株式会社MISO SOUP
船乗りダンサー吉田郁生の推し食材。和歌山の具材感溢れる「おかず味噌」
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船乗りダンサー吉田郁生の推し食材。和歌山の具材感溢れる「おかず味噌」

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普段は秘密にしておきたいお気に入り食材をこっそり教えてくれるプロジェクト『#わたしの推し食材』。
Vo.16は船乗りダンサーの吉田郁生さんです。

フードセレクター紹介

皆さんこんにちは、船乗りダンサーの吉田と申します!
この度、お誘いを受けて記事を投稿させて頂く事になりました。普段、ふるさと和歌山の魅力を広めたいなぁーとは思いつつ中々そんな機会に巡り合わなかったので、張り切って紹介します!

わたしの推し食材

今回、僕からご紹介したい「わたしの推し食材」は、地元和歌山県は御坊市の名産味噌です。
商品名:徑山寺(きんざんじ)味噌
販売者:堀河屋野村

味噌

「船乗り生活で恋しいふるさと日本」

「味噌って、調味料でしょ?」 「どんなに頑張っても味噌は味噌やん、裏方やん?」と侮ることなかれ、この味噌、主役級のウマさなんです。

え?味噌の前にちょっと待て?
船乗りダンサーが引っ掛かって味噌が入ってこない?
ごめんなさい。「肩書は必須で書いてねー」と言われ、自分で勝手に命名したら案外しっくりきたのでサラッと流すところでした、、、、!

要するに、、、

船乗りをしながらダンサーをしてます!!!!!!

味噌1

最近色々と話題になったクルーズ船が僕のメインの職場です。(様々な切取り方の報道があったようですが、船旅は、本当に、本当に、素晴しく人生を豊かにし、国の垣根を取っ払い色んな文化をミックスする大切な手段だと信じています。料金も意外とリーズナブルなので、この騒動が過ぎたら、皆さん、是非!)

仕事を始めると約半年船に住込みながらの勤務になります。航路によって、ひたすらアラスカをグルグルしたり色んな国を転々としたり、船を変え国を変え年間の大半を船上で過ごします。

そして本職の合間に、行く先々の街で人混みを見つけてはスピーカーとチップ箱を路上に置き、ダンスパフォーマンスをしながらその街の人々の生活や音楽、文化にちょっとだけお邪魔させて貰っています。(全国全世界のパフォーマーも今、本当に苦しい時間を過ごしていると思います。こんな時にこそ人生においてエンターテイメントがいかに必要かを痛感します、早くまた色んなエンターテイナー、ストリートパフォーマーが元気に活動出来ますように。僕も早く船に戻り踊りたい!うちで躍ろう、も素敵やけど、やっぱりみちで踊りたい。)

そんな楽しい船乗り生活、断トツで苦しいこと。それは、、、

和食が食べられへんー!!!(切実)
※苦しいこと第2位は、半年間ずーっと相部屋。これは相手によって楽しかったり地獄的にキツかったりします。

色んな国の料理はそれぞれ特徴があって凄く美味しいのですが
メインが肉、ドーン!(鳥豚牛はもちろん、亀肉とかも食べました。意外と美味い)
味付けがマヨネーズ・サルサ・マスタード・ケチャップ、ドバーッ!
の確率が猛烈に高く(僕のチョイスが悪いのかもしれませんがw)
船上で過ごせば過ごすほど和食の偉大さが身に、いや腹に染みます。

そんな和食ロスな日々でつくづく思うのが「出汁、味噌、醤油、最強!」ということです。
特にグルメなわけでもない僕ですが、離れて気付くありがたさというか、「和食のみんな、普段何気なく食べてとってごめんなぁー」という気分になります。

「味噌の‘食感’、ご堪能あれ!」

はい、ということで少し脱線しましたが
そんないきさつから、和食に対するリスペクトと僕なりの地元愛を込めて選んだお味噌!

堀河屋野村さんではオーソドックスな味噌や醤油も作っていらっしゃるのですが(どれも本当に美味しい!)この徑山寺味噌は調味料としてではなく、おかずの一品として堂々と食卓に上がる「おかず味噌」

普通の味噌との最大の違いは、やっぱり具材感!
よく目にする普通の味噌はペースト状ですが、こちらは味噌の素材でもある大麦がしっかりその形を留め、さらに夏の旬野菜である瓜、ナス、生姜などの塩漬けがギッシリ詰まっているので、食感を楽しみながら「舐める」のではなく「食べる」味噌。
(母曰く、夏野菜がいい感じに漬け込まれた秋口が一番旨いそうです。味噌も旬が大切!)

味噌2

味噌そのものの旨味と後から来る香りだけでも充分幸せなんですが、そこに大麦の素材感と野菜漬けの食感が加わる事で、スタメンおかずになっちゃうんです!
変わり種の珍味というよりも、誰もが知ってる「味噌の風味」「漬物の旨味」「大麦の素朴な古き良き田舎感」「発酵食品の芳醇さ」が掛け合わさった究極体。皆に馴染みのある味だけど、他にはない唯一無二の味噌。

船から帰ってきてすぐは半年間本物の和食を禁欲していた反動で、「濃い目の出汁でうどん食べたーい!」とか「味噌汁飲みたーい!」とか、やたらと出汁やら味噌醤油やらを欲しますが、この味噌は、調味料としてではなくダイレクトに味噌を食してる感がたまりません。(マヨラーの皆さんが「マヨネーズ飲みたーい!」ってなるのと近いかも?)

「ほんまもんは、シンプルに食べよう!」

オススメの食べ方は至ってシンプル、キュウリに乗せてガブッッ。
感覚的には「キュウリに味噌をつける」ではなく「味噌を味わいたいが為にキュウリを使う」感じ。

味噌3

多分和歌山の人達は、何百年も前から今でいうところのバーニャカウダをこの徑山寺味噌で自己流に楽しんでいたことでしょう。お洒落やなー。

さらに、こちらも和歌山は美浜町名産の釜揚げしらすとは、永遠に日本酒呑めちゃうくらい最強のコンビになります。
黒潮の通り道和歌山は魚介類が美味しいので、しらすは勿論のこと、太刀魚、スズキなど白身魚料理や焼きアジとの相性も抜群!やっぱりその土地で育まれた食べ物はその土地に合うようになっていくんですねー!

味噌4

※ここで家族の横やりが入り、急に写真がそれっぽくなりましたw

ちなみに、父親のベストチョイスは白ご飯乗っけだそうです。

味噌5

購入はこちら

「家でずーっと居とるから、おかずのレパートリー偏ってきたなー」とか「そういえば、家で呑むとおつまみ乾き物ばっかりやなー」とモヤモヤしてる皆さん!
そんなモヤモヤ打破に、「味噌の本気」体感してみませんか?
堀河屋野村さんのホームページからお取り寄せ出来るので、是非お試しくださいー!

「〜おまけ〜 好きやで、和歌山」

「吉田君ってどこ出身?」「和歌山です!」「あー、きび団子美味しいよねー」「それ、岡山です。」
とか
「ていうか関西弁喋る県なんだーウケるー!」
とか
「あれやろー、人間よりアドベンチャーワールドのパンダの方が身分上なんやろ?ww」
とかとか、何かと悲しい反応をされる‘関西のおまけ’ ‘陸の孤島’ 和歌山ですが

和歌山だって凄いんです!

味噌に関連したところで言うと、醤油の発祥、なんと和歌山県なんです。
先程ご紹介した御坊市と美浜町から程近い由良町に、興国寺というお寺さんがあります。
鎌倉時代、宋に渡ったお坊さんが尺八や徑山寺味噌作りといった文化をこのお寺に伝え、味噌作りで出来る上澄み液を舐めて「これ、旨いやん!」となったのが醤油だったそうです。(興国寺で作られたものの、元々のルーツが中国の「徑山寺」なので「徑山寺味噌」という名前だそうです、歴史って奥が深い。。。)お隣の湯浅町は今でも伝統的な製法を守りながら醤油を作り続けている醤油蔵のまちです。
醤油の蔵と、地元の人の生活感が絶妙に調和した湯浅、街ブラにオススメですよー!あと、興国寺には昔の云われから天狗様が祀られているんですが、天狗堂に一歩踏み入れる瞬間、ちょっとヒヤッとする仕掛けが、、、、気になる方はこちらも是非お参りを!

和歌山には高野山と熊野三山という、一大宗教拠点があった為、特に鎌倉時代から江戸時代にかけて一般参拝者はもちろん天皇やその時代のビッグネーム達も頻繁に紀州和歌山を訪ねていたというハナタカな過去が。(因みに、サッカー日本代表のエンブレムである三本足のヤタガラスは、熊野本宮大社出身!)
その甲斐あってか、県特産のみかん、味噌に醤油、海産物などが海運で上方や江戸に運ばれ重宝されたそうです。
今回紹介した堀河屋野村さんも、元々は海運業を営んでいたのですが、お得意様用に手作りしていた醤油と味噌がやがて本業となっていった、という歴史があるそうです。

つまり、和歌山に味噌が伝わらなければ醤油は出来ず、今の和食は味気なーい感じになっていたかもしれません。(調味料の「さしすせそ」で考えると、味噌+醤油=旨味40%減。)


和歌山県、いや日本人のソウルである醤油。堀河屋野村さんでも「三ツ星醤油」が徑山寺味噌と並ぶ看板商品として製造販売されています。「醤油の本気」も是非お試しあれ!

堀河屋野村
醤油発祥の地といわれる和歌山において、元禄より続く最古の蔵である醤油・味噌の醸造蔵。店舗を構える堀河屋野村店舗兼主屋と第一仕込蔵、第二仕込蔵、作業蔵、土蔵の5棟は、2014年に国登録有形文化財(建造物)に指定されている -Wikipedia

フードセレクターについて
船乗りダンサー 吉田 

和歌山県出身。世界を巡るクルーズ船の船乗り。訪れた先々でダンスパフォーマンスをおこないながら、生活や文化に触れている。


「わたしの推し食材」プロジェクト事務局:
株式会社MISO SOUP 
https://www.misosoup.co.jp/

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