
への通所へと繋いでくださったのも
その地域活動センター。

ところが、Ｂ型作業所で
働いていたら隣に
地域活動センターがあった。

精神疾患がある人の地域活動センター

Ｂ型作業所の隣の地域活動センターは
精神疾患がある人の地域活動センターだった。

なんだ、こんな近くにあったのか。

なぜ今まで知らないまま過ごしてきたのか。

発達障害の地域活動センターの担当者とは
Ｂ型作業所を辞めてから何度か電話したけど
不在なことが続き疎遠になってしまい
相談先が就労支援センターのみに
なっていた。

精神疾患のある人の地域活動センターの

見学の予約をしておいたので
作業所を辞めて以来、久しぶりに
施設を訪ねた。

説明してくださる担当者さんも
良く見かけていた人。
作業所に通っていた時も一度見学
したことがあるので２回目。

参加できるプログラムも変更になってる
ところもあって、以前より
居場所としては魅力的に感じた。

手芸の日などもあり
自分の得意分野だ。

月一回しかないから
予定が合えば参加しようと思う。

障害がある人で住所が
管轄の自治体であれば無料で
プログラムに参加できる。

おしゃべりしに来るだけでもいい。

寝ててもいい。

居場所として好きな時に来て
帰りたくなったら帰っていい所。

自宅でひきこもってるよりは
少しでも人と繋がりを持てる場所だな
と思う。

調子がいい時、予定がない日に
参加してみようと思う。

繋がるまで勇気が出なかった

人との関わりがなんとなく
避けたいような気持ちで

外出も一人でウォーキングや買い物
いく程度でひきこもりがちだった自分。

夫や子供達とだったり
友達とランチの約束などだと
外出ができていた。

地域活動センターの存在は
わかってはいたけど、作業所を辞めて
（問題があって辞めた訳ではない）
なんとなく遠のいてしまってた。

しかし、キッチンカーをやるかどうか
わからないけど夫がやる気に
なってきた今になって

地域活動センターに繋がることに
しようと思う。

キッチンカーを始めてからも
悩み事や心配、相談先が一つでも
増えることは自分の支えになって
もらえる。

もしもキッチンカーを始めたら
忙しくて地域活動センターにいく暇が
なくなってしまうかもしれない。

でも繋がっておいて
相談だけでも続けておきたい。

最後に

精神疾患がある人、発達障害がある人
何らかの障害がある人で
まだ地域活動センターの存在を知らなかった
人がいたら、繋がっておくのも一つだと
自分は思う。

ふらっと行って帰りたかったら
帰っていい。

地域活動センターによって
プログラムの内容も全然違うと思うので
そこは責任持ってオススメはできないけど

参加したいプログラムがあれば
参加してもいいし

したくなければしなくていい。

話を聞いてくれるそうなので
電話だけでもいいし、予約して直接行って
面談してもらってもいい。

自分は相談先の一つとして
繋がっておいて
家庭のこと、仕事のこと、お金のこと
人間関係のことなど

困ったら相談できる人を
最低３人は作るようにしている。

見学の帰りに作業所に寄って
職員さんやメンバーさんと少し挨拶したり
話して懐かしい製菓・製パン時代の

職人さんとも会えて話せて
『忘れてた上履き』を処分するか
どうか聞かれて

すっかり上履きのこと忘れてた！！

『自分で処分するので持ち帰ります！！』

と製菓・製パン時代の上履きを
持ち帰り

懐かしいクッキーやケーキを
購入して食べたら
相変わらずめっちゃ美味しかった！

まずは、社会との繋がり
一歩踏み出せた１日。