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「Happy Hour」

2020年に観た記録。
振り返っていないままここに📝

4人の女性たちが直面するそれぞれの人生の岐路

30代も後半を迎えた、あかり、桜子、芙美、純の4人は、なんでも話せる親友同士だと思っていた。純の秘密を知るまでは……。中学生の息子がいる桜子は、多忙な夫を支えながら家庭を守る平凡な暮らしにどこか寂しさを感じていた。編集者である夫をもつ芙美もまた、真に向き合うことのできないうわべだけ良好な夫婦関係に言い知れぬ不安を覚えていた。あかりはバツイチ独身の看護師。できの悪い後輩に手を焼きながら多忙な日々を過ごし、病院で知り合った男性からアプローチを受けるも今は恋愛をする気になれずにいる。
 
純の現状を思わぬかたちで知った彼女たちの動揺は、いつしか自身の人生をも大きく動かすきっかけとなっていく。つかの間の慰めに4人は有馬温泉へ旅行に出かけ楽しい時を過ごすが、純の秘めた決意を3人は知る由もなかった。やがてくる長い夜に彼女たちは問いかける。
—私は本当になりたかった私なの?


始めは、友人間や家族間での距離感がみんなぎこちない気がして、絶妙な距離感だなと思っていました。みんなそんなに演技経験はないのかな。そう見せていたのかな。各々の現実と重なるところを含めて作っているのかな、それっておもしろいな。と思いました。

それぞれの人物に感情移入もしないし、愛着は湧かなかったけど、変な人たちだなぁ、人って変だなぁ、おもしろいなぁと。

のぞいている感じで見ていたと思います。実際にここに関わりたくはないんだけど、でも外から見たら似たようなもんなのかなぁとも思いました。

人との理不尽とか親子間の思わぬ残酷さとか、いろんなものが詰まっていました。

なんだか、大人…でも、大人なようで大人じゃない。なんだろうね。

終わりに近づくと、だんだん彼女ら、彼らがどんな人物なのかもっと知りたくなった。

直接全部見せずに、会話でなんとなく展開がわかったり、見せていた日常が会話だけで見えたりするのが好きでした。

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