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すでにもう1回観たい 映画『THE FIRST SLAM DUNK』

とにかく最高、かっこ良すぎ。身体が熱くなって、何度も泣いた。

先日、小3娘と映画『THE FIRST SLAM DUNK』を観に行った。その感想が上記である。完全に語彙力を失っていて申し訳ない。本当にトキメクものを前にすると、うまく言葉を紡ぎだせないもの(言い訳)。


『SLAM DUNK』は青春真っ只中にいた学生時代(中学or高校)に読んだ。SLAM DUNKが流行ったので、当時バスケ部が人気だった。中学時代は男子バスケ部の人数がやたら多かったような。

ただ、友人に借りて読んだので、手元にあって何周も読んでどのシーンも頭に焼き付いている……みたいなレベルではない。おそらく2~3周くらいしかしていない。けど、「めっちゃおもしろい!」と時間を忘れて読み込んだことを覚えている。


今回は井上雄彦さんが映画の原作・脚本・監督とあって、「これは観に行かなくては!」ということで映画館に足を運んだ。

まだ観られていない方もいると思うので、内容に触れることはしないが、とにかく冒頭にも書いた通り「最高!!!!」だった。


僭越ながら、以下で簡単に素晴らしいポイントをまとめたいと思う。


●映像がとにかく美しい


桜木が、流川が、ゴリが、みっちーが、りょーちんが……。
リアルに動いている。躍動している。映像が美しくて、本物の試合を観戦してるような感覚になる。時折実写か?というくらいにリアル。後、筋肉かっこ良い。バスケのユニホームって筋肉を余すことなくお見せくださる仕様やな、と感謝に至る。

●音楽がぴったりすぎてびびる


オープニング主題歌はThe Birthdayの『LOVE ROCKETS』。
エンディング主題歌が10-FEETの『第ゼロ感』。

オープニングは、一つの音から始まって少しずつ音が増えていく感じが「始まる……!」と、ワクワク感を高める。井上さんがThe Birthdayのファンで「頼みたい」ということでオファーしたそう(パンフレット情報)。


そして、『第ゼロ感』が特にたまらん。めっちゃ良いところでパーンと差し込まれる。バスケの疾走感にぴったりすぎる。最高。



観終わってから、ずっと聴いてる『第ゼロ感』。
常に縦揺れの日々。料理中も、運転中も縦揺れ。私がずっとかけてるから、映画を観てない5歳息子の曲を覚えて歌っている。この曲をバックに躍動するメンバーたちを観るだけでも、映画館に足を運ぶ意味があるってことよ。


●ストーリーももちろん最高


「原作をただなぞって同じものを作ることに、僕はあまりそそられなくて」

映画パンフレット 井上雄彦さんインタビューより


パンフレットを買って読み込んだのだが、そこに井上さんの想いが書かれていた。「連載時は20代だったので高校生側の目線の方が得意だったが、年をとって視野が広がったからこそ、描きたいものも変わってきている」と。

新たなストーリーを見せてもらえて、何度もグッときてガン泣きした。ガン泣きする私を娘は横から何度も確認していた。視線を感じていたが、構わず泣き続けた。タオル持参は必須です。





漫画を読んだことのない、小3の娘も「おもしろかった!」と言っていた。
(ただ、娘のお友達(小3女子)で同じく内容を知らずに観に行った子は「よくわからんかった。おもしろくなかった」と言っていたので、子どもが全員楽しめるかはわからない。スポーツ好きの子はいけると思う)


映画を観終わってから、漫画を手元に置いておきたくなってきた。
とりあえず、amazonprimeでアニメを観れることを確認したので、ぼちぼち観始めている。これは、『ハイキュー』全45巻を大人買いした時と同じ流れ。どこかのタイミングで一気に買ってしまうような予感。

そして、すでにもう1回観たい。躍動するメンバーに会いに行きたい。時間を見つけて、今度は1人で映画館に足を運ぶつもりでいる。


最後に余談になるのだが、この映画パンフレットの桜木花道を見て息子が「あ~ブラボーって言う人や!」と言った。

……え?
ブラボー?赤髪……。

……もしかして、長友選手?
ブラボーって言う人……。え?


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