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『踊る大捜査線』に踊った日々

『踊る大捜査線』は97年にフジテレビにて放送、その後2度のドラマスペシャルを経て98年に映画化(THE MOVIE)。映画は全4本製作されました(スピンオフ映画も含めると全6本)。

中学・高校・大学と、青春時代のほとんどの期間、『踊る』にハマっていました。高校1年の時に、湾岸署の外観に使われたビル(「内田洋行潮見オフィス」。現在は「潮見GATE SQUARE」)を見学しましたし、柏木雪乃が日向真奈美と対面するクイーンズスクエアにも行きました。当時は地方に住んでいたので、1日でまとめて巡礼したのを覚えています。極めつけは、室井さんと同じ大学に通うという……。何かの運命を感じました。

なんでこんなにハマったのか…今でもわかりません。中学生に「事件は~現場で起きているんだ!」の本当の意味がわかっていたとは思えませんし。考えられるのは出演者の熱量と脚本の力でしょうかねえ。

私の大学時代には、踊る映画本編の公開が無かったのですが、『交渉人真下正義』『容疑者室井慎次』が公開されました。どちらも映画館で2回ずつ観ましたね。どちらも、制作者の遊び心(隠れ登場人物や他作品へのオマージュなど)を探すのに真剣になっていました。それをもとにブログを書き、トラックバック(懐かしい!)を繰り返しつつ、読者のアクセスを稼いでいました。

そんな感じで10代、20代は「踊る」にハマってきました。今ではほとんど見ることが無くなりましたが、たまに観たくなりますね。ちょっと振り返ってみましょうか。

踊る大捜査線 THE MOVIE(98年公開)

踊るシリーズでは個人的に一番好きな映画。「事件は会議室で起きているんじゃない!現場で起きているんだ!」というセリフはあまりにも有名。「兵隊は犠牲になってもいいのか…」という隠れ名セリフもあります。

この作品は映画館で観ていないんですが、2000年の正月に地上波で放送されたのを観て以降、ハマってしまいました。踊るシリーズにのめり込むきっかけとなった作品です。

音楽がいいですね。本店が引っ越してくるときのシーンと、和久さんが敬礼するシーンが見ものです。

踊る大捜査線 歳末特別警戒スぺシャル(97年)

97年12月30日に放送されたテレビスペシャル版。犯人が刑事課に立てこもり、SATが出動して制圧、という感じのストーリーです。

稲垣吾郎や広末涼子、伊藤英明や仲間由紀恵など、なかなか豪華なキャストであるのも特徴。しかもチョイ役だったりして、なかなか贅沢なドラマに仕上がっています。

このドラマの最後に、踊るの映画化の発表がされたようです。すべてはここから始まったと言っても過言ではありません。

ちなみに特報第2弾はこちら(↑)。なかなか痺れますね。

踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル(98年)

98年10月6日に地上波で放送されたスペシャル。犯人が逃走してしまい、すみれさんに嫌疑の目が向けられる。それを所轄の仲間が協力して助け出す、という感じのストーリーです。

このドラマのエンディングが、上記で紹介したTHE MOVIEに繋がっていく。つまり、映画第一作の前日譚というわけです。そういう意味でも、決して外してはいけないドラマとなっています。

映画の事前プロモーション的な面が強いのか、エンディング曲が映画版のエンディングと同じです。

(↑で視聴できます)

またこのエンディングが良いんですよ! 実はフジテレビから南に進んだあたりで撮影しています。

犯罪撲滅SPのエンディングは、現在の「大江戸温泉物語」南側あたりで撮影されたようです。筆者も現地に行きました。17年前はまだ雰囲気残っていたんですが、現在は駐車場になっているようです。

ほかにも語れることはありますがこのへんで。続きは次回。

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