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「疾走感」の名曲

最近様々なところで「チル」と言う言葉を聞くようになりましたが、音楽に関してもゆったりリラックスできるようなものが目立って来たように思います。

変態紳士クラブyokazeにしても、ヒゲダンのI love..にしても、チルミュージックまで行き来ってはいませんが、ゆったりしたバラード調の曲が、台頭して来ているように思います。

そんな中ですが、私は絶対ハイテンポ主義者なんですよ。

もともとパンクが好きで音楽にハマったという事もあって、とにかく疾走感があってノリが良い曲ってのがすごい好きなんですよ。もちろんゆったりした曲も好きなんですが、結局帰ってくるところは、ハイテンポのノリのいい曲なんですね。

そこで本日は、「疾走感」に焦点を当てて紹介をしていきたいと思います。個人的にお勧めしたい、疾走感のかっこいい曲。今日は3つ紹介いたします。


1.スリーカウント【オレンジスパイニクラブ】


キンモクセイがバズった4人組バンド、オレンジスパイニクラブですが、このスリーカウントがなんで評価されないのかわからないくらい名曲なんですよ。

正直この曲を聴いて、疾走感の紹介をしようと思ったくらい、最近聴いた曲でビビッと来た曲なんですね。なんと言ってもこの曲、ベタベタなんですよ。

というのもドラムは一生、ズンダンズンダンと刻んでるし、展開は早くて、曲も1分半で終わっちゃうんですね。この王道メロコアのような曲の作りに、久々にテンションが上がってしまいましてね、これは是非お勧めしたいと思って上げさせてもらったんですよ。

正直この曲、Apple Musicのオレンジスパイニクラブのランキング最下位の曲です。ですが、元パンクパンドという強みを生かした、とてもかっこいい楽曲になっていますので、是非一度聞いていただきたい一曲です。


2.TAPIOCA【ズーカラデル】


まだ遅く無い次くるバンド、ズーカラデルよりTAPIOCAでございます。

ズーカラデルは今までも何度か紹介して来ておりますが、とにかく外さないバンドなんですね。漂流劇団しかり、アニー然り、夜明けの歌しかり、とにかくどの曲も完成度が高くてかっこいいのがズーカラデルなんですよ。もちろん、疾走感抜群の曲を作らせても、彼らはしっかり芯に当てて来ます。

そんな疾走感に溢れた曲として、ズーカラデルで紹介したいのがこのTAPIOCAなんですよね。「パーパラパラパ」という気の抜けたようなコーラスから入って、ズーカラデルらしい哀愁と、いいところで味を出すベースが混じって、疾走感お洒落さを感じられる、超名曲でございます。

ズーカラデルは本当に捨て曲が無いので、良ければ他の曲も聴いてみてください。きっと帰って来れなくなりますよ。

3.すごい速さ【andymori】


疾走感のある曲を紹介する上で、これを外すわけにはいきません。andymoriの名曲、すごい速さでございます。


きっと世界の終わりもこんな風に味気ない感じなんだろうな。


この諦めの混じった少し暗い歌い出しに象徴される世界観に乗せられた、走り抜ける様なメロディ。本当に美しいんですわ。

その世界観に引き込まれて何度か聞いていくと、各楽器隊のカッコ良すぎるフレーズや、淡々と歌うところから熱が溢れ出す様に叫ぶサビの迫力まで、全てが体の中に染み込んでいって、初見であれば感動して立てなくなるんやないかと思えるくらい、本当に名曲なんですよ。

ちなみに私、当時このMVにも衝撃を受けました。今見てもほっこりする、よく出来たMVになっておりますので、そちらも合わせてみてみて欲しい曲でございます。



ラップチャートに登る様になったことに代表される様に、音楽のブームぐるぐると回っております。

皆さんもこれを機会に、次に来る疾走感ブームを、一緒に待ち望んでいただきたいと思います。

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