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性の多様性🏳️‍🌈

今回は「LGBTQ」をテーマにお話ししたいと思います。
近年は「LGBTQIA+」とも言われ、その概念はとても幅広くなっていますので、以降「性の多様性」「性的指向」などと表現したいと思います。

私は近年の「性の多様性」の話題を聞くたびに思い出すことがあります。
学生時代、友達から「ゲイ(同性愛)」であるとカミングアウトされた事です。
友達はまだカミングアウトする前よく「もし男好きだったらどうする?」と冗談ぽく言ってくることがありました。もともと私は性的指向に偏見がない人間だったため「なんとも思わないよ」と返していました。そしてカミングアウトされました。
彼はきっとゲイなのかもしれないと思っていたので、大きな衝撃とかはなかったのですが、初めて真剣に言われて少しびっくりしました。
彼は色々冗談で話題を出して、私に言っても大丈夫と思ってくれたそうです。
私が心療内科に通っていて、カウンセリングをしていたこともあるかもしれません。

彼が本当に同性愛者であることを知ってから、性のことについていっぱい調べました。
そうすると、性的マイノリティの人が傷つくことは私たちの無意識に近い身近なところで起きていることに気づきました。
例えば、最近は少しずつ減っていますがオネエ芸能人を笑い者にする文化や、「お前ホモじゃん」と冗談で言うような文化です。
オネエ芸能人を笑い者にすることには賛成できませんが、そういった芸能人が人気になることで、世間からの同性愛者への偏見が減った側面もあるとは思っています。

しかし、今でもある意味セクハラ的な言動はいろんなところであると思うし、私の職場でもありました。ある職場の先輩が冗談で年上社員に「クリスマスどう過ごすんですか?女の人と過ごすんですか〜」などと聞いていました。なぜ、この社員さんが女の人が好きと決めつけて発言するのか理解できませんでした。まあ、職場で配られた「LGBTQ」のパンフレットは目を通さず処分するような人でしたから、ある意味納得できましたが。

最近は「LGBT法」のニュースを境に、アレルギーみたいに「性の多様性」を拒否する人も増えてしまったようです。
確かにいわゆる「LGBT法」は問題もあります。しかしだからと言って「性の多様性」を無視したり、「性的少数者」を差別していい理由にはならないです。

私は性的少数者も私も、そしてあなたも、みんな尊重されるべきだと思うのです。
尊重は優先とか優遇とかそんな意味はありません。ただ、ありのままにその人を認めることです。
優しく相手を理解してあげることが、誰もが住みやすい世の中になることにつながると思います。

性の多様性について、私の思い出と考えをお話ししました。それでは👋🏻


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