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「正しいこと」ってなんだろう?

お久しぶりです。
強み診断士のツヨミンです。

ちょっと間が空きましたが、また色々と感じたことを書いていこうかなと思っています。
今までより理論や原理原則ではなく、僕の感性が多くなると思います。

The Next Right Thing(次の正しいこと)

アナと雪の女王2が最近公開になりました。
非常に面白かったので是非観に行って下さい。

その中で、アナが「The Next Right Thing」というタイトルの曲を歌います。

直訳すると「次の正しいこと」という言葉になりますが、日本語版では
「わたしにできること」というタイトルになっています。
暗く落ち込んだ状況から立ち上がる時の曲です。

ネタバレにはならないと思いますが、実は劇中で「正しいことをする」というのが何度も出てきます。
アナと雪の女王2では、正しいことをするから最後はハッピーエンドになるのですが、そもそも「正しいこと」ってなんでしょうか?

正しいは変わる。

正しいというのは、形容詞でありモノの判断です。

形容詞って「大きい・小さい」とか「熱い・冷たい」とか「美しい・醜い」とか「忙しい・暇」とか。
基本的にこれらは全て主観的尺度になります。蟻からすれば象は大きいですが、ブラキオサウルスからすれば象は小さいでしょう。

なので、正しいや間違っているも主観的尺度です。

我々の日常でもよく耳にする「それは正しい」とか「あれば間違っている」とかいう言葉。
それを人に強制したり押し付けてきたりする人もいます。
あるいは、自分で「正しさ」や「間違い」の檻に入って閉じこもっている人もいます。

いずれにしても、正しさは相対的なものであり、常に変わり続けます。

現代日本において殺人は刑法第199条で処罰されます。どんな権力者や有力者でも自分の一存で勝手に殺人を行うことは出来ません。
しかし1000年前の日本(藤原道長の時代)では普通にそういったこともあったでしょう。
今から考えれば非常に馬鹿げた事に感じるかもしれませんが、当時はそれが普通であり正しいことでした。
今、我々の時代の「正しさ」も1000年後から見れば非常に馬鹿げたことであるかもしれません。

また、常識はちょっとした事ですり替わります。
例えば「ひじき」は以前鉄分が非常に豊富な食材だと思われていましたが、2015年の改定でひじきの鉄分含有量はそれまでの9分の1ぐらいしかない事が分かりました。
理由は簡単で、昔の調査ではひじきを「鉄鍋」で煮ていましたが「ステンレス鍋」で煮たことで結果が変わったのです。(鉄鍋の鉄が出てるだけだった)

つい先日に今までの物理の常識が通じない物質が特定されましたが、こんなことはシンギュラリティに向かう中でおそらくもっと多く起きてくるでしょう。

自分の中に正しさを持つ

では、改めて正しさとは何なのか。

僕は、自分が「正しい」と思うことをするしかないと思います。
世間や他人の正しい間違っているは、常に変わり続けます。
でも、どんな世の中になったとしても「その時その時の自分の正しさと向き合い、人生を歩いていく力」があれば、別に何も気にすることはありません。

前述のアナの曲の終盤にも「決めた、自分の心に従う」という歌詞が出てきます。
もう何も迷わない、目の前の正しいことを1つずつやっていこう。

迷ったり傷ついたり悩んだり落ち込んだりした時こそ、まずは自分の心と向き合って、自分の中にある正しさを見つけてあげてください。

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