三浦一平

米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・ コーチ / HSP(繊細さん)の…

三浦一平

米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・ コーチ / HSP(繊細さん)の特性を活かして40歳からコーチングを学んでキャリアチェンジ

マガジン

  • 「聴く」をめぐる冒険

    コーチングを受け、コーチングを学び、コーチングを仕事にするまでの体験記です。

  • エンゲージメント・ストーリー

    ブラック企業3年、外資系企業12年、介護ベンチャー企業1年、ヘルスケアベンチャー企業1年+コーチング複業3年の経験から心理的安全性についてのストーリーをまとめています。

  • VRコーチングラボ

    • 1本

    VRコーチングラボでの研究をシェアします!

  • ウソ噺

    妄想から湧き出た作り話です。

最近の記事

7月の振り返り〜全体性は、多様性をもって経験される〜

「味方以外は、嫌い」の背景は、 ・自分の嫌いな部分を投影している ・単一の物差しではかられる教育 ・市場で価値を出すために競争する労働環境 ・正しいことと間違っていること、敵と味方などが共存しない世界観 などがあると思う。かつては、味方以外は嫌いな自分に罪悪感を感じていたし、認めたくなかったが、背景を想像すると、嫌いから始まって当然だし、「味方以外は、嫌いな自分」を認めて、向き合うほどに好きな人が増える。 全体性は多様性をもって経験される。 ◆ 今日は、マイズナー・

    • やりたいことリスト

      ・演劇×コーチングのワークショップを主催する。 ・仲間とコントライブをつくる。 ・泊まりのワークショップをやる。 ・星野リゾートでワークショップをやる。 ・スイデンテラスでワークショップをやる。 ・浴衣で集まる場作りをする。 ・蛍×リトリートに関わる。 ・ワークショップ×高齢者×出会いの場を企画する。 ・5kg痩せる。 ・富士山に登る。 ・仕事のハードルを下げる。 ・作る人がメニューを気まぐれで考えるコミュニティレストランで料理をふるまう。 ・HSPの人達が特性を活かせるワー

      • はじめてワークショップをした場所は、ガールズバーだった。

        ありがち過ぎてお恥ずかしい話ですが、40手前でガールズバーデビューしました。 ◎ストレスがたまったのでガールズバーに行った。 年々、「自分の楽しい時間」=「飲み会」だけになりつつあり、いつの間にか飲み会がないと、楽しい時間を過ごしていないと思うようになっていました。 40歳を目前にした2017年。仕事が忙しくなったり家族が病気になったりで、飲み会に行ける機会が月4〜5回から月0〜1回へと減りました。 俄然「楽しい時間を過ごしていない」というストレスがたまります。そして

        • 戦争のトラウマが、日本の企業文化に与えている影響をChatGPTに聞いてみた

          日本の伝統文化は、茶道や武道に見られるように、人間の理解を深め、精神性を育む文化が根底にあります。 しかし、現代の日本社会、特に企業組織においては、第二次世界大戦時の深い傷が未だに色濃く残り、戦後のトラウマが企業文化に影響を与え、人間を単なる労働力として扱う傾向が根付いています。 これが、女性活躍推進やエンゲージメントなどの進展に大きな障壁となっているのです。 日本の企業文化は、その根底にある歴史的な背景と密接に関連しています。第二次世界大戦の傷は、日本社会に深い影響を

        7月の振り返り〜全体性は、多様性をもって経験される〜

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        • 「聴く」をめぐる冒険
          6本
        • エンゲージメント・ストーリー
          3本
        • VRコーチングラボ
          1本
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          3本

        記事

          ワークショップ×演劇×コメディ×コーチング×古民家に興味がある方へ

          古民家で一緒に演劇を観るor演じる体験をしませんか? 普段は、吉祥寺のフローズンヨーグルト屋さんの店長の仕事をしながら、年に数回のハイペースで演劇公演を続けている友人、「劇団武蔵野ハンバーグ」主催の高橋と一緒に、 「演劇に馴染みのない方達にもハードル低く演劇を楽しんでもらいたい!」 という気持ちから、上石神井のBarスペース付き古民家をお借りして、発表会付き演劇ワークショップやBarやフリーマーケットなどを文化祭的にやることになりました! 暑い日になりそうですので、チ

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          ネイティブハワイアンの知恵を聴いたら、ネイティブジャパニーズの自分が喜んだ

          友人が、「同じチームのリーダーの人間性が素晴らしく、自分も同じように振る舞わなくてはいけないと思い込んでいて、苦しかった。」と、かつての自分を振り返っていた。 その後、自分の特性や強み、ライフストーリーを振り返るうちに、「その人がもっているものが、自分にはない。」ことと、「その人にはないものを自分がもっている。」ことに気がつき、楽になったそうだ。 僕もコーチングなどの学びから、だいぶ自己理解は進んだが、 「次の世代にバトンを繋げているか?」 という問いに対しては、

          ネイティブハワイアンの知恵を聴いたら、ネイティブジャパニーズの自分が喜んだ

          コーチ達は、何故、大規模に協力し合えないのか?

          友達に言われました。 「うまく言葉にできなくても、その時、あなたが感じたことにきっと間違いはないと思います。 うまく伝わったら気持ちいいかもしれないけれど、 今日の夕日が言葉で表せないくらい綺麗なように、僕らの心も言い表せないけれど確かなものだという具合に。 」 ◆ お互いを活かしあえるコーチングスキルがあるのにも関わらず、資格取得中の人も合わせれば、数万人はいるはずのコーチ達が、何故、大規模に協力し合えないのだろうか? という疑問があって、それについて、自分自身

          コーチ達は、何故、大規模に協力し合えないのか?

          「死生観を対話するワークショップ」〜日本古来の死生観を体感することで見えてくる本当に大切にしたい今〜

          こんにちは!プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチの三浦一平です。今日は、今度主催する「死生観のワークショップ」についてご紹介します! はじめに 現代日本社会において、「死」と「老い」はしばしばタブー視され、多くの人々の心の中に不安や恐れを植え付けています。 日々の生活の中で、これらのテーマに直面することは避けられないものの、社会全体として、これらについてオープンに話し合う文化はまだ十分には育っていません。 この分断が、先行きへの漠然とした不安を育む一因となってい

          「死生観を対話するワークショップ」〜日本古来の死生観を体感することで見えてくる本当に大切にしたい今〜

          「みんなちがって、みんないい?」日本企業の多様性の誤解と本質を考える。

          はじめに 日本企業における「多様性」という言葉は、近年、ますます重要性を増しています。その中で、「みんなちがって、みんないい」というフレーズは、多様性とインクルージョンを象徴するキャッチフレーズとして広く受け入れられてきました。 多様性の誤解について 「みんなちがって、みんないい」という言葉の背後にある意図は、多様性を肯定的に捉え、それぞれの個性や能力がチームや組織にとって価値あるものであることを認識することにあります。 しかし、日本企業の中には、この言葉を誤解し、「

          「みんなちがって、みんないい?」日本企業の多様性の誤解と本質を考える。

          成人発達理論〜発達段階を上げるため、という方針を掲げてはいけない理由とは?〜

          成人発達理論は、人の内面が、生涯を通じてどのように成長し、変化するかを探求する学問分野です。 しかし、この理論を「発達を上げる」という目的で扱うことには大きな誤解があります。 今回は、なぜそのようなアプローチが問題なのか、僕自身が、かつて陥った罠からの学びを書いてみました。 「各段階をやりきることの大切さ」など、他にも視点はあると思いますが、ひとつの視点として、ご参考になりましたら幸いです。 ◎発達を「上げる」アプローチの問題点 1. 個々人の発達段階の多様性の無視

          成人発達理論〜発達段階を上げるため、という方針を掲げてはいけない理由とは?〜

          エンゲージメント向上に必要な対話スキルの中で、もっとも日本組織に足りないスキルをChatGPTに聞いてみた

          現代の日本社会や資本主義社会において特に足りないとされる対話スキルは、「アクティブリスニング(能動的聴取)」です。 アクティブリスニングとは、話し手の言葉だけでなく、その背景にある感情や意図も理解しようとする深い聴き方を指します。 このスキルは、人間関係を深め、コミュニケーションを改善する上で極めて重要ですが、忙しい日々の中で十分に実践されているとは言い難い状況があります。 ◎アクティブリスニングが足りない理由 1. **高速化と効率重視の文化**: 現代社会は情報

          エンゲージメント向上に必要な対話スキルの中で、もっとも日本組織に足りないスキルをChatGPTに聞いてみた

          風の時代〜物質的豊かさを重視する時代と精神的豊かさを重視する時代の決定的な違いとは?

          ◎イントロダクション 近年、私たちの社会は大きな転換期を迎えています。長きにわたる物質的豊かさの追求から、より精神的な充足感や幸福感を重視する方向へと価値観がシフトしています。この「風の時代」とも呼ばれる過渡期において、個人や組織はどのように変容し、新たな価値を創造していくべきでしょうか。 物質的な豊かさを重視する時代と精神的な豊かさを重視する現在との決定的な違いは、成功や幸福の定義にあると言われています。 ◎物質的な豊かさの時代 ①成功の指標 物質的な豊かさの時代で

          風の時代〜物質的豊かさを重視する時代と精神的豊かさを重視する時代の決定的な違いとは?

          自分の声を聴く: Co-Activeコーチングの力

          私たちの日常は、忙しさに追われ、他人の意見や社会的な期待に左右されがちです。その中で、「自分の声」を聴くことの重要性はしばしば見過ごされます。自分自身の内なる声に耳を傾け、真の願いや価値観に基づいた人生を送ることは、充実した生活への鍵です。この過程で、Co-Activeコーチングは強力なツールとなり得ます。 Co-Activeコーチングとは? Co-Activeコーチングは、コーチとクライアントが協力的な関係を築き、クライアントの自己認識を深め、変化を促すコーチングのアプ

          自分の声を聴く: Co-Activeコーチングの力

          自己紹介

          三浦 一平 (みうら いっぺい) プロフェッショナルコーチCPCC(米国CTI認定) Engagement Run!講師(株式会社アトラエ) https://get.wevox.io/engagement_run 1979年、秋田県生まれ 早稲田大学 商学部卒 2002年、製薬会社に入社。MRとして病院や薬局で勉強会を提供(3年)公認会計士の資格取得にチャレンジするために退職し、合計3回資格試験にチャレンジ。 2008年、公認会計士資格を断念し、簿記の知識を活かして外

          まだ形になっていない思考のメモ書き【10月】

          世間一般の成功や幸せを追い求めている時、 「夢に向かって頑張っている」 ような錯覚に囚われるが、 僕の場合は、その夢からはずれたら生きていけないという恐れや不安が根っこにあった。 そのことに気付いてから、世間一般の成功や幸せとは違う成功や幸せを感じている、願っている自分を認め始めた。 ◆ 尊敬する人や、好きな人とケアし合うことで、傷は癒え、勇気が湧いてくる。 その上で、 許せない人や、嫌いな人に愛をもって関わることで、世界は変わっていく。 尊敬する人は、自分

          まだ形になっていない思考のメモ書き【10月】

          【かつて、YeLLの世界観に共鳴して集まった仲間は、今もそれぞれの場所で世界観を広げている。】

          4年ほど前に、YeLLという会社で変わった働き方をしていました。 "「社員」ではないけど、YeLLのビジョンやサービスに共感していて、成果物ありきのいわゆる「外注」という契約形態とも少し違う。" https://note.com/enflow/n/n3113ffa66b0e そんな、"Penguin(ペンギン)"という働き方で4ヶ月程、ミーティングに参加したり、イベントのお手伝いなどをしておりましたが、このYellという会社の「働く楽しさがつながる世界」や「聴き合う組織」

          【かつて、YeLLの世界観に共鳴して集まった仲間は、今もそれぞれの場所で世界観を広げている。】