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【イントランス】当社グループの決算情報(2024年3月期第1四半期)をご説明します
今回は、イントランスの2024年3月期第1四半期の決算についてご紹介させていただきます。
前回までは、当社の事業概要や戦略についてご紹介させていただきましたが、直近で2024年3月期第1四半期の決算を公表しましたので、詳細の説明を踏まえてご説明させて頂きます。
1.連結決算トピックス
2024年3月期第1四半期においては、当社が注力するホテル運営事業において、少しだけ進展がありました。
前連結会計年度においては、当社グループのホテル運営数は1社のみでしたが、当第1四半期より運営ホテル件数は3件となりました。
それら施設のうち、2施設を世界的なホテルブランドである「バンヤンツリー」のブランドとして、それぞれ新規オープン及びリニューアルオープンしています。
また、不動産事業やハーブガーデン運営事業においては、おおむね横ばいではありますが、堅調に推移しました。
その他、2023年4月にて、今後の事業推進のため、CBと新株予約権による資金調達を行っております。
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2.連結決算ハイライト
当社グループの2024年3月期 第1四半期の連結決算は、以下の資料のように、前年同期と比較すると、売上は74.4%増と伸長したものの、営業損益、経常損益、親会社に帰属する当期純損益については、前年同期比で改善はしつつあるものの、未だ赤字の状態であり、今後黒字化を目指すためには、より一層の事業推進を行う必要があります。
また、セグメント別の概況を見て頂くと、①不動産事業と②ハーブガーデン運営事業が黒字、③ホテル運営事業と④その他事業(インバウンド送客事業、ホテル投資ファンド事業)が赤字の状態にあり、当社が注力している③と④の事業において、より一層の収益改善が必要となります。
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3.事業セグメント別概況
(1)不動産事業
ここから、各事業セグメントの概況をご説明してまいります。
まず最初に不動産事業から見てまいりますと、売上高はプロパティマネジメント事業による収益が主でありますが、前年同期比で2.6%減となりました。
しかしながら、これまで長期未収入金として貸倒損失として計上していた未収入金が第1四半期終了後に回収されたため、これら貸倒損失の戻入れを行い、これに伴う販売管理費の減少により、営業利益は大幅増加となりました。
これは、通常の事業収益と異なり、一過性の事象であるため、当該事業の運営状況が改善しているわけではありませんが、当社の収益には一定の貢献をすることとなりました。
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また、当該事業の今後の活動の重要なポイントとしては、当社グループが進めているホテル投資ファンドの組成、ホテル投資ファンドによるホテル購入、そして、当社グループによるホテル運営というプロセスにおいて、不動産売買仲介やプロパティーマネジメントを確実に受託し、当該事業における収益を拡大させることにあります。
(2)ホテル運営事業
ホテル運営事業については、売上高は前年同期比で大きな伸びとなっておりますが、営業利益は未だ赤字の状態であります。
当該事業は、当社グループが最も注力する事業であり、いかにこのセグメントを事業拡大させることができるかどうかが、当社グループの今後の成長に係わってまいります。
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そのため、当社グループとしては、今後の展開として、現在「その他事業」に区分されている、「ホテル投資ファンド事業」と「インバウンド送客事業」を推進し、当社グループによる運営ホテル数の増加と、中華圏からの国内送客を進め、ホテル運営事業における収益を拡大するための活動に邁進します。
(3)ハーブガーデン運営事業
ハーブガーデン運営事業では、売上高は前年同期比で減少しました。
これは、前年同期ではコロナ禍による近距離お出かけ需要が伸びたことによりハーブガーデン来場者数が好調であったのですが、当第1四半期においてはコロナ収束により旅行需要が拡大する一方、近距離お出かけ需要が減少したことが大きく影響しています。
また、営業利益については、前年同期比で微増となっていますが、これはハーブ商品の卸売販売が好調であったことが寄与しました。
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このため、当該事業においては、ハーブ生産の拡大を目指すとともに、ハーブ商品の卸売販売の拡大へ向け、事業を強化してまいります。
また、減少しているハーブガーデン来場者数の再拡大を図るため、SNS等を活用したマーケティングの強化を行い、来場者数の増加を推進してまいります。
当社グループの2024年3月期第1四半期の決算情報のご説明は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後とも、イントランスをよろしくお願いいたします。
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