夫と娘 その5


夫とは3回目の結婚。
2回離婚したのも同じ相手。

娘にとって夫は実の父親。


なのだけど、小さい頃から
仕事が朝早く夜遅くまで

土日祝日も休みじゃなかったので
子供達や自分とはすれ違いが
多く一緒に過ごす時間はほとんどなかった。


空白の6年



娘が6歳になる12年前の4月に
自分と子供達が家出することになり

離れ離れになって
6年という年月が過ぎた。



裁判所を通してのやり取りだけど、
面会もしたり、夫から手紙をもらったり
誕生日プレゼントをもらったりと
いうことはあったけど


本当に子供達を思っての
プレゼントや手紙には感じられなかった。


と、自分が思うくらいだから
子供達はもっと思うんだろうと思う。


不登校



2回目の離婚後、
子供達は二人とも不登校。
どん詰まりで子供達にとって

良いかと思ったことはなんでもやった。


その一つに、DVだった夫に
自分から勇気を出して連絡を取り
和解しようと努力することにした。


両親が仲違いしたままでいることも
良くないと思ったからだ。

というか、自分がそこで
行き詰まってて苦しかったから
自分を楽にすることが
子供達を楽にすることだと
いう考えに行き着いたから。


鬱だけどお父さん




再会しても鬱になってる夫には
すぐに子供達と会うことになっても

離れていた時間を埋めるには
時間が足りなかった。


子供達を理解するにも
交流する時間が足りなすぎるし

何より自分と夫との関係が
拗れたままでは子供どころではない、
という考えの夫。


元々子供好きな人な訳ではないし
子供が欲しいという気持ちは
あったらしいが

そこまで強く望んでいた存在では
なかった夫。

交流するうちに愛情が戻ってきて
大切に思う気持ちも芽生えてきたようで

花火大会を観に行ったり、お祭り、
プールやキャンプ、旅行、学校の行事の
参観など


今までやってこなかったことが
浮き彫りになる体験をした
ここ6年間だ。


パパ嫌い




娘がリビングにいることも増えたし
夕食も夫と一緒に食べている。

思春期・反抗期が終わったのかな?
と思い始めていたこの頃。


1ヶ月半前くらいの記事。



自分と娘2人になった時に


娘『単純接触効果ってあるじゃん?』

単純接触効果とは、繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。1968年、アメリカ合衆国の心理学者ロバート・ザイアンスが論文 Zajonc にまとめ、知られるようになった。 ザイアンスの単純接触効果、ザイアンスの法則、ザイアンス効果などとも呼ばれる。対人関係については熟知性の原則と呼ばれる。

ウィキペディアより

いっぱち『あぁ、聞いたことあるよ。』

娘『パパのことが嫌過ぎて、会えば会うほど嫌いになっていくんだけど‥‥。』


いっぱち『そうなのかぁ。』


娘『パパのことでストレスが大きい。知らない他人がいるって感じ。』

いっぱち『パパのこと覚えてないの?』

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