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ハリーポッターのクィディッチが昭和のバラエティすぎる

最近友達に勧められて映画のハリーポッターを見てるんですが、あれ面白いですね。だって、友達が呪いを自分にかけちゃって、ナメクジ吐きまくったりしてるんですよ。しかも、宮川大輔ですらキラキラで加工されるところを、モザイクなしで。そんなの笑っちゃうに決まってるじゃないですか。

それでいて、設定も緻密に作りこまれていて、人間関係もそれぞれのキャラが立ってて面白く、ストーリーも先が気になる独特の学園モノ。そりゃ全世界ではやるわけですよね。ピコ太郎の十万倍腑に落ちる、世界的に流行ったコンテンツですよね。


ただ見ていて、ずーっと引っかかってる事があるんですよ。

クィディッチって、ガバガバすぎません?


クィディッチって、ハリーポッターに出てくる魔法の箒を使ったスポーツなんですね。2チームに分かれて、ボールをゴールに入れると10点入り、点数が多い方が勝ちみたいな、そんな感じのルールみたいなんですね。映画でも、片方のチームがボールを入れて10点入り、もう片方のチームがボールを入れて10点入りみたいなシーソーゲームが展開されたりしてるんです。

問題は、このクィディッチのハリーポッターのポジションなんですよ。なんかハリーポッターは、1年生の時に箒の能力を買われてこのクィディッチのチームに入ることになるんですね。その時のポジションが、シーカーって言ってボールとは別の、スニッチっていう猛スピードで飛び回るボールを捕まえるポジションなんです。ただ問題が、このスニッチの点数。


スニッチ、キャッチするだけで150点なんです。

すなわちクィディッチ。
最終問題は、1万点パターンなんです。


調べるとクィディッチって、7人制らしくてスニッチを追いかけるシーカーって各チーム1人らしいんですね。それでいくと、各チームの過半数である6人はずーっと10点のボールを追いかけないといけないんですよ。この人たち何をモチベーションに10点のボールを追っかけるんですか。

だって、150点差さえつかなければいいんですよ?そんなん、だれが初めから真剣に点取りに行くっていうんすか。とりあえず100点取られるまで、ウマ娘のログボもらったりしちゃうに決まってるでしょ。始まった瞬間に、一旦みんなで喫煙所に行くのは絶対のルーティンでしょ。


今ハリーポッターを順番に見ていっていますが、世界観の作りこみ、キャラクター、ストーリーなど、細部にわたってどっぷりと入り込める素晴らしすぎる物語だなぁと思いながら見ております。そりゃ世界的にヒットするわけだと、心から思っております。

ただクィディッチだけは、ルール変更をしてほしいと切に願います。あまりにもほかのプレイヤー達のやりがい搾取が甚だしく、シーカーのための外野という構図がすごすぎて、スクールカーストがえげつないことになってしまいかねません。

これからも僕はハリーポッターに浸りながらも、クィディッチのシーンだけは首をかしげて、話を進めていくことになると思います。

まぁ何より首をかしげたいのは。


マグルクィディッチ

ハリー・ポッター・シリーズのクィディッチを元にした球技がアメリカの学生によって2005年に始められた。7人対7人で対戦するジェンダーフリーな競技であり、プレイヤーは箒を股にはさんで競技場を走る。14名の他、どちらにも属しないsnitch runner(1名)というポジションもある

クィディッチ- wikipedia -


箒を股にはさんで走り回る奇祭みたいなスポーツを、やってる人がいるってところなんですけどね。

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