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カブトムシのツーちゃんが卵を産んだ。そして。

先日、我が家に今年もカブトムシがやってきた件について記事にした。


今年はオスメス一匹ずつで迎え入れたので、毎夜カブトムシの子づくりに関して検索する日が続いていた。

3日くらい一緒のケースに入れておくと交尾は完了するとの情報を得たので、2匹とジロジロと観察。

この2匹はもう致したのか。


現場を押さえてないので、観察したところで全然わからない。とりあえず1週間ほど同じケースで生活していただき、ある朝メスだけ土の外に出ていたので別ケースに分けてみた。


あ、ここまでオスメスって書いてますが、ちゃんと名前ありますよ。
前記事では、かぶとくんとかぶとちゃんと書きましたが、結局“ワンくんとツーちゃん”に定着。1号、2号的なニュアンスらしい。(けど、たまにかぶとくん、かぶとちゃんって呼ばれてます)


相変わらず、夜に活動して日中は土に潜っている。

「ツーちゃんのエサめっちゃ減ってるな」

「赤ちゃん産むから力つけてるんかなぁ。出産は体力勝負やからな」


毎晩、子どもたちとエサを入れ替えて、ケースを拭いたり掃除をし、土を霧吹きで湿らせる。去年はオス1匹だけだったのでカブトくん(初代)はペット的存在だったが、2匹いることで今年は生態観察感が強まっている。


そんなある日。

「あ!!!これ卵じゃない!!???」

小3娘が発見。

土の上に2つ卵が出てきている。
産卵のために潜って動き回っているのだろうか。ツーちゃんはモグラ系カブトムシなのかな?というくらい土を掘りおこすので、毎朝レイアウトがぐちゃぐちゃになっている。


その土の上に小さい白い卵が2つ。確かにある。

「ほんまや!!!生まれてるやん~!すごいな~!」

出産の喜びに沸き立つ母子。一気におめでたムードが漂う我が家。新しい命の誕生はいつだって素晴らしい。



その数日後、ケースを底から見ていると、白っぽい何かが動いているように見えた。

ん?なんやこれ?


「あ、これ幼虫になってるんじゃない!?」

まだまだ小さいが、下の方でむにょむにょ動いている物体が見える。
(虫苦手な方すみません。そもそも読み進めてないですかね)

「ほんまや~~!!!これ幼虫やん!」

孵化している!!!



「え~!!すごいすごい~!幼虫になってる~」

「やった~!」

息子が飛び上がって喜んでいる。

「名前つけよう名前!」

え?名前早ない?まぁええけど。

「何が良いかな~。初めての幼虫……初の幼虫……ってことで……。

はつよちゃんは!?」


「お〜良いね!はつよちゃん!」

我が子がよくわからない盛り上がりを見せていて笑える。


幼虫ってどうすれば良いんや。
少し調べて、100均でそれ用の木を購入。水に浸した上で土に埋めてみた。

しかしすぐさま、もぐら系カブトムシ・ツーちゃんが掘り出し、土の上に出してしまってるけど良いのでしょうか。
というか、ツーちゃん横にしていた少し大き目の木を自分で立てたりもするんですが、馬力すごないですか。
ちなみにワンくんは角だけ出した状態で土の中に潜っていることが多い。尻隠して頭隠さず。

カブトムシは成虫になるまでに、孵化、蛹化、羽化、の変化をするという。まだまだ先は長い。

これからどうなって行くのか。まだまだ初心者マークのカブトムシおばさんなのでよくわからないし、正直幼虫はまだ直視して世話をする自信がない。しかし、せっかく我が家にやってきてくれた命なので、きちんと向き合っていきたいと思う。

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