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キッチンカー始める?


我が家は息子と娘がアルバイトを
しているだけで
貯金を切り崩しながら

障害年金と合わせて
暮らしている。

貯金もそう多くはない。
いつかは底が尽きる。


早急に夫は就職するか
キッチンカーをやるか
決断せねば。


という事態なのに
夫は呑気にフットサルと
体育館ジムへ通い
身体を鍛えている。


先日行った開業セミナーや
キッチンカーのセミナーとは違う
会社が主催のキッチンカーセミナーへ
行くという夫。


2社行ってもまだ
決断するには検討するための
情報収集としてセミナーへ
行くんだと言う。


情報収集



いっぱち『セミナーばっかり行っても仕方ないって意見もあるみたいよ。実際にやってる人に空いてる時間に直接聞きに行ったりとか現役でキッチンカーやってる方の体験談の方がよっぽど良い情報じゃん?』

夫『‥‥。』

セミナーで失敗も成功もしている
人達を見てきている人の話を聞くのが
大事だと思うからいっぱちが嫌なら
セミナーには夫一人で行くと言う。


夫に一人で行かせるような人間ではない。

自分も一緒にキッチンカーを
やるからには
話を聞きに行きますとも!

賭けるかどうか


実際にフランチャイズで
キッチンカーやっている所に
修行しにいこうかな、と夫が
探していたけど
あまりなかった。


やるなら、行動していくしかない。


やるなら、波に乗るしかない。


これは一種の賭けと同じだ。



自分達に投資して
結果も自分達で表していく。

初めての慣れないキッチンカー
での営業をやるなら、行動していく
か、どうかだ。


万が一、始めることができたとしても
継続して売り上げを出していくことができる
かどうか。


頑張り次第だろう。

冷蔵庫も自宅用以外に
我が家にキッチンカー用の冷蔵庫も
必要じゃないか、とか。

駐車場借りなきゃとか。

看板どこに頼むかとか。


毎日、キッチンカーのことで
頭がいっぱいだ。

事業計画がまとまらない


何を売るのがいいか。
それをどこで売るのがいいのか。

実際売れる場所はあるのか。


まだまだ調べること
聞きにいくことはいっぱい
あるのに

夫はマイペースで
ものすっっっっっごく!!
遅い。


遠回りばかりするし
休憩ばかりするし

せっかちでチャキチャキな自分から
すると、あー、もうぅ!!

ともどかしくて仕方ない。

すごーーーーーーーく慎重な人でも
あるし、失敗しないように
情報収集するのはわかるけど


そもそもSNSをLINEしかやってない夫。

インスタとかXとかFacebookとかも
noteも何もやっていない。


(そりゃー、情報も足りないよね)


かと言ってSNSを夫がやりだすのも
心配してる自分もいる。


浮気妄想とかね。

苦手な人間関係


キッチンカーをやるとなったら
近くで営業してるキッチンカーの人達
とも関わったりとか

お客様との関わりとか

仕入れ先やキッチンカーを
営業していく上で相談していく
先輩だとか、師匠となる人とか

人との繋がりが大切になってくる。


浮気妄想なんて言ってられない。


夫と自分の他に誰かが入ってくることも
慣れていかないと。

(こんなんでキッチンカー営業できるのか?)

メンタルが最弱だけど
それでも夫とキッチンカーで
営業できたらいいな。

キッチンが修行場


我が家のキッチンは自慢じゃないけど
極狭い。人と人がすれ違えないくらいの
狭さ。

キッチンカーでの修行場みたいだね
といいながら昨夜はつけ麺を
夫と一緒に作った。

狭いからお互い協力し合って
効率よく動かなければ
ならないキッチン。

3回目の結婚をして
夫が家事を手伝ってくれるように
なってから半年経つけど

キッチンカーでの修行を積んでるような
毎日。

キッチンカーの現場を観察

今日3社目のセミナー
キッチンカーセミナーとしては
2社目に参加してきた。

都心部で行われるセミナーなので
きっとキッチンカーも出てるはず。
調べておいた出店している予定の場所に
行ってみた。


あった!あった!
しかも我々が検討していたメニューを
やっているキッチンカーが。

オシャレに描かれた夏の雰囲気が漂う
絵柄の車体に必要最低限の食材や機材が積まれた
車内。



す、すごい、行列ができている。


味見も良い勉強になるので
一個購入してみた。


裏側に回って
中でどんな風に営業しているのか?

どんな装備を車内に設置しているのか?
興味津々で観察していたら

そのキッチンカーに並ぼうとしている
お客さんに

『アルバイトの方ですか?』

いっぱち『いえ!違います!(なりたいけど)』
店員さんに間違われた💦

間違われてなんか恥ずかしいけど嬉しい。



食べる前に暑いので
コンビニで飲み物を買おうと


少し歩いたところにもまた
キッチンカーが出ていて
そこは閑散としていた。

場所も人が入りにくい位置で
売ってるものもあまりそそられなかった。


こんなにも場所一つ、メニュー
一つでお客様が来るかどうか決まるんだ。


お試しに買ってみた大先輩の
作品を夫と食べてみた。


美味しい!
自分達が作ろうとしていたものと
材料が多少違っていて
これはこれで美味しい。

自分達はもっと美味しく作るには
何を足したらいいのか?


商品が入ってたビニール袋に
店名がプリントされてて
検索するとそのキッチンカーを始めて
10年以上の経歴をお持ちの
お店だった。


でぇ先輩だ!!


さすが、都心部でキッチンカー激戦区に
出店するだけあって知名度もある
お店なんだろう。

セミナーを開催するビルの下にも
たくさんのキッチンカー。
観察したくてウズウズしたが
夫が時間がないし後で見れるだろうと
言うので会場へ向かった。

夫がやる気になってきた

内容は大体得られた知識のことが
多かったけど、出店場所を提供している
会社だったので場所取りに悩むことは
解消されそうだった。

車も中古車を扱っていて
少しでも初期費用を抑えようという
考えが中心の話で我々も

乗り出しやすい内容だった。

実際にキッチンカーの中に入ってみた。


作ったり売ったりするところを想像してみる。
キッチン部分を設計して作ってもらう
訳だけど何を作るかが決定してない

我々にはまだ設計の詳細は
書けないけど

販売するイメージは湧く1日になった。


すっかり夫はキッチンカーを
やる方向に前のめりになってきて

売る場所、売るターゲット、商品
を決定していく内容の会話に
なってきた。

キッチンカーの話が具体的に
なりつつある。

資金があまりない我々は
車体をリースにするにも審査が通る見込みも
ないし(無職だから)融資を受ける

ための事業計画書を作ることが
重要かな、というところまで
話は進んできた。



夫はいくつかのセミナーに行って
話を聞いてきたことと

実際にキッチンカーの現場を見て
やるイメージが湧いたようだ。


それでもまだまだ勉強不足な我々は
売る場所に直接行って周辺のお店が何屋さん
があるかとか、その周辺にどんな
人達がいるのか。

リサーチする必要がまだまだあるし

キッチンカーもいっぱいあるので
たくさんの大先輩達の元へ足を運んで
味見して勉強しないと。

看板は娘に協力を頼もうかなと
薄っすら頭の片隅にある。

娘はイラストレーターとして
活躍させていただいてるので
もちろん有料で。

夢が夢じゃなくなるのか?

6年前くらいに観た映画『シェフ』
が自分のキッチンカーやりたい夢の元と
なってるんだけど

いいなぁ、こんな風に生きていきたいな
と感動した頭に描いたイメージの
キッチンカーでの販売という夢が

叶うかもしれない。



結婚したい

子供、男の子と女の子を産んで
お母さんになりたい


という夢を叶えてくれたのは
3回も結婚してくれた夫。


綺麗な花火を観に連れ出してくれたり

美味しいごはんを食べに連れ出してくれたり

自分に対して生きて欲しいという
手紙をくれたり

生きる意味なんて


ないのかもしれない。


けれど意味がないと生きられない
自分を少しでも生かそうと


生きる意味を持たせてくれる


そんな夫とだから
キッチンカーという夢も
また叶えてくれるのかもしれない。


(また借金背負うことになるのに)



返済できなくなるかもしれない。

営業し続けられないかもしれない。
(自分の統合失調感情障害の影響で)



借金背負ってでも
それでも

キッチンカーにチャレンジしたい
自分の夢を叶えてくれようと
している夫に心から感謝したい。


夫のためにも子供達のためにも
生きていなきゃ、と思える。


キッチンカーを始めたら
食べたいと思って来てくれる
お客さんのためにも


生きなきゃ。

最後に

病気があるから働けない。
ということが

ものすごく劣等感だった。

働ける場所と出会えないのも
苦しかった。

自分に能力がないと責めて
何度自信をなくし
挫折を味わったか。


病気があっても
働ける場所を作ろうとしてくれてる
夫の力になれるよう

生活できるくらいは稼げるように
治療しながら頑張りたい。

自営業なら
自分の体調や天気と相談しながら
営業できることはかなりの
メリット。
働き方が自由にできる。

ただ稼げなかったら
生きていけないけど。




生きてる意味は


自分で作っていくもの。



売り上げが病気のアップダウンに
繋がりそうなリスクはあるけど


病気があって出来ないことがあっても
少しでも人の役に立てることも
あるんだと信じたい。


自分のできることをしたい。



そこそこ
コツコツやろう。
そこそこ
できることをやろう。

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