サイコロきっぷでRomancing佐賀
1回目のサイコロきっぷは餘部。そして2回目も餘部。行き先が被った場合には博多へ変更可能なため、新大阪-博多往復29,500円が5,000円になるという超絶割引がきます。これを利用しない手はないということで、かねてより行きたかった糸島半島を自転車で周遊。
さらには丁度開始された「ロマンシング佐賀2022」のためにそのまま唐津へ抜けての佐賀観光。こういう機会でもなければ佐賀には一生行くことがないのではと思っていただけにサイコロきっぷはジャストタイミングでした。
リアルイベントは最高
■糸島
ヤシの木ブランコ
サイコロきっぷは博多まで。めっちゃ良いよと話だけは聞いていた糸島半島をポタリングしながら佐賀に向かいます。
まずはタイトル写真にもしている海づり公園横のヤシの木ブランコから。これは隣接するレストラン「ざうお」さんの整備した映えスポットなんだとか。糸島は福岡のハワイと呼ばれているそうですがサメのおかげでハリウッド感ましましです。
櫻井二見ヶ浦
お次は半島の逆側へと抜けて二見ヶ浦へ。玄界灘は波が高くて怖さすら感じるくらい。穏やかでボーっと眺められる瀬戸内海とは大違いですね。
糸島で一番有名な観光地の夫婦岩。海に立つ鳥居はどこのものを見ても良い。岩の間のしめ縄は長さ30m、重さにして1トンするんだとか。年に1回の頻度で付け替えをするとのことなので、これを見に行くのも楽しそうです。
芥屋の大門/トトロの森
海岸を走って思ったのはサーファーがめっちゃ多いこと。サーフィンのためには波の高さが必要なので玄界灘は絶好ということなんでしょうね。上手に波乗りできているのを見ると思わず自転車を止めて眺めてしまいました。
芥屋の大門と書いて「けやのおおと」。ここは日本三大玄武洞の1つで、船で洞窟に入れるそうです。豊岡の玄武洞がめちゃくちゃ良かったので見たさはりましたが時間的に断念。
トトロの森を抜けた先にある展望台は景観開けておらず正直微妙でした。展望台は混んでいると10分待ちとかになるのでこれならスルーもありです。
箱島神社
糸島半島をぐるりと回って反対側の根本にある箱島神社。行き方はストリートビューにあるように気を抜けば見落としそうな細道から。
島と陸の間に架かっていた橋が2021年に崩壊し、現在は干潮時のみ渡れるようになっています。到着時も干潮でしたが満潮で海の上に浮かんでいる状態も神秘的で良さそう。こういうマイナーなところに立ち寄れるのがポタリングの醍醐味です。
この後は鳴き砂で有名な姉子の浜や有名な虹の松原を通って唐津へとまっしぐら。虹の松原は松林で暗くて路側帯も狭いうえ車の交通量も多いので、今回のポタリングでここが走っていて一番疲れるポイントでした。
■唐津
高島~唐津城
船が出ているなら行くしかあるまいと何も考えずに高島へ。実はこの島、「祈願すれば宝くじが当たる」と名高い宝当神社があります。お守りを買ってから奥の塩屋神社を抜けて展望台へ行こうと思っていたらなんと登山禁止の張り紙。島に来たら山に登れが自分の中のセオリーなんですが禁止なら仕方ないしイノシシは怖いのでのんびりと島を周回して帰還です。
宝当桟橋から橋を渡って唐津城。別名舞鶴城とも呼ばれ、桜と藤の名所でもあるそう。ひこにゃんのパチモンか?と見間違えるようなゆるキャラがいたりユーリ!!!on ICEとコラボしていたりするのを見つつ最上階へ。虹の松原や高島を一望できる良い景色が眺められます。
旧高取邸
今回の旅行で一番良かったのが旧高取邸。炭鉱王として知られる高取伊好の私邸で近代和風建築が最高of最高。邸内は撮影禁止なので写真は載せれないんですが、光の角度を計算しつくした欄間、一枚板に描かれた杉戸絵、和室に設置されたタイルの洋風暖炉とかこだわりが半端なく、和と洋の混ざり合った建築がめちゃくちゃカッコいい。私邸の屋内に能舞台があるのも非常に珍しいものです。
ここに来るときはぜひ時間の余裕をもって、そしてボランティアの方の解説をじっくりと聞いてください。細部にわたる意匠へのこだわりを隅から隅まで解説してくれます。事業が軌道に乗っていない時期に借金をしてでもこの豪邸を建てたとか、大隈重信をもてなすために有田焼の超美麗なトイレを作ったけど使われなかったとか興味深い話ばかりで、私の場合だと1時間以上滞在してしまいました。
貴重な内部写真が載っているパナソニックのレポートもお勧め。佐賀に来たら絶対に訪れて欲しいスポットNo.1です。
■ロマンシング佐賀
今回の目的はロマ佐賀。唐津駅のロマ佐賀ステーションにはイベント開始翌日の10/9に乗り込みました。ファンがひっきりなしにステーションに訪れてストラップガチャは3日目くらいであっさり品切れ。私は1回引いてシークレットのはにわをもらいました。
それにしてもラッピング列車はテンション上がりますね。ファンの人もそうじゃなさそうな人もパシャパシャ写真撮ってました。冒険ラリーは佐賀県公式のSAGATOCOというアプリを入れてマンホール設置個所を周るんですが結構な距離あります。徒歩だとかなりきついので自転車おススメ。
2021年のサガ風呂イベントもまだ生きていたので時間があれば行きたかったな~。思ったより佐賀は観光地多いです。
■まとめ
最近ゲームは全然しなくなったけどサガは新作が出たらハードとともに絶対に買うものの1つ。佐賀に行く動機を作ってくれて本当にありがたい。
上で書いた以外にも吉野ケ里遺跡、佐賀城跡等々色々行っており、中でも佐賀県立博物館での「建築の建築展」が良かったです。辰野金吾、曽禰達蔵、村野藤吾が全員唐津出身だったのを初めて知りました。唐津マジでヤバイ。
ロマンシングじゃないほうのサガも盛り上がってましたし本土最西北端である波戸岬、名護屋城へのポタリングも絡めてもう一度唐津行きたいですね。
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