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デザイン未経験者がGoogle UX Design Professional Certificateはじめました!(1/7)
以前どこかの記事でGoogle UX Design Professional Certificateやります!と宣言していたため、その勉強記録をnoteにしていきます。
非デザイン科の学生が書き殴った勉強記録になります。よろしくお願いいたします。
はじめた理由
主にnoteで多くのデザイナーさんが「受講しました〜!」という投稿を見かけ、皆さん通ってきた道なんだなーと長らく思っていました。
特にSakinoさんの体験記が人気でわかりやすいです。Sakinoさんの記事は全て面白いので是非是非読んでみてください。
Google UX Design Professional Certificateとは
Google UX Design Professional Certificate(以後Google UX Design)は4つのModuleでできたCourseが7つあるという構成になっています。
最初は座学多め(1.と2.あたり)で、Courseが進むうちに段々と実際にデザインを自分で作っていく割合が増えていきます。
Foundations of User Experience (UX) Design
Start the UX Design Process: Empathize, Define, Ideate
Build Wireframes and Low-Fidelity Prototypes
Conduct UX Research and Test Early Concepts
Create High-Fidelity Designs and Prototypes in Figma
Build Dynamic User Interfaces (UI) for Websites
Design a User Experience for Social Good & Prepare for Jobs
教科書的な内容が多く、楽しいいい!という感じではないです。ですがこの用語知ってないと仕事のコミュニケーション取れないよね、という印象です。独学者の私にとってはありがたい内容です。
追加の資料として外部の記事や動画が紹介されていることがありますが、2018年〜2022年あたりのものが多い気がします。
ですがたまに最新の2024年の記事なんかも見かけます。なのでコンテンツの運用が全くされていないということではなさそうです。
YouTubeでも一部公開されていますので、お金を払いたくない、もしくはちょっと見てみたいという方におすすめです。
Foundations of User Experience (UX) Design (1/7)
このnoteでは最初のCourseの「Foundations of User Experience (UX) Design」のみの記録を残します。
それぞれのCourseが長く文量が多くなってしまうのと、今後見返したときにわかりやすくするためです。
注意点として、この記事は私が知らなかった、もしくは学びになった部分のみをピックアップしてご紹介します。
包括的に内容をカバーしている訳ではありません。ご了承よろしくお願いします。
Module1
デザイナーのJob titles
Graphic designers, UX designers, Interaction designers, Visual designers, Motion designersなどのデザイナーが色々いるよ〜と流れるように紹介されます。
そして立て続けにUX researchers, UX writers, UX engineers, UX program managersなどのデザイナーと協業する職種についても紹介されます。
特にProductではなくProduction designersという職種はその時初めて知りました。
定義は以下の通りです。
Make sure first and final designs match in the finished project materials and that the assets are ready to be handed off to the engineering team
Product development life cycle
プロダクトにlife cycleがあることはなんとなく認識していましたが、開発にもフェーズが存在しそれぞれのフェースが何なのかまでは知りませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1716991707210-khu6g3xSpB.png?width=800)
以下の5つのフェーズに分けて考えられるそうです。
Brainstorm
Define
Design
Test
Launch
これもデザイン思考のように、linearではなくて行き来するものだと認識しています。
UX デザイナーのタイプ
3つのデザイナーのタイプgeneralist, specialist, T-shaped が紹介されています。
Generalist :
幅広い業務タイプに責任を持つ。
Specialist :
1つのことのエキスパート。
T-shaped :
複数の領域に専門性を持っているが、ある1つの領域に特出した強みを持つ。
このタイプは特に定義が細かく書かれていましたが、中でも「キャリアの始まりでもデザイナーはT-shapedの気質を持っている」という定義がされており印象的でした。
確かに色々な領域の経験を積むことで自分の適性を見つけていくと思うのでこの説明は理にかなっていると感じました。
Module2
Universal design, inclusive design, equity-focused design
この講義はアクセシビリティを専門にするインタラクションデザイナーの方による、アクセシブルなデザインの3つのカテゴリーについてでした。
Universal design
Inclusive design
Equity-focused design
Universal design
この用語の説明としてOne size fits allと言う言葉が繰り返し使われていました。皆さん聞いたことがあると思います。
Inclusive design
Universal designは全ての個人にとって公平ではないため、公平性を担保するためにInclusive designが必要になります。
Equity-focused design
これは社会の一般的規範から過小評価、または無視されている人々を中心に置いたデザインです。
以下講義の抜粋です。
Equity-focused design takes the idea of inclusive design one step further. It asks designers to focus on designing for groups that have been historically underrepresented or ignored when building products.
The user-centered design process
デザインプロセス鉄板のルールも当時は知りませんでした…
1. understand
2. specify
3. design
4. evaluate
Module3
Design thinkingやDesign sprintなどのフレームワーク
世の中には色々な定義がありますが、Google UXでは以下のようなプロセスだと定義されています。
Empathize
Define
Ideate
Prototype
Test
Module4
Introduction to UX research
ユーザーリサーチは、製品開発のライフサイクルの継続的な部分であり、1.フェーズ3のDesignの前、2.Designの間、3.Designの後に行われる。と説明されています。
Designの前 Foundational research: 製品開発のライフサイクルの最初のフェーズBrainstormに含まれます。
Designの間 Design research: 製品開発のライフサイクルのフェーズ3のDesignに含まれます。
Designの後 Post-launch research: 製品開発のライフサイクルの最後のフェーズ、Launchに含まれます。
そして各リサーチにはそれぞれ以下のようなリサーチ手法があるよ〜と紹介されています。
Foundational research : Interviews, Surveys, Focus groups, Competitive audit, Field studies, Diary studies
Design research:A/B testing, Cafe or guerrilla studies, Card sorting, Intercepts
Post-launch research:A/B testing, Usability studies, Surveys, Logs analysis
良いUXリサーチャーは以下の3つの資質を持っているという定義もありました。
Empathy(共感) is the ability to understand someone else's feelings or thoughts in a situation.
Pragmatism(実用主義) is a practical approach to problem-solving. Pragmatic people are focused on reaching goals.
Collaboration(コラボレーション) is the ability to work with a range of people, personalities, and work styles.
Biases in UX research
様々なバイアスが紹介されています。以下はその例です。
Kinds of biases
Confirmation bias(確証バイアス)
自分の思い込みや願望を強化する情報ばかりに目が行き、そうではない情報は軽視してしまう傾向のことFalse consensus bias
人々が自分の意見や行動が他の人々にも広く共有されていると誤って信じる傾向のことPrimacy bias
最初に得た情報がその後の情報よりも強く記憶に残りやすく、それに基づいて判断が影響を受ける傾向のことRecency bias
最近得た情報が、過去に得た情報よりも強く影響を与え、それに基づいて判断が行われる傾向のことImplicit bias
無意識のうちに特定のグループや個人に対して偏見やステレオタイプを持つ傾向のことSunk cost fallacy(サンクコスト効果)
お金や労力、時間を投資した結果、たとえ今後のコストがメリットを上回っても、同じことを続けてしまう傾向のこと。Sunk costを直訳すると埋没費用という意味
Examples of biases in UX research
UXリサーチでは、確証バイアスを避けるために特定の言葉を使わないようにすることが重要と説明されています。以下のような例が挙げられています。
例えば、オンラインサーベイで「製品をどう使っていますか?」と質問する場面を想像してみてください。あなたはデザイナーとして、人々がどのようにプロダクトを使うかアイデアがあります。そしてそのアイデアを選択肢としてユーザーに提供します。
しかし、ユーザーは実際の体験であるその選択肢以外を選べなくなります。そのためユーザーに自由に回答できるオプションを提供し、選択肢に「その他」を加えることで、より正確なフィードバックを得ることができます。
以上、「Foundations of User Experience (UX) Design (1/7)」での印象的な学びまとめでした〜。
わかりやすさのかけらもないですが、メモ書き程度のレベル感ですのでそういう温度感だとご理解いただきたいと思います。
批判コメントにビクビクする必要がなくなり安心できます🙂↕️
ここまでお読みくださってありがとうございました!
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