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食費>宿泊費の北海道 Day 9

2022.09.22 〜Day 9〜

熊に怯えながら

早朝4時に起きて、トレイルランの準備をする。ドアを開けると久しぶりにピリッとした寒さを感じた。フロントガラスは凍り、霜が降りている。氷点下だ。

日の出前に出ようと思っていたが寒さと熊にビビって結局明るくなってからの出発となった。ピーピー鳴らしながら。

この旅の山行のために準備したものがある。電子ホイッスルとベアスプレーだ。どちらも本州には生息しないヒグマ対策として買ってみた。電子ホイッスルはボタンひとつで120dBの音が鳴る代物だ。ベアスプレーはヒグマと鉢合わせした時に10mの射程でカプサイシンエキスを放出することができるお守りみたいなもの。電子ホイッスルで自分の存在を知らせながら、いざという時にベアスプレーを使う。そんな装備で大雪山に臨んだ。

北海道はでっかい

今までの北海道生活の中でも感じていたが、北海道のスケールは本当に大きい。大雪山でも同じだ。口下手なのでここからは写真でその大きさを紹介しようと思う。

熊を恐れながらの薄暗い森
永山岳への登り。暑くなる前に登ろう。
太陽が見えてきた!山頂までもう少し。
稜線に出る。安足間から比布への道。
9月も終わりなのに残雪あり。遠くに旭岳を望む。
ひとまず区切りとなる北鎮岳への最後の登り。
御鉢を望む。あまりに素敵な景色にちょっと無理してでも一周したくなる。
御鉢を見ながらのくだりは爽快!
チングルマの紅葉を松の緑、青い空のコントラスト
お鉢の反対側。想像よりも大きな川が山の上を流れていてビックリ。
旭岳山頂からの景色。北海道はでっかい!
雄大な自然への下り坂。ザレザレガレガレで那須みたい。
ロープウェー乗り場をパスして、帰りを急ぐ。
沼平の池塘たち。いくつあるんだ?
沼の脇にも紅葉がたくさん。素晴らしい景色だった!

ということで無事に下山し、登山口にある愛渓山温泉に入った。鉄分たっぷりの赤い湯でリフレッシュして旭川の町へ。

リカバリー飯 ラーメン

旭川といえば、、の名物を探していただ、お腹も空いていたので自分達もよく聞いたことのある「旭川ラーメン」を食べることにした。らーめん三日月というお店に入った。店内はわいわいガヤガヤ、すでに地元のファミリーのお客さんで賑わっていた。

走ったあとはお腹が空く。2人とも量の多いつけ麺を食べることにした。疲れた体にはこのガツンとしたラーメンが染み渡った。

大盛りでなくてもこのボリューム。大満足。

ラーメン屋を後にし、寝床を探す。旭川市内はあまりに待ちすぎるので少し車を走らせて、道の駅 ひがしかわで寝ることにした。途中のセコマによってカツゲンとアイスとお。これはもはやこの旅での定番だ。

明日はまた天気の悪い三連休が始まるので、旭川動物園へいこうと車内で話をし、床についた。

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