モヤモヤはなくならない
朝からしっとり降り注ぐ雨。
夫は雨だからフットサルは中止。
といっても家で過ごすような人じゃない。
家にいるのがもったいない。
どこかいこう!という夫。
朝、起きた時から頭痛がして
鎮痛剤を飲んで午前中ゴロゴロと
寝ていた自分。
どこかいこう!と言われて
出かけた方が気分が良くなるかな?と
思って外へ出た。
昨日、母親といつものように
長電話をしていたら
よくあることなんだけど
過去の話になった。
そして自分と不仲の姉の話が
いつも通り出た。
姉は相変わらずいっぱちの悪口を
言ってるんだそう。
それを母親は伝えてくる。
なぜ、母親はそこでいっぱちを
庇うような、姉といっぱちが仲良く
できるような声かけを間に入っていて
やらないのかが不思議だ。
長年同じ三角関係を続けている。
自分のことを守ってくれない母親に
腹が立って怒ってしまった。
話せば話すほど腹が立つ。
母親はもう切るからね!と言い
一方的に電話を切った。
昨日のことがあり憂鬱な気持ちを
抱えて夫とショッピングモールに行った。
お昼ごはんを食べても
あまり味わえず
ショッピングで靴やスポーツウェア
冷蔵庫や冷凍庫、洗濯機など
見ても見ても楽しくない。
歩きながら眠気と身体のだるさで
かなりしんどくなってきた。
夫に言わねば。
と思いつつなかなか体調が悪い
ことが言えない。
デザートを食べようか、と
言われた時には
もうとにかくしんどくて
どこかに座りたい。
デザートにクレープかケーキか
なんてどうでもよかった。
いっぱち『何食べるか考えられない‥‥。』
とようやく言えたら
夫『とりあえず座ろうか。』
という言葉を聞けただけで
疲れがフッと取れて
休憩スペースでふて寝した。
夫『飲み物買ってくるけど何がいい?』
いっぱち『何でもいい。』
それしか言えなかった。
もう何を飲むかすら考える脳の活動が
出来ず思考停止してしまった。
鬱だったのかもしれない。
昨日の母親との電話で聞いた
いっぱちを責める内容だけで自分責め
モードに入ってて昨夜は久々にやけ食いして
吐いた。
自分の生まれた実家には
自分の存在価値はない。
大切にもされないし
尊重もされない。
そんな忘れかけていたことを
思い出してしまった。
蓋してた感情を開けてしまったような。
ネチネチと母親にいっぱちの悪口を
言いつけて毎日毎日
聞こえるように言う姉。
一向にいっぱちを庇おうとも
しない母親。
この変わらない関係が今も
続いてるんだ!
と気づいたら
一気に体調が悪くなった。
夫『少なくとも我が家ではいっぱちの存在は大切にされてるんじゃない。』
そうかもしれない。
我が家は生まれ育った家とは
違うんだ。
お互いを大切にし合う関係に
築いてきたじゃないか。
休憩スペースでふて寝してるいっぱち
のところへ夫が戻ってきて
カフェラテを買ってきてくれた。
なんか、すごく嬉しかった。
心が安らいだ。
夫『ソフトクリーム食べる?』
いっぱち『うーん‥‥』
夫『1人1個食べれる?』
自分は首を横にブンブン振った。
夫『2人で1個食べようか。買ってくるね。』
買ってきてくれたソフトクリームは
コーンが黒くてサクサクしてて
とってもクリーミーなソフトクリーム
だった。
味は言わずとも美味しかったんだけど
半分こして無理なく少しだけ
美味しいものが食べられて嬉しかったのと
夫が少しだけ食べることに協力してくれた
その気持ちが嬉しかった。
母親や姉からは大切に扱われず
育ってきたかもしれないけれど
今、夫や子供達に
とても大切にされ愛情溢れる家庭で
穏やかに暮らせてること。
本当にこんな幸せなことはないな、
と改めて痛感した。
雨だから夫と相合傘もできたしね。
途中から雨が強くなってきたから
いっぱち自分の傘さしてって
言われて別々の傘になって
ちょっと寂しかったけど
自分は今は幸せだ。
過去にどんなことがあったと
しても。
これから先ずっと姉とは
仲良くはできないかもしれない。
悲しいけれど
一方的に嫌われている。
でも自分のことを好いてくれる人もいる。
自分を好いてくれる人と
付き合う。
それでいいじゃないか。
でも守ってくれない母親や
一方的に嫌ってくる姉を失うことが
切ないのはなんでだろう。
このモヤモヤは止まらない。
過去をいつまでも引きずってるんだろう
と自分でもバカバカしい。
けれど執拗に頭にこびりついて
離れない過去の虐待の記憶。
これをトラウマというのかな。
自分で自分を癒すことを
していかないと
いつまで経っても
このモヤモヤを解決できない
気がする。
しんどいな。
そこそこ
コツコツやろう。
そこそこ
できることをやろう。
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