日記(2024/7/21):サラダチキンを買わずに自分で鶏むね肉を茹でる
1.経緯
ダイエットのために、タンパク質の多く脂質の少ない鶏むね肉を食べています。
一時期は安易にサラダチキンを買って弁当の中に放り込んでいたのです。
これをすると楽なのですが、一つ大きな問題がありました。塩分です。私も血圧が微妙に高いので(85-130)、あんまり塩気のない生活にしたいのですね。
ということで、最近は土日に大人しくスーパーマーケットで単価の安い量の多い(100g65円のところを1kgで650円。これで1週間分の弁当になる)生の鶏むね肉を買い、自宅で茹でて冷凍して弁当に使う、という運用になってきました。
具体的にはどんな風にしてるのかって?
2.では実際にやってみましょう
2.0.前提としている設備・道具
冷凍庫機能付き冷蔵庫
圧力鍋
鶏むね肉が全部乗る程度の大きめの器
蓋に使えるザル
包丁
まな板
2.1.圧力鍋万能説
まず、スーパーマーケットで買った鶏むね肉を、圧力鍋に入れます。
鶏むね肉1kgにつき水1,000cc。
1つの工夫として、鶏むね肉をキャベツで包みます。
鶏むね肉を茹でると、肉汁が出て凝固して、圧力鍋の内側にこびりついてなかなか取れなくて難儀するのですが、これをするとそれは3割未満に減り、洗う時にたいへん楽になります。
おそらく塩を振って、肉汁を追い出せるだけ追い出してから茹でた方が、圧力鍋の汚れは減るのかもしれませんが、塩分を減らしたいので今回はやってません。
(それとも、肉汁を追い出したら水洗いして塩気を落とせばいいのか?)
蓋をして弱火なり中火なりで茹でます。
そのうち錘がクルクル回転しだすので、そうなったら火を止めます。(シュンシュン音がしだしてから、とか、ピンが立ったら、とかでは早すぎるとのことです)
そして、中まで火が通るように、30分放置します。(鶏肉はちゃんと火を入れないといくつかの食中毒の元になり、しばしば重い後遺症も残ります。だからこの工程は省略できません)
30分後、こんな風になります。いい茹で具合。
それに肉汁の凝固も想像よりはるかに少ない。いい傾向だ。
せっかく取れたこの鶏スープは、後でいろいろ活用が可能です。気合があれば活用したり、粗熱を取ってから冷蔵庫で保存しましょう。
2.2.粗熱を取る
さて、今はとにかく、茹で上がった鶏むね肉です。
ザルを被せて虫がつかないようにして、30分粗熱を取ります(30分だとややヌルかったので1時間の方がよいかも)
2.3.冷凍保存
包丁とまな板を使い、食べやすいサイズに切ります。(手で毟ってもそんなもんだとは思いますが)
大事な点として、鶏皮は剥がして別に取っております。脂肪が多く、太るので、ダイエット目的ならこれを食べたら台無しになるからです。例えば家族が欲しがったら差し上げましょう。(無茶苦茶言ってるなこいつ)
そして、冷凍庫に入れ、冷凍保存します。これでおそらく1週間保つはずです。
弁当を作る際には、朝そのまま取り出して必要な量を弁当箱に詰めて、昼までに自然解凍させれば問題なく行けます。
3.おまけ・鶏スープ活用術(今までの話は一体何だったんだ)
さて、鶏スープの方には様々な活用法がありますが、今回はこれをやってみましょう。
とろけたキャベツの浮かぶ、うっすらとした黄金色の鶏スープ。
うん。上品な味わいですね。強さはない分、しみじみと味わって美味しいタイプの味です。
ここに…
中華麺をブチ込み…
3分間茹でます!
(…マジかこいつ)
今回は鶏スープを味わうため、粉末スープを使いません。(後で試しに入れたら、鶏スープの旨味が吹き飛んでしまったので、鶏スープを楽しみたいなら粉末スープはオススメはしません)
美味い!
4.課題
しかし、この鶏スープは鶏皮由来の脂肪が入ってるはずで…うーむ。
鶏皮は生のまま剥いで別に調理するか?
やるとしたらどうやって?
まあここは宿題ですね。
宿題としては、とりあえず以下の2つがありそうです。
肉汁由来の蛋白質の圧力鍋内側へのこびりつきをどう減らすか
鶏皮由来の脂肪を鶏むね肉と鶏スープになるべく持ち込まないためにはどうするか
まあ、とりあえず鶏むね肉は茹で上がったし、あと1週間保つし、細かいことはまた来週考えましょう。
それでは、ダイエット中の皆様、よいダイエットライフを!
(以上です)
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