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とある経営者の日常

三日ほど出掛けておりました。(2018年9月時点)
三日間の過ごし方を徒然と。

経営者の方達との釣り合宿。

いつも、経営者の方に飛行機から宿泊、釣り船のチャーター、釣り道具まで全てセッティングしていただいて、僕は着替えのみ持参するというパターン。

・今回聞かされていたのは、沖縄にGT(ロウニンアジ)という釣り人の中で憧れと言われるバカでかい魚を釣りに行くということ。

・本島周辺で釣りをすること。

・日程。

この三点のみ。

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那覇空港に降り立ち、チャーターしている船の船長が出迎えにきてくれて、マリーナに直行。

安室ちゃんのラストコンサート会場を通りすぎ、安室ちゃん仕様の市バスなど、見ながら車を走らせる。

途中コンビニで大量の買い出し。

昼過ぎに出港。いきなり移動に二時間。

あれ、本島周辺で釣りをするんじゃないの?と思う。
今飛行機に二時間乗ってきたのにと思いながらひたすら揺られる。

粟国島周辺に着き、釣り開始。
船長が粟国島と言っただけでそれがどこかも僕はあまり分かっていません。

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今まで使ったこと無いデカイ道具で一個一万円を越えるルアーをビビりながら投げる。

糸の太さも普通の釣りとはレベルが違い極太。
そう簡単には切れるものではないのは見て分かる。

もし魚が掛かると魚が重すぎて海に引きずり込まれるかもしれないから、その時は竿ごと離せと言われたが
道具の総額が20万円級なので、離せるわけ無いでしょと心の中で思う。

僕かて釣り人の端くれ、道具見たらわかる。
これ高いやつやんッッ!!
まあ海に落ちても水は死んでないから気持ち良さそうだけど落水するわけにはいかない。

普通にウミヘビ泳いどるの見えるし。

ルアーも相当重いため投げる度に腕がちぎれそうになる。
それをひたすら六時間投げて何もヒット無し。

ラスト三投と言われた時に一緒に行った社長のルアーにGTがヒット。
半端無い引き。

船長が40キロオーバーと叫ぶ。
え、、40キロ!? ちなみにGTの世界記録は沖縄で釣られた80キロらしい。

15分くらい格闘した後、突然糸が切れる。
船内が静まり返る。
船長しょんぼり。

夕日を見ながら帰路に。
一時間半ほど暗闇を走らせる。
港に到着。周りは真っ暗。

ココドコ?
座間味へようこその文字。
座間味!? そこで初めて僕は座間味島に泊まることを知る。
慶良間諸島は行ってみたかった場所だけどまさかこんな形で来ることになるとは。

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民宿に着き、すぐ居酒屋へ。夜中まで泡盛飲みまくる。
そして初日終了。

二日目朝六時半には出港。座間味島観光無し。

島の思い出は居酒屋と四畳半の何もない和室で寝たことのみ。
二日目も朝からひたすらルアー投げ続ける。

近くででっかいカジキマグロが飛び跳ねる。

トビウオがすごい距離を飛んでいく。
鳥魚に改名した方がいい。羽ばたいとるもん。

そして何も釣れない。
12時間投げ続けて腕の筋肉が爆発。
一度もトイレに行ってないことに気づく。
水分取りまくってますが全て汗と共に蒸発。
その量、缶ビール七本と500mlの水のペットボトル6本ほど。

二日目も何も釣れずに終了。

那覇に戻りすぐ居酒屋へ。泡盛飲みまくる。
二時過ぎまで数件はしごで、最後まで泡盛。

数時間寝て、朝空港へ。そして愛知へ。

三ヶ月前にマグロ釣りに久米島に行きましたが、その時もこんな感じでした。

観光は一切なし。
釣りのみ。

後に残ったのは半端無い日焼け。

そんな三日でしたがGT釣りはなかなかチャレンジ出来るものではないので貴重な経験をたくさん積めました。

今僕のからだにある水分の50%は泡盛で出来ていると断言出来ます。
睡眠不足と疲労は他に例えようが無いほどキツい。

でもこれだけハードなことをしたら、仕事がキツくても耐えられる。
仕事も遊びも水準上げてとにかく本気でやれば価値あるものに変わる。

明日からも全開全力でいきまーす☆


この記事はInstagramに2018年9月20日に掲載されたものを元にしています。



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