子育てに疲れた時に思い出す、園長先生の言葉
私はnoteで子育てに関する記事を書くことが多い。
日々の中で1番心を動かされる相手は間違いなく子どもたちだから、自然とそうなっている。
「これは忘れたくないなぁ」
「可愛いなぁ。子どもってめっちゃおもしろい!」
そんな瞬間をnoteに綴る。内容はなるべくポジティブなものにしたい。
“育児はしんどい。お母さんは重労働。24時間休みなし”
ネット上にはそんなマイナスの情報が溢れている。
もちろん、その側面はあるけれども、私はどう考えても子どもから与えられているものの方が多いと思うから、なるべく楽しい瞬間を切り取って発信したい。そして、読んでいただいた方にも、子どもっておもしろい!と少しでも思ってもらえたら、嬉しい。
だけれども。
いつどんな時でも、おもしろおかしく子どもたちと接したり、笑ってばっかりかと言うとそんなことはない。
いくら言っても伝わっていないand聞いていない様子の小3娘に「これがギャングエイジか!?」と感じながら、大人気なく喧嘩してしまったり。
育児・仕事・家事で疲れ果て、自分の時間が全然取れず「もう嫌や!」となったり。“仲良く遊んでる(と思ったら)→姉弟喧嘩”の繰り返しに嫌気がさして、トイレに逃げ込み立て籠る時もある。
これが子育て中の私の日常。
そして「これはあかん」と思ったら、鬼瓦母ちゃんに変身することも多々。「あ~しんど。あまり怒りたくないのになぁ」と、鬱屈としてしまう時もある。
そんな時に繰り返し思い出す、我が子が通う保育園の園長先生が懇談会で言っていた言葉があるので、ちょっとご紹介したいと思う。
懇談会で園長先生のこの話を聞いた時、マスクの下でこっそり泣いた。とてつもなく沁みた。「さすが園長……。説得力半端ないっす」と感動すら覚えたのだ。
(園長は5児の母でもあり、私は彼女をとても信頼している)
楽しいことばっかりではない、キレイごとだけでは済まない子育て。
そりゃそうだろう。正解なんてどこにもないし、そんな簡単にいくはずもない。私は子育てをしながら、親として育てられている。
「もういやや!」となってしまった時には、園長先生のこの言葉を思い出す。そして、「うん、大丈夫。これでいいのだ」とバカボンのパパばりに自分に言い聞かせるようにしている。
そして、肩の力を抜いて。
「頑張ってるね!」と自分で自分をねぎらってあげて、アイスでもむしゃっと食べて。それでもしんどい時は、ママ友と冗談交じりで愚痴りあったりもしながら、楽しく笑って乗り越えていけたら良いな。
思うようにいかなくて当たり前。
これでいいのだ、これでいいのだ。(BY.バカボンのパパ)
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