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なぜセブンイレブンの「n」だけ小文字なのか

普段何気なく利用しているセブンイレブンですが、ロゴをよく見てみると「ELEVEN」のエヌだけ小文字なんですよね。

最近ではセブン&アイのロゴを見ることが多いですが、セブンイレブンの入り口の真上にある看板は、今もなおELEVEnとなっています。

ということで、今回はセブンイレブンの看板の謎です。

はじめは「7-ELEVEN」だった

セブンイレブンの前身は氷小売販売店だったようです。その後、食品なども扱ってほしいという顧客の要望に応える形でコンビニエンスストアの原型ができました。そして、朝7時から夜11時まで毎日営業するチェーンとして、営業時間にちなんで店名を「7-ELEVEN」と変更したというわけです。

なるほど、アメリカで誕生したセブンイレブンは7-ELEVENという表記だったんですね。実際に店舗画像も「ELEVEN」になってます(画像参照)。

セブンイレブン広報に直撃

ではなぜいつの間にかエヌだけ小文字になったのか? 筆者はかつてセブンイレブンの広報に取材したことがあります。その回答が以下です。

理由についてはよくわかっていないというのが現状です。

セブン-イレブンはもともとはアメリカのサウスランド社が始めたコンビニエンスストアです。日本のセブンイレブンも同じロゴを使用しています。ロゴの製作が古い事もあり、どうして「n」が小文字になっているのかは、アメリカでも良くわかっておりません。

「理由についてはよくわかっていない」というのが実情のようです。

単なる文字の羅列は当時の「商標登録基準」では受付不可だった?

しかし、メールには続きがありました。

以上が公式のご返事ですが、以下のような説もございます。

①イメージ・デザイン上の理由で、最後を小文字にすることで「丸み」を帯びたロゴは角張ってなく、親しみが湧くから。

②「単なる数字の羅列」は当時の米国「商標登録基準」では受付不可であったため「意図的に数字ではなく」するため、文法上間違いにするため最後を「n」にすることで、デザインとして登録した。

という説もあります。

①デザイン的に親しみを出すため、②商標上の問題のため、という説もあるようです。実際に問い合わせてみたことで、リアルな情報を得ることができました。

今やアメリカ法人も傘下に

東京都江東区豊洲に1号店ができてから46年。その間、セブンイレブンは、本家アメリカのセブンイレブンをも子会社化しています。筆者もLA滞在時にセブンをよく利用しました。

世界展開を続けるセブン。これからも発展に期待です。

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